http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/550.html
Tweet |
日米安保条約体制のもとで、普天間基地返還(使用停止)と辺野古新基地建設中止の二つの問題をともに解決するのは難関である。
辺野古の新基地建設は防げても普天間基地が固定化されてしまうから、政治(中央と沖縄)が揃って辺野古断念という判断を下すことはできないし、辺野古埋め立てに関して司法に判断を仰ぐこともできない。(あり得ることだが、埋め立て(建設)やむなしの判決が確定してしまえば、中央政府は辺野古に基地建設を進めるしかなくなる)
日本国憲法の上位に日米安全保障条約が厳然と存在する従属国日本は、安倍首相の祖父である岸信介氏が改定で可能にした日米安保条約破棄を実現できるような政治状況が生まれない限り、「辺野古に移設」・「辺野古の新基地建設反対」という意見の対立が根深く厳しいものであることを米国支配層に見せつけ続けるしかないのである。
哀しい現実だが、そうやって時間を稼ぎながら、ごまかしてでも普天間基地の使用停止をなんとか先行的に実現し、世界及びアジアの政治情勢が変化するなかで米国支配層が沖縄に海兵隊の基地は不要と判断するのを待つしかない。
第9条を含む憲法の改正は上位にある日米安保条約の破棄後に目指すべきであり、今は空念仏に堕している護憲派の“願い”も、日米安保条約の破棄でようやく現実化できる。
※ 関連投稿
「翁長さん、安倍さん、猿芝居をぎりぎりまで続けてください」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/401.html
「「日米同盟『形骸化』は止まらない」って大いに結構なことじゃないの、天木さん。」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/288.html
============================================================================================================================
名護市長“計画断念を” 防衛相“変更せず”[NHK]
5月25日 21時08分
中谷防衛大臣は沖縄県名護市の稲嶺市長と会談し、稲嶺市長がアメリカ軍普天間基地の移設計画を断念するよう求める決議文を手渡したのに対し、移設が唯一の解決策だとして計画を変更する考えはないことを重ねて示しました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡って、政府と沖縄県の対立が続くなか、今月17日に那覇市で沖縄県の翁長知事らも参加した大規模な集会が開かれ、移設の断念を求める決議を採択しました。
これに関連して25日、集会の共同代表を務めた名護市の稲嶺市長らが防衛省を訪れ、中谷防衛大臣と会談しました。
そして、稲嶺市長は大会で採択した決議文を手渡し、「私たちは計画の白紙撤回をずっと求めており、沖縄県民の思いを真摯(しんし)に受け止めてほしい」と述べました。
これに対し、中谷大臣は「普天間基地の一日も早い返還に取り組みたいと思っており、東アジアの安全保障環境も踏まえると辺野古への移設が唯一の解決策だ。地元の方々には一層のご理解を求めていきたい」と述べ、計画を変更する考えはないことを重ねて示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150525/k10010091571000.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK185掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。