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敵側の中国に関わっていると、大きなツケを払うことになる
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2015-05-22 ダークネスDUA
オバマ大統領は中東の親米国家が次々と崩壊していくのに対して何もできず、さらにイランとも戦争せず、イラクのアサド政権を積極崩壊させることもできなかった。
その上、2013年9月10日にオバマ大統領は「世界の警察官をやめる」と言い出した。
これを見たロシアと中国は「もうアメリカは衰退して何もできないので、自分たちが何をしてもいい」と考えた。ロシアはウクライナを侵攻し、中国は南沙諸島の領有権を主張して、勝手に埋め立て工事を始めるという挙に出ている。
2015年5月17日、アメリカのケリー国務長官は南沙諸島の岩礁埋め立てに「懸念を示している」と述べたところ、「広い太平洋は二大国収容できる空間だ」と答えたという。
さらに2015年5月20日、中国はアメリカ海軍の偵察機に「今すぐ立ち去れ」と8度に渡って警告している。
「アジアの安全はアジア人自身が守る」という習近平の発言と、「広い太平洋は二大国収容できる空間だ」という言葉を合わせると中国が考えていることが見えてくる。
■中国は自分たちが世界の覇権を握ろうとしている
「アメリカはアジアから立ち去れ。これから太平洋の西側は中国が支配する」
これが中国の本音であることが分かる。現在、アメリカはアジアに覇権を持っているが、中国はこれを根こそぎ自分たちのものにしようと考えているということになる。
もちろん、中国が狙っているのはアジアだけではない。無能なオバマ大統領の隙を狙って、中国はアフリカも南米も金をばらまいて着々と自分たちの陣営に引き込んでアメリカを追い出している。
中国はアメリカの覇権をひっくり返して、自分たちが世界の覇権を握ろうとしている。
最近、やっとオバマ大統領は「このままでは中国にしてやられる」と気付いた。
中国は紛れもなく世界からアメリカの影響力を排除して、次に自分たちがそこに居座ろうとしている。このままいけば、日本も中国の支配下に入ってしまうのは明白だ。
AIIB(アジアインフラ投資銀行)によってドルに挑戦しようとする中国の姿に、アメリカはやっと中国が「自分たちの敵である」と認識できるようになった。
AIIBによって中国はドル通貨基軸体制に挑戦しようとしている。ドルはアメリカにとって世界支配の根幹であり、これに挑戦する国は決して許されない。
2015年に入ってからアメリカの方針は明確に中国敵視、日本重視へと変化した。
■中国は、すでにアメリカと決定的に対立した
オバマ大統領が中国になびいていたのは、中国が経済的に大きな市場であり、中国の市場に食い込むとアメリカの多国籍企業が儲かるからである。
しかし、中国は市場を開放せず、外資を利用しては追い出し、さらに軍事的に対抗するようになってきた。これは、アメリカが求めていた姿ではない。
アメリカは朝鮮戦争やベトナム戦争で自国民の犠牲を払いながら、アジアの覇権を維持してきた。中国が台頭したからと言って、アメリカは素直に中国の覇権を許すはずがない。
この現実の中で、アメリカはやっと日本を重要な同盟国として認め、中国に侵食されつつあったキューバと国交正常化に動き、慌ただしく戦略変更を行っている。
2015年3月18日のミシェル夫人の来日、2015年4月29日の安倍晋三首相による米議会での演説は、そうしたアメリカの戦略変更の中で行われてきたものだ。
2015年のアメリカの戦略変更は、戦争や紛争の勃発といった派手な「事件」を伴っていない。また、アメリカ自身が「戦略を変えた」と宣言したわけでもない。そのため、この重要な変化は気付きにくい。
しかし、このアメリカの中国に対する見方の変化は今後の世界の動きを見る上で、重要な転換であると言える。
中国はすでにアメリカと決定的に対立したのだ。
この対立構造は、中国の軍事的拡張がもたらしたというよりも、AIIBによる経済的対立がもたらしたものであるという点がポイントだ。
アメリカが世界に覇権を持っているというのは何を意味しているのか。それは、全世界にドル通貨基軸体制を受け入れさせているということだ。ドルこそがアメリカの生命である。
このドルに対する挑戦は絶対に許さないというアメリカの強い意思があり、ドル支配に対抗する国は、それがどこの国であろうと、アメリカの敵なのである。
■日米の巨大な敵としての中国の存在が明確になる
中国は反日の国である。2012年には大規模な反日暴動が中国国内で吹き荒れたが、この反日暴動によって日本企業は焼き討ちされ、略奪された。
それまで「中国市場に乗り遅れるな」と言われていたが、中国という国が日本人にとって大きなリスクであることがやっと日本人の多くが知るようになった。
その中国は、日本の領土をも侵略しようと画策している。
それは尖閣諸島や沖縄の動きを見ても分かる。中国は日本の領土を狙っている。2012年から、中国はその野望を隠そうともしなくなっている。
アメリカにとって中国は敵となったが、日本にとっても中国が敵となっている。こうした事実は、ここ数年来の動きでよく分かったはずだ。
今後、日米の巨大な敵としての中国の存在は、ますます明確になってくる。そのため、日本国内でも誰が日本人の味方で、誰が日本人の敵なのかが、はっきりと見えてくるようになる。
「敵がはっきり見える」というのは、日本や日本人にとってはいいことだ。日本は「問題の原因」をつかんだら、どんなに長い時間をかけてもそれに対処するようになるからだ。
つまり、中国が「問題」であると認識したら、日本や日本人は全力でその「問題」を処理するようになる。
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