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http://31634308.at.webry.info/201505/article_23.html
2015/05/23 22:36
安倍首相は、先日の岡田民主党代表との質疑で、戦時において自衛隊の機雷掃海を例外的に認める。しかし、武力を行使する派兵は、新3要件の必要最小限の実力行使を超えるため、一般的には認められないと答弁した。
しかし、女房役の菅官房長官は、首相の言ったことを否定し、新3要件に当てはまれば機雷掃海以外でも他国領土で戦闘出来ると述べた。これは明らかに、政府内で、この最も重要な条件論の整合が全く取れていないということである。閣議決定して国会に提出した法案である。それが、政府内で全く異なる見解を述べているのであり、これでは、国会、国民は政府が何を意図して何を行うのかの基本概念、基本条件が全くわからない。自衛隊員の命が掛っているのに、どれほどいい加減であるかがわかる。これからの国会審議が楽しみである。矛盾点が次々と出て来るだろう。
そのいい加減さは、戦後、日本が戦争を終わらせるために無条件降伏した時のポツダム宣言を、戦後70年の日本国の談話をまとめる総理が読んだこともないというところにも表れている。世界は驚いただろう。その宣言を読んだこともないから、今のような戦争法案を出せるのである。日本が許しを乞うて無条件降伏した時の約束をしらないのだ。
自分では大したことをやっていると思っているが、まともな人間から見れば、本当に頭が悪いとしかいいようがない。
官房長官は「可能」 他国で戦闘 首相と食い違い
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015052302000120.html?ref=rank
2015年5月23日 朝刊
菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十二日の記者会見で、他国を武力で守る集団的自衛権について、昨年閣議決定した「武力行使の新三要件」に当てはまれば、戦時の機雷掃海以外でも、自衛隊が他国領土で戦闘できるとの考えを示した。
安倍晋三首相は二十日の党首討論で、機雷掃海は例外だと強調した上で、武力行使させる海外派兵は新三要件の必要最小限度の実力行使を超えるため「一般に認められていない」と説明。民主党の岡田克也代表は「法文のどこを見てもそんなことは書いていない。間違っている」と批判していた。
菅氏は、他国領域で機雷掃海以外の集団的自衛権行使はあり得るのか問われ、「新三要件に該当するなら、憲法上の理論としては許されないわけではない」と述べた。具体例については言及を避けた。
中谷元・防衛相も記者会見で、新三要件に当てはまれば他国の領土、領海、領空でも武力行使できると指摘した。
三要件は、必要最小限度の実力行使のほか、▽国の存立が脅かされる明白な危険がある▽国民を守るために他に適当な手段がない−などと規定されている。
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