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「「橋下市長が戦っていた相手は、良識ある市民だったと思います。」山本太郎氏インタビュー:岩上安身氏」
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2015/5/21 晴耕雨読
https://twitter.com/iwakamiyasumi
5月19日(火)「岩上安身による山本太郎参議院議員インタビュー」の模様を実況します。
小沢一郎氏との合流から、TPP、集団的自衛権、辺野古新基地建設など、様々な政策について、山本議員にお話をお聞きします。@iwakamiyasumi
岩上「本日は、『生活の党と山本太郎となかまたち』共同代表の山本太郎参議院議員にお話をうかがいます。山本太郎さんにインタビューをするのは久しぶりです。今年、生活の党に合流しましたが、これはどういう経緯があったのでしょうか」
山本氏「生活の党が政党要件を満たせなくなり、プラス1を探していました。そこで、私に声がかかったんだと思います。生活の党と山本太郎の共通項として、被曝の問題で合致している、と思いました。被曝について政策の中に入れているのは、生活の党だけでした」
山本氏「1年半無所属で議員をやってきて、やれることとやれないことがはっきりしました。無所属およびミニ政党の所属議員は、国会で干されている状態です。しかし、安倍政権のやっていることを見ると、いつまでも無所属でいいわけではない、と思いました」
山本氏「自分が発言できる場を確保するために、政党に属してテレビに出る必要があると思いました。そういう意味で、公党の共同代表であれば、無視されないだろうと思いました。それでも、生活の党は無視されていますけど」
山本氏「小沢一郎さんは、判断をくだすまでに時間がかからない人です。スピードがむちゃくちゃ速い。先日、趣味であるという囲碁の話をしましたが、普通の人が2時間かかるところを、1時間で打つそうです」
山本氏「私のほうから、小沢さんに『共同代表になりたい』と言いました。すると小沢さんは『俺は構わないよ』と、非常に速い返答でした。『この方はさすがだな』と思いましたね」
山本氏「党名に関しては3パターン用意していました。1つ目は、無所属色を強めたもの。2つ目は『一郎・太郎』。3つ目が『生活の党と山本太郎となかまたち』でした。これも小沢代表が『いいじゃないか』と即決でした」
岩上「ぎくしゃくした部分はありませんか?」
山本氏「それはありません。ただ、無所属の時よりも忙しくなりました。委員会や調査会に4つ所属していますので。少し、動きが鈍っている部分もあるかと思います」
岩上「今年の山本太郎議員の動きを振り返っていきたいと思います。イスラム国による邦人人質事件に関するテロ非難決議で、退席をしましたね」
山本氏「まずやるべきことは、ISがどういう経緯で生まれたのかを解明することだと思いました」
岩上「党内部で諮って、一致して退席しようという流れにはならなかったのですか?」
山本氏「小沢一郎さんからすると、きたるべき野党再編のことを考えていたのだと思います」
山本氏「先日、私の事務室に98歳くらいの方がいらして、治安維持法で連れて行かれて拷問された時のエピソードを話されていました。『若い人、頑張ってくれ』ということを言いにいらっしゃいました。高校の美術部で、プロレタリア美術を描いた、と」
岩上「今回、イエメンで日本人が取り残されていて、中国の艦船が救出する、ということがありました。このことを、どこも報じていません。米軍もすぐに撤退して、自国民の救出をしませんでした。他方、ロシアは米国民を含めて1700人を救出しました」
岩上「先日の会見でも、安倍総理は米国艦船による邦人救出のケースについて話しました。しかし、今回のイエメンのケースを見ていると、これは嘘だと言わざるを得ません。山本さんには、この件を、是非、質問主意書で質問してほしいと思います」
岩上「次に、NHKの『日曜討論』に出られましたね」
山本氏「最初は、呼ばなかったんですよ。それは『おかしい』ということで、NHKに抗議しました。私はかつて、仕事の半分はNHKだったんですけどね。トップランナーもやりました」
岩上「この日曜討論で、『安倍総理はオリンピックを招致するためにアンダーコントロールという嘘をついた』などといった発言をされました」
山本氏「福島第一原発ではダダ漏れで、何もブロックできている状態にはありません」
岩上「国会で、原発や放射能に関して突き上げる議員は少なくなっているんでしょうか」
山本氏「私ひとり浮いている状態ですね。自民党の議員さんは、私の話に対して笑っているような状態ですね」
岩上「少子高齢化について」
山本氏「まず、最低賃金をあげること。それから、子供が教育を受けられるように奨学金を充実すること。最後が、若い世代への住宅の供給です。しかし官房長官は、『最終的に自助自立』だということでした」
岩上「大阪都構想について、住民投票で『ノー』という結果が出ました」
山本氏「率直に『あーよかった』、と思いました。橋下さんが残るかどうかで、政界再編の構図も変わってきますから。1人区を奪還するためにも、野党の協力は絶対に必要です」
山本氏「既得権益をぶっ壊す、と言っていましたが、橋下市長が戦っていた相手は、大企業ではなくて、良識ある市民だったと思います。大飯原発の再稼働でも、最後まで貫けませんでした」
岩上「自民党と共産党が共闘したことについてはどうでしたか」
山本氏「良識のある人は、自民党の中にもいることが分かりました。しかし国政レベルになると、党議拘束もあるので、必ずしもそうはならない部分があるのだと思います」
岩上「統一地方選で、びっくりするくらい若い方がたくさん当選しました3.11を契機に、政治意識に目覚めた方が多い。ホップ、ステップなくジャンプした方が出てきました」
山本氏「若い人も、時間をかければ出来ると思います。しかし、時間がないのが現実」
山本氏「統一地方選の前半では、推薦を出した人はボロ負けでした。1勝10敗くらい。山本太郎の選挙も三宅洋平の選挙も、雰囲気だけで本番に出るような人を生んだ側面があると思います。演説をやるだけでなく、実際に話しかけないと意味がない」
岩上「小沢さんと組むことで、これからの選挙活動に変化はありますか?」
山本氏「生活の党の組織としては、もう小さいものしか残っていません。他の政党が持っているような全国的組織はありません」
山本氏「次の参議院選挙をどう戦うか、という問題があります。野党再編の流れになった時、生活の党に山本太郎が邪魔になるという可能性もあります。様々な可能性を考えていますが、自分のポリシーは変えたくはありません」
岩上「TPPについてどのように考えていますか」
山本氏「原発の事故が起きて、最初は被曝の問題をやっていましたが、市民の皆さんがTPPの問題について気づかせてくれました。山田正彦さんや鈴木宣弘さんに会うなかで、TPPの深刻さが分かりました」
山本氏「前回の選挙では、『とりあえず自民以外で』という呼びかけをしました。そのことで今、『維新を応援した』『民主を応援した』ということを言われます。橋下徹市長が辞める、ということが明らかになったことで、野党再編がスムーズになるのでは」
以上で「岩上安身による山本太郎参議院議員インタビュー」の実況を終了します。
動画アーカイブは準備が整い次第、IWJのトップページにアップします。
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