http://www.asyura2.com/15/senkyo185/msg/334.html
Tweet |
森元首相と新国立競技場イメージ図(右・日本スポーツ振興センター提供)
新国立競技場「開閉式屋根」先送り招いた森会長のズサン計画
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159984
2015年5月21日 日刊ゲンダイ
「今ごろ言うなよ」である。下村文科大臣が新国立競技場(東京・新宿区)の計画見直しを明らかにした。下村は18日に舛添都知事と会談。開閉式屋根を先送りにし、座席8万のうち1万5000席を仮設スタンドにすると伝えた上で、都に約500億円の費用負担を要請した。「カネが足りない。出してくれ〜」とはみっともない話ではないか。
新国立競技場はいわくつきの物件だ。もともとは2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)の決勝・準決勝戦を開催するために企画され、そこに20年の東京五輪が乗っかった。その建設費がすごい。
当初は1300億円だった見積もりがあっと言う間に3000億円に膨らんだ。昨年5月には規模を2割縮小する方針を決め、現在公表されている建設費は1625億円だが、この金額で完成できるか怪しいものだ。旧国立競技場の解体作業が5カ月遅れるトラブルなどもあり、開閉式屋根がW杯にも五輪にも間に合わないというわけだ。一体、誰に責任があるのか。
「森喜朗元首相に決まってるじゃないですか」とこぶしを振り上げるのはスポーツジャーナリストの谷口源太郎氏だ。
「日本ラグビーフットボール協会会長の森氏がイケイケで推進したプロジェクトです。ラグビー人口が減っているのに、日本は金持ちだからいいじゃないかとばかりW杯を招致して大規模な建て替えを進め、さらに五輪の主会場にすればいいと建設を正当化してきた。その実態は具体的なプランに乏しいドンブリ勘定。この森氏を日本スポーツ振興センター(JSC)と森氏のテカの下村氏がサポートし、一緒にやってきたのです。だけど、さすがの森氏も焦ってきた。そこで下村氏を使ってカネの無心をさせたのでしょう」
もっとも、舛添知事は「500億という数字の根拠は全く理解できない」と資金提供に及び腰だ。
「果たして新国立競技場が完成するかも分からないような状況です。こうなったのは読売と朝日がスポーツ利権に取り込まれ、建設の問題点をあまり報じなかったから。そのため国民もはっきりしたことを知らされず、政治家やJSCのやりたい放題を許してしまった。なんだか太平洋戦争に似ています」(スポーツ評論家の玉木正之氏)
森喜朗の顔が東条英機に見えてくる。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK185掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。