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民主党「存立危機事態」との揶揄も 安保法案、野党の足並みに乱れ
http://www.sankei.com/politics/news/150516/plt1505160003-n1.html
後半国会最大の焦点である安全保障関連法案が衆院に提出された15日、野党の足並みはさっそく乱れた。「十分な審議」の要求ではおおむね一致するものの、同日の与野党国対委員長会談では、法案への賛否に加え特別委員会の設置の有無の主張も分かれた。野党第一党の民主党は野党共闘を主導したい考えだが、満を持した国会論戦でも与党ペースで審議が進む公算が大きい。(山本雄史)
与野党が対(たい)峙(じ)するはずの15日の国対委員長会談は、皮肉にも野党間の立場の違いが浮き彫りとなった。
口火を切った民主党の高木義明氏は、自民党の佐藤勉氏が審議時間の目安を「80時間」と発言したことに抗議し、撤回を要求。安倍晋三首相が米議会演説で「夏までに成就させる」と述べたことにも反発し、与党が提案した21日の審議入りに反対した。
維新の党の馬場伸幸氏も民主党と同様に十分な審議を要求。ただ維新は法案の修正協議に前向きで、馬場氏はあからさまな政府・与党批判を口にしなかった。
民主党以上に強硬なのは共産党で、穀田恵二氏は特別委の設置自体に反対。しかし法案に反対する社民党と「生活の党と山本太郎となかまたち」は、いずれも衆院議員が2人で特別委へ委員を送る資格がなく、会談では審議参加を求めた。
民主、維新、共産、社民、生活の5党はこれに先立ち野党国対委員長会談を開き、足並みを一定程度そろえた。ところが、次世代の党と新党改革は与野党会談で、法案に全面的に賛同する立場を表明。参院議員のみの「日本を元気にする会」は早期の審議入りと特別委の設置に賛成した。
民主党の岡田克也代表は15日の記者会見で「野党がすべて共闘できることにはならないかもしれない」と釈明。「維新とは歩調が合うようにしたい」と共闘に意欲を見せたが、先行きは見通せないままだ。
民主党は特別委の委員にリベラル系の辻元清美政調会長代理、保守系の長島昭久元防衛副大臣らを内定。4月28日に「安倍政権が進める集団的自衛権の行使は容認しない」とする見解をまとめたが、集団的自衛権の限定容認論者が多い保守系には不満もくすぶる。
他党からは、法案内容になぞらえ「意見対立を放置したまま審議に臨めば、野党共闘どころか、民主党そのものが『存立危機事態』になるのでは」と揶揄する声すら出ている。
[産経ニュース 2015/5/16]
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