アメリカ人の6割強が「日本は戦争謝罪の必要ない」　中国、韓国の“執拗な”要求は的外れ？
Business Journal 2015/5/15 06:03 文＝鈴木領一／ビジネス・プロデューサー

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「MACROMILL WEEKLY INDEX（政治関心度）」（「マクロミルHP」）より
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　4月29日、安倍晋三首相が日本の首相として初めて、アメリカの上下両院合同会議で演説を行った。アメリカの議員の琴線に触れるキーワードを散りばめた演説は、党の区別なく絶賛された。

　この演説は、日本のメディアでも大きなニュースとなったが、歴史的な出来事にもかかわらず、国民の関心度は低いように感じられた。それは、「政治的無関心」の空気が、日本全体を覆っているからではないだろうか。

　インターネット調査会社のマクロミルが定点観測している「MACROMILL WEEKLY INDEX」のデータから、「政治関心度」を見てみよう。昨年11月第3週時点の65.9ポイントを頂点に減少傾向にあり、安倍首相の演説直前（4月第4週）では、56.4ポイントと9.5ポイント減少していた。

　さらに、同データの「政治テーマ」（関心のある国の政策テーマ）を見てみると、「外交・安全保障政策」は今年2月第1週の35.9ポイントから減少傾向にあり、4月第4週で24.1ポイントと、実に11.8ポイントも下げていた。

　政治的無関心が顕著に表れたのは、2014年12月に行われた衆議院議員総選挙だ。小選挙区の投票率は52.66％と、戦後最低を記録した。4月に行われた統一地方選挙の投票率も、前半戦は38の道府県で過去最低を記録、後半戦も市長選、市議選、町村長選などで過去最低が相次いだ。

　安倍政権が長期政権となる可能性が高まった一方、国民の政治的関心はさらに低くなっていきそうだ。安定的な政権が誕生したから関心が低くなったのか、関心が低くなったから安定的な政権が誕生したのか。「卵が先か鶏が先か」のような話になるが、いずれにしても、政治的関心の低下は権力チェックの緩みにつながり、政治的暴走を許しかねない。

　我々国民は、安定的な政権の時こそ、政治的関心を高めるように努力しなければならないのだ。

　さて、ここでもう一つ興味深い統計データを見てみよう。アメリカのピューリサーチセンターが4月7日に発表した、アメリカ人の日本に対する印象の調査である。

「第二次世界大戦中の行いについて、日本は十分な謝罪をしたか」という質問について、「日本はすでに十分な謝罪をした」が37％、「謝罪は必要ではない」は24％で、合計61％のアメリカ人が、日本について「十分な謝罪をした、あるいは謝罪は必要でない」と答えているのだ。

　普段、我々は中国や韓国が「日本は謝罪していない」と主張するニュースに触れることが多いため、アメリカ人も同様の考えをしていると思いがちだ。しかし、実際はそうではないのである。安倍首相の歴史的演説によって、この数字がどのように変化するか、注目だ。

　いずれにせよ、今回の安倍首相の訪米によって日米関係の潮目は変わった。今後の政治の動きに、私たちはこれまで以上に関心を持つべきである。
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最終更新日：2015/5/15 06:03
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150515-00010006-biz_bj-nb&ref=rank 　

コメント
01. 2015年5月15日 16:43:00 : C3lq0gpU9A 　　アメリカが日本に「あやまれ」と言うなら、アメリカこそ世界中にあやまらなければならない。
02. 2015年5月15日 16:51:53 : sVK0XxDTpI いったいアメリカのどこの誰が調べて書いている文章かね。 と思ったら書いたのは日本人だった。マクロミルとはミクロを見るじゃないのか。 アメリカ人一般は普段から日本と韓国、中国との論争には関心はないだろうが、事情を知っている人で安倍の歴史館に賛同している者などいない。 アメリカの要人が靖国神社へ参ることなど決してない。千鳥ヶ淵ならある。
03. 2015年5月15日 16:52:14 : w3M1BHSquE その通り　諸外国に対しては、十分と言えるかどうかは別として　謝罪はしており既に裁かれている事 少なくとも法的に決着しており、反省を表明する事はあっても謝罪は していけない訳では無いが 充分していると、大方の国際世論は認めているはずです ただし、国際社会と諸外国に向けた謝罪は充分でも　【日本国民に向けた謝罪】は、十分とは言えない 責任の所在も 日本国政府として正式に 国民に対して示した事は一度も無い だから、中国韓国の 横やりみたいな謝罪要求に いつもいつも苦慮する日本政府に対して 大方の日本国民は 冷ややかな態度なのです　「ざまあみろ」「いい気味だ」 みたいな見方でしかないのです 「あの戦争で 私たちがどんなに辛く苦しい目に遭ったか　それを想えば 中韓の横やりなんて どうって事は無い問題である」　これがあの戦争を経験した日本人達の 偽らざる本心である 【謝罪が不十分と考えるのは 我々日本国民に対してである】
04. 2015年5月15日 19:11:29 : PHkuSka9vI 気休めで　対立煽る　いつもの手
05. 2015年5月15日 21:10:35 : vQeVmeOv3I アメリカさんが褒めてくれれば、あとはどうでもいいってか？ ウヨクの風上にも置けんな(笑)
06. 2015年5月16日 00:21:38 : F6wJ83DJQw 「謝罪すべきだ」と答える馬鹿が何％くらいいるのかが最大の興味なのに、 その数字がありません もし61％の残りの39％もいたら、アメリカもどうしようもない低能国ということになるのだが あと、朝鮮戦争やベトナム戦争についても、朝鮮やベトナムがアメリカに謝罪すべきだ、と考えている低能がどのくらいいるかについての調査も興味深い
07. 2015年5月16日 10:05:29 : 38xqq7xWok 太郎さんを殴った二郎さんに、三郎さんが言いました。 謝る必要はないよ。 で？ 三郎さんは痛くも痒くもないもんな。 戦後処理に不満な日本人が、もう決まったことだからって、戦後処理に賛成するんだな。
08. 2015年5月16日 11:49:45 : RHVJFVhM8s もともと中韓と日本の謝罪認識にアメリカは関係無いからね。 たまに中国やアメリカに日本を叩いてくれと言っている韓国発信の記事を見かけるけど、なんか情け無いって感じ。
09. 2015年5月16日 12:05:51 : OJku4HHyqc それは当たり前。 さんざん他国を攻撃しているのはアメリカだから、 今度はアメリカが謝罪する必要が出てくる。 空襲や原爆投下の責任を追及される恐れもあるしな。

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