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「安倍首相の戦後レジーム脱却は戦後レジームの死守」白井聡さん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12026787878.html
May 15, 2015 かばさわ 洋平
「日本より米国の利益を優先しているとしか見えない。日本の国民を守るという義務を日本の政治家が果たしてない」
「永続敗戦論」著者の白井聡さんが今回の安倍政権による安全保障法制閣議決定に関して厳しく批判しています。この安保法制がアメリカの長年の要求ありきの問題であり、この25年で対米従属がひどくなっているとも語ってます。日本の防衛と関係ない戦争にかけつけ警護する自衛隊の方は一体今、どんな思いだろうかと思います。戦死者が出ても気づかないというマヒした感覚、無関心ではやはり未来世代への責任を果たせません。戦争立法ストップへ立場をこえて力を合わせたいと思います。
東京新聞 5/15
戦争に強い国を誇りにする。「それはもうやめよう」というのが敗戦後、保守から左派まで広く共有されてきたコンセンサスだった。今回の閣議決定はそれを壊すことに確実につながる。
米国の安全保障戦略はまさに「積極的平和主義」であり続けてきた。米軍の活動に自衛隊の活動を一体化させていくならば、米軍の行動原則に合わせる必要がある。それはつまり、「戦に強い」ということだ。
安倍首相がここまでできるのは選挙で勝ち続けているからだ。戦後の平和主義は結局、自分の暮らしが平穏であればいいという、生活保守主義的なものになってしまった。それでアベノミクスに期待する。
中略
イラクに派遣された自衛官が帰国後、自殺している。戦闘行為ではないが、戦死に等しい。しかし社会は大きく反応しなかった。今後本当の戦死者が出ても「自衛官は自分でその職業を選んだ。危険を伴うと知っていた。自己責任だ」と反応するだろう。隊員の命も消費扱いされるのだ。
安倍首相の戦後レジーム脱却は、本当は戦後レジームの死守だ。対米従属、米国のいいなりでという時代は冷戦終結と同時に終わった。なのにむしろ、この25年で対米従属はひどくなった。日米の利害は経済政策などをめぐっても衝突しているのに、日本より米国の利益を優先しているとしか見えない。日本の国民を守るという義務を日本の政治家が果たしてない。
ドイツは世界大戦で二度負けて「過去の克服」をやっと国是にできた。ドイツの哲学者ヘーゲルは「重要なことは二度経験しないと本当に理解できない」と言った。日本もそうなのでしょうか。
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