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橋下徹オフィシャルサイトより
【大阪都構想】「自民党に潰される!」橋下市長の“被害者作戦”は成功するか
http://dmm-news.com/article/965108/
DMMニュース 2015.05.13 11:50
橋下市長が悲願としてきた大阪都構想の可否を問う住民投票が迫っている。投票日は5月17日。その一週間前になる5月10日には、大阪・なんば駅前と梅田駅前の2か所で反対派議員による街頭演説会開催された。
街頭演説会では自民党と共産党が一堂に介し、一致団結する様子を見せた。国政のみならず地方でも敵対する両党だけに、「これは大阪版の国共合作か?」と有権者からは驚きの声が挙がった。
大阪都構想に反対しているのは、自民党と共産党ばかりではない。民主党や社民党も大阪都構想には一貫して反対しており、橋下市長と維新の党はまさに四面楚歌に陥っている。
こんな情勢では、大阪都構想は否決されると思うかもしれない。ところが、事はそう簡単ではない。ある民主党関係者はこう話す。
「全国的に見れば、維新の勢いは弱くなり、橋下さんの話題性も薄まっています。しかし、大阪の空気は違います。先の衆院選、そして統一地方選でも大阪では維新は強かったし、橋下さんが応援演説に来るとギャラリーの反応もすごい。いまだに、大阪では橋下人気は絶大なのです」
今回の大阪都構想を問う住民投票は、かなり拮抗しているともいわれる。絶大な人気を誇る橋下市長としては、五分五分という形勢は旗色が悪い、こんなはずではないと不安になっていることだろう。
■電話作戦まで…追い込まれる橋下新陣営
そうした焦りからなのか、橋下市長と維新陣営は大阪市内を街頭演説で精力的に回るだけではなく、戸別に電話をかけて音声テープを一方的に流すという作戦まで敢行している。音声テープを一方的に聞かせる電話作戦は先の佐賀県知事選で敗北した陣営が使った選挙戦術で、宣伝効果がないどころか有権者の神経を逆なでするので逆効果との指摘もある。電話作戦の効果のほどはさておき、そこまでしなければならなくなったのは橋下維新陣営が追い込まれていることを如実に物語っている。
先に触れたように大阪都構想を問う住民投票は、橋下維新VS自民党・民主党・共産党・社民党の構図になっているが、実は2011年の市長選も同じ対決構図だった。このとき、自民党・民主党・共産党・社民党は現職市長の平松邦夫氏を支援したが、橋下候補の勝利に終わっている。
市長選の街頭演説で、橋下候補は「自民党・民主党、社民党、共産党までもが一緒になってボクを潰そうとしています!」と訴えていた。被害者を演じることで、「橋下さんがかわいそうだ」「橋下さんの改革を邪魔するなんて許せない」と感じた有権者は少なからずいただろう。結果的に同情票を集める戦法は奏功した。
今回の住民投票でも橋下市長は「被害者戦法」を用いて、同情票を集めようとしている。さすがに同じ戦法に飽きたとの声も聞かれるが、それでも大阪では橋下人気が根強いだけに、橋下市長が孤軍奮闘している姿に“胸キュン”してしまい、都構想に賛成してしまう有権者もいるだろう。
本来、大阪都構想は政策論として議論すべきなのだが、もはやそんな次元ではなくなっている。橋下市長の「被害者」戦法は再び成功するのか否か? 間もなく、その審判が下る。
(取材・文/小川裕夫)
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