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http://31634308.at.webry.info/201505/article_10.html
2015/05/10 22:00
このブログでも、度々「ドリル小渕」氏の事件について取り上げた。元民主党の代表の小沢氏が総理大臣になる直前に、普通なら政治資金規正法の記載修正でよかった程度の話で、3名の有能な秘書が逮捕され、石川議員に至っては、5000万円を水谷建設社長から受け取ったというでっち上げの裁判で認定され、議員まで辞めることになった。
それに引き替え、事件報道直後から不正が次々と明らかになり、3億円以上の使途不明金がある小渕氏本人も、国会できちんと説明するとしていたが、もうやる気もない。しかも、全ての情報が入ったパソコンのハードディスクがドリルで穴が開けられ、証拠隠滅された。そんな悪質な行為を行った秘書たちも、在宅起訴で許されている。
地検特捜部の、相手によって余りに違う捜査、取扱いに、法の下の平等などは無いと書いた。自民党案件については罪を問われないということは、あまりに不条理であると言ってきた。検察が不起訴にするなら、小沢氏がやられたように、検察審査会による「市民感覚」で裁いてもらうしかないと書いてきたが、日刊ゲンダイの記事によれば、「市民オンブズマン群馬」の小川賢代表が、ドリル小渕氏を告発した。
市民感覚から言えば、自民党の議員だからと言って許される訳がない。例え小渕氏が知らなかったと言っても、小渕氏が最高責任者であり承認者である。当然、連帯責任は生じ、連座制の議論もしなければならない。マスコミもこの話を取り上げたのは、日刊ゲンダイ紙だけである。それも自民党を気遣っているせいとしたら、マスコミの矜持もない。
終わらない「ドリル小渕優子事件」 検察審査会に申し立てへ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159648
何ら説明責任を果たさず、ノンビリと連休を楽しんだのなら許し難い。億単位の政治資金を恒常的に「裏金化」していたにもかかわらず、おとがめナシの小渕優子前経産相(41)。東京地検特捜部の“ザル捜査”に助けられ、これで「おしまい」と思ったら大間違い。「ドリル優子事件」はこれからが始まりなのだ。
「告発状受理の連絡もないまま、突然、東京地検から『嫌疑不十分で不起訴処分』と書かれた通知が届きました。あらためて処分理由を問いただした上で、検察審査会に申し立てする方針です」
小渕氏を政治資金規正法違反の疑いで特捜部に告発した「市民オンブズマン群馬」の小川賢代表はキッパリ言い切った。
そりゃあそうだろう。判明した裏金は3億円以上にも上るのだ。実際は何に使われたのかを解明すべく、特捜部は小渕氏をギュウギュウ絞り上げるのが筋だ。それなのに小渕氏の元秘書で群馬・中之条町の折田謙一郎前町長(66)ら2人を政治資金規正法違反の罪で在宅起訴してシャンシャン。小渕氏本人は「知らなかった」として、いまだに会見すら開いていない。オンブズマンが特捜部の処分に納得できないのも当然だ。
その特捜部はなぜか「日本歯科医師連盟」(日歯連)の政治資金規正法違反事件にシャカリキになっているが、小渕氏の事件から国民の目をそらせる狙いがミエミエだ。
小沢事件で明らかになったように、検察審査会に申し立てされると、今度は一般市民が「ドリル優子事件」を検証することになる。消えたカネは何に使ったのか。証拠隠滅を図ったパソコンのハードディスクには何が記録されていたのか。カネを受け取った政治家は誰なのか……。疑惑は山積みで、特捜部がゴマカシの捜査資料を作り、審査補助員の弁護士が恣意的な議決誘導をしない限り、「起訴相当」の議決が出る可能性は高い。2回続けば小渕氏はいよいよ強制起訴だ。
親子代々にわたって巨額の政治資金を違法にため込んできた「小渕ファミリー」。今度こそ真相を解明しなければウソである。
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