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「9条改正に自信ないから、これぐらいなら変えてもいいでしょという議論してる」木村草太さん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12024831368.html
May 10, 2015 かばさわ 洋平
安倍首相の憲法に対する考え方は「皆さんがあまり関心がなければ、私のほうでもここまでやっておきますよ」というものだ。
首都大東京准教授(憲法学)の木村草太さんが安倍首相の憲法観をこう批判し、国民全体の関心と共に憲法観が問われる局面だと語ってます。9条改正は反対多く頓挫する可能性が高いから、環境権などを加憲する手続きで慣れさせて、本丸の9条改正をやろうなどという姑息な進め方が見え隠れするなか、何よりも権力を縛るためにあるという憲法に関して多くの国民が考え議論していくことが必要だと思います。
東京新聞 5/10
安倍政権が安保政策でやっていることを簡単に言えば、自衛隊が海外で非常に危険な任務に就けるよう、システムを変えること。それを実現するため、具体的には3つのことを同時に進めている。
@日本が行う武力行使の拡大(集団的自衛権の行使)
A外国が行う武力行使の援助(後方支援の援助)
B外国の治安維持活動の援助(国連平和維持活動の拡大)
自衛隊の海外派遣の発想の大もとは、外国で紛争に巻き込まれる人を助けるという国際貢献の精神。しかし現状は憲法9条などの制限があってできない。本来なら、安倍首相が国際貢献の理念を掲げ、正面から9条の改正を提案すれば国民にわかりやすく、国民も議論に参加しやすい。ところが、安倍首相は9条の正面改正には支持される自信が恐らくないため、理念を前面に出さないのだと思う。
実際9条改正には、かなりの慎重な意見が多く、安保法制の改正についても非常に慎重な世論調査の結果が出ている。正面改正に自信がないから、「これぐらいなら変えてもいいでしょ」というタイプの議論をしている。
典型例が、他国軍への弾薬提供や戦闘機への給油。これまで、外国の武力行使を支援する場合は、「外国の武力行使と一体化しない範囲」という線引きがあった。弾薬提供などは武力行使の直接支援にあたるため、違憲のはず。しかし、どさくさにまぎれて、それらの行為もできる法律=国際平和支援法(仮称)=にしようとしている。
中略
安倍首相の憲法に対する考え方は「皆さんがあまり関心がなければ、私のほうでもここまでやっておきますよ」というものだ。これは本来の改憲手続きとは正反対である。「憲法をつくるとはどういうことか」。われわれの憲法観が今、問われている。
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