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差し出すのは自衛隊だけではない(C)AP
これも訪米歓待の代償…「米軍再編関係費」1.6倍になっていた
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159649
2015年5月10日 日刊ゲンダイ
安倍首相が米国で歓待された裏で、日本は法外な値段で米国からオスプレイを導入した。まさしく、安倍議会演説の代償は血税だったわけだが、怪しい話は他にもある。日本政府が米軍の駐留経費として負担する「在日米軍関係経費」だ。
2014年度は4667億円だったが、今年度は5197億円に増加した。このうち目を引くのが「米軍再編関係費」だ。昨年の890億円から1426億円に増えた。実に60%増である。
その内訳は「在沖米海兵隊のグアムへの移転」や「訓練移転のための事業」など7項目に及ぶ。中でも増加が目立つのが「空母艦載機の改編に関連した事業」で14年度の589億円から926億円に大幅に増えている。このほか「沖縄における再編のための事業」が57億円から271億円に、「再編関連措置の円滑化を図るための事業」は105億円から158億円に増加した。そうか、これだけ米国に貢げば、安倍首相が重宝されるのは当然だ。
一体、この出費は妥当なのか。何のための費用なのか。防衛省に言わせたところ、以下のような説明だった。
「『空母艦載機の改編――』は空母に配備されている飛行機の整備や配置転換の費用です。飛行機は空母が港に入港するたびに、いったん陸に上げてメンテナンスを受けます。また、厚木基地の飛行機の一部を岩国に配置する費用も含まれています。これによって厚木基地周辺の騒音が緩和されました。『沖縄における――』は空中給油機やオスプレイを岩国に訓練移転させる費用など。『再編関連の円滑化─―』は防衛省と外務省の担当者が渡米して米側と調整をはかる費用などです」(広報課)
要は米軍のメンテナンス費用を上積みしたということだ。
「わざと項目を多くして、外部からお金の流れが分からないようにしているようです」と言うのは軍事評論家の神浦元彰氏。
「米軍再編関係経費が増えたのは空中給油機『KC130』などの岩国移転が大きいでしょう。飛行機を移すと人間も動くので、基地内に何百軒もの住宅を造らなければならないのです。将校には広いキッチンに寝室が3つある豪華な家を建てる。そのほかの兵士にはタワーマンションを建設。プールやスポーツジム、運動場、大型スーパーまで造るので費用はかさむ一方です」
このほか土壌の汚染除去費用を計上している可能性もあるという。
「13年に沖縄・嘉手納より南の米軍基地を返還する日米合意がなされました。これらの基地の土壌は枯葉剤や重金属などの有毒物質で汚染されているかもしれない。米側はトラブルを恐れて土壌をきれいにするでしょうが、それもこの経費が使われることになります」(神浦元彰氏)
こうしたことが国会で問題視されていないのは野党の怠慢以外の何モノでもない。
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