http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/565.html
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ロサンゼルスで日系人らが安倍首相に対し「反戦・反原発」アクション!
かんのさむ
http://www.labornetjp.org/news/2015/0506ros
安倍政権はフクシマ核災害に対して無能!無策! そして隠蔽!
何よりも被曝被災者の避難を優先せよ!
放射能汚染水を太平洋に放出するな!
原発=潜在的核保有政策を放棄せよ!
沖縄の辺野古での米軍基地の新設を止めよ!
自衛隊を海外の戦争に派遣するな!
自衛隊海外派遣は再びの帝国主義への道。
日本帝国主義のアジア侵略について、日本は国としてきちんと清算せよ!
米国上下院合同議会での安倍首相の演説は、米国軍事政策への協力とTPP参加への御褒美だ! 名誉ではない、恥だ!
5月1日、米国ロサンゼルスにおける、安倍首相への抗議アクションは、大きな意義がありました。なんと“卑屈な日本国の首相の訪米”であったことか。私たちの行動でくっきりと描き出すことが出来たと思います。
米国が「移民社会」であるという現実を示す、西海岸のサンフランシスコやロサンゼルスで安倍首相が直面した現実は、アジア系市民による70年以前の「アジア侵略」に対する責任を追及する、「謝罪せよ!」「うそつき!」といった厳しいものでした。ロサンゼルス市長による歓迎レセプション($80の昼食会)の開かれたビルトモアホテルの周辺は、5月1日のメーデー当日で、プロテスターも(警備スタッフ!も)大忙しにもかかわらず、7〜8百名のチャイニーズ、コリアン、日系そしてアメリカンの人々による抗議行動で騒然とした騒ぎとなりました。
ロサンゼルスでの目的は日系社会「有力者」との懇談、戦時中の日系人「強制収容所」の歴史などの展示を主要なものとする「全米日系人ミュージアム」訪問、10万人をこえる西海岸居住の日系人が収容された10ものキャンプから「日・独・伊同盟国」と戦うために志願して多くの戦死者を出した442部隊(日系人を主力とした部隊)の慰霊広場スペースでの「献花」といったものでした。
20台もの車列を連ね、ダウンタウンの中心にあるボナベンチャーホテルから、フリーウェイを迂回しての日本人町への到達は5時になり、経済(お金儲け)しか目に入らない経済界を中心とするニューカマーの日系人中心の食事会はケータリングによるというものでした。一般市民の「歓迎」を意味する日本人町での日の丸の小旗を振った出迎えは5、6人だけという異常にさびしいものでした。私たちプロテスターの「抗議」を掲げたボードと日本山妙法寺さんの「反戦を祈願してのうちわ太鼓」が会場前を圧倒しました。さらに7時になっての帰り際には「おじいちゃんの(植民地「満洲国高官」や戦時中の東条内閣の商工大臣を務め、現行の日米安保条約締結時の首相でもあった)の声だけを聞いているんじゃない!」という声も発せられました(私からですけど)。
日本からの随行メディアも、地元住民への取材をするわけでもなく、食事会のプログラム終了と共にそそくさと引き上げる始末で、地元「チャンネル7」の中継車が最後まで粘っていたのに比べると何の為の随行だったのかと思います。
私たちは事前に「Go For Broke/442部隊広場」と「全米日系ミュージアム」との中間地点に陣取っていたのですが、その場所を「プライバシー・プロパティー」を理由に警官に追い出されてしまい、セントラルStがミュージアムにぶつかる丁字路の向かい側に陣取って抗議ボードを掲げました。
その抗議ボードに賛成して、何人かの通行人の方々が一時共にボードを掲げてくれました。「日本本土防衛の盾」としての沖縄戦を体験されたおばあちゃんや、メーデー行進帰りのスパニッシュの若者や日本人町のホテルに泊まっているアジア系の若者たちなど。さらには道路規制による渋滞の故に私たちのボードをやむなく読まざるを得なかった通行車両の中の人たちなど、こうした形での抗議の訴えにかなりの手ごたえを感じました。
私は、安倍首相の様子を見に来たらしい「ナショナリストを自称」する日本人女性と半時間以上に亘って議論をしました。日本での従軍「慰安婦」の論議の過程などについてはよくご存知の方でしたが、驚いたのは「原発をやめたら電気はどうするのだ」と言うので、「一時大飯原発の2基が1年ほど稼動したけど、それ以外は4年間50基全部が止まっている。原発が止まってもサテライトから見て地球で最も煌々と輝くという電力浪費の日本の夜景は変わっていない」と、日本の原発全基が止まっていることを改めて「教えた」のです。この瞬時に情報が世界に届く時代に、70年前の「勝ち組」(天皇陛下の神国日本が戦争に勝ったと信じていた人々)のように「見たくない日本の現実を見ないで済ませている人たち」が存在したのです。なんとも努力をしないでいるとLAも戦前と同じ情報過疎の地にもなることを実感したことでした。
このアクションを発案してくれたMikiさんはじめ、アクションに参加してくださった皆さん、お疲れ様でございました。今後ともしっかり反原発・反核・反戦を訴えていきましょう。
【フェイスブック】https://www.facebook.com/sam.kanno.7/posts/1659758710910368?pnref=story
【行動写真】http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/65616270.html
【現地報告】かんのさむ(アメリカ在住)
【編集・投稿】佐藤和之(佼成学園教職員組合)
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