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林久美子参議院議員
混迷する民主党、逆襲の秘策 若者狙いのネット戦略&岡田克也代表の“イメチェン”頼み?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150508-00010004-bjournal-soci
Business Journal 5月8日(金)6時1分配信
2012年に行われた衆議院議員総選挙で下野し、13年の参議院議員通常選挙では獲得議席数が結党以来最小の17に甘んじた民主党。今年4月に行われた統一地方選挙では、愛知県や三重県などで躍進したものの、大阪府や京都府では維新の党や共産党に押され、劣勢となった。
党内では、「退潮傾向に底を打った」という楽観論と、「今後も党勢が低落する」という悲観論が混在している。そんな状態で、党の再生はかなうのだろうか。イメージ戦略を担当する広報委員長の林久美子参議院議員に、その可能性と秘策について聞いた。
--党の再生のために、大事にすべきことはなんでしょうか?
林議員(以下、林) まずは、情報発信の強化が大事だと考えています。民主党がどんな主張をしているのか、どういう国をつくっていきたいのか、という思いがしっかりと国民に伝わるようにしたいです。例えば、キャッチフレーズですが、統一地方選挙では「生活起点。」「地域起点。」を掲げました。これらは、民主党にとってベースとなる思想で、私たちにはわかりやすいものです。しかし、国民に対するアピールとして考えた時、この表現でよかったのか、有権者にしっかりと伝わったのか、という点について考えなくてはなりません。
自民党のキャッチフレーズは「地方こそ、成長の主役。」で、維新の党は「身を切る改革。実のある改革。」でした。どちらもインパクトが強く、政党のイメージを一言で描いています。また、政党の主張も、とてもわかりやすいです。民主党も、そういったキャッチーなものを考えていくべきでしょう。また、キャッチフレーズは岡田克也代表のイメージと重なるものでなくてはいけません。岡田代表は、重みも安定感も十分なリーダーです。その存在感をどうアピールしていくかというのは、広報の課題です。
--そのためには、岡田代表のイメージチェンジも必要です。例えば、最近ではメガネ姿が不評でした。
林 周囲もそれとなく伝えており、ネクタイを新しくするなど、本人もそのあたりは意識しているようです。
--4月17日の記者会見では、エルメネジルド・ゼニアのネクタイを着用していました。高級ブランドのスタイリッシュなネクタイなのですが、記者からは「暗いですよ」という声が出ていました。
林 あれは相当ショックだったようで、会見が終わった後に「今日初めて着けたネクタイなのに、そんなことを言わないでほしい」とぼやいていました(笑)。そういうふうに、岡田代表はもともと人間味のある人なのですが、それがうまく伝わっていない気がします。
●ネット戦略の充実を図る
--人間味といえば、岡田代表は意外に子どもが好きです。
林 民主党は2月に、24時間保育を行う認可保育園のエイビイシイ保育園と、夜間学童保育施設のエイビイシイ風の子クラブを視察しました。岡田代表は子どもたちに人気があり、腕にしがみついてきた女の子もいたほどです。本人も喜んでおり、いい笑顔の写真が施設のホームページに掲載されました。選挙権年齢が18歳に引き下げられる議論もあるので、岡田代表にはもっと若い人と接してもらいたいです。4月24日には、品川女子学院高校で高校生と対話集会を開き、26日のニコニコ超会議2015では、現役女子高生の起業家、不登校を経て20歳で起業した男性らと対談を行いました。参議院選挙を来年に控え、党としては若者たちにどうアプローチしていくか、というのが重要な課題になっています。
--若者対策には、インターネット関連の戦略も大切です。
林 蓮舫代表代行がリードする企画チームと連携し、ネットを通じて若者と対話していくことも考えています。また、政策や取り組みを発信していく狙いでニュース番組『5min.民主』を週に2回放送しています。火曜日は「ダイバーシティ民主」ということで、さまざまな活動や議員などを取り上げ、金曜日は「民主ウィークリー」として1週間を振り返るという構成です。民主党の活動を立体的に理解してもらえる工夫をしています。
--ネット放送では、自民党がすでに『カフェスタ』をやっています。
林 『カフェスタ』は、さまざまなゲストを招くトークショー形式で、一つのアピールの方法といえます。しかし、私たちは事実を淡々と伝えるやり方を選びました。集中して視聴できる時間を考慮して、5分でわかるようにまとめることにしたのです。『カフェスタ』が「大勢でわいわいとお鍋をつついている」というイメージなら、『5min.民主』は「小さいけれど、栄養バランスのとれた幕の内弁当」という感じでしょうか。かみしめるとお母さんの味がして、その愛情が体の隅々まで行き渡る。その良さを、1人でも多くの人に感じてもらえるように、がんばっていきたいと思います。
構成=安積明子/ジャーナリスト
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