http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/453.html
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「70年前に自国が直面した破滅的状況から、学んだ者と学んでいない者の違いが浮き彫りに:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17295.html
2015/5/6 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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メルケル氏は独国内で戦争責任に対する意識が希薄になっていることについて「歴史に終止符はない」と警告。
「ドイツ人はナチ時代に引き起こした出来事に真摯に向き合う特別な責任がある」と述べ、戦後70年を「終止符」とする考えを戒めた(毎日)http://bit.ly/1zv5DuQ
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「『日本を取り戻す』を旗印に政権を奪還した安倍晋三首相は2月、南京事件に対する海外からの誤った批判に正当な理解を得るよう発信していくと明言した。この『歴史戦』に敗れれば、日本の名誉は永遠に汚され続ける」(産経、2015年3月27日)http://bit.ly/1DlY7xv
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このメルケル独首相の言葉と、産経が煽る日本の首相周辺の「歴史戦」を比べれば、今現在の日本とドイツの政治家のレベルの差に加えて、日独両国が今後向かっていく正反対の進路も示されていると思う。
70年前に自国が直面した破滅的状況から、学んだ者と学んでいない者の違いが浮き彫りになっている。
安倍晋三首相と親密な関係にある百田尚樹氏が、米国の下院議員を出自や民族に関連づけて誹謗中傷している。
民族的偏見と憎悪を煽り、敵意むき出しで罵倒しているが、出自や民族に関連づけた誹謗中傷は、現在の国際社会では「レイシズム」と見なされる。
憲法改変に肯定的な人間が、人権を蹂躙する差別的言辞を繰り返し発信する行為は、憲法改変に好都合な社会的空気を醸成するのに役立っている。
「割れ窓理論」の通り、人権を蔑ろにする空気が社会に蔓延すれば、人権を重視する憲法の価値は失墜する。
「もう事実として壊れたもの」を人は守ろうとしない。
憲法に関する議論で交わされる「言葉」の内容そのものを検証することも大事だが、それらの「言葉の発され方」や「ある形式で発信される言葉が社会に及ぼす波紋と影響」にも目を向ける必要があると思う。
前者の「木」を巡る議論だけに囚われて後者の「森」に関心を払わなければ、後者が前者を凌駕する。
百田氏は「日系人でありながら日本への憎悪は異常である」と書いているが、産経新聞やWAC出版、徳間書店などの刊行物を見ると、韓国の悪口を言う韓国人や、中国の悪口を言う中国人、イギリスの悪口を言うイギリス人などが何人もいて、前々から不思議だと思っていた。
特に最後のイギリス人について。
イギリスの悪口を言うイギリス人、ヘンリー・ストークス氏について、百田尚樹氏に倣ってウィキペディアで調べてみたが、英文ページを見ると内容がスカスカなのに驚かされる。
新聞社の肩書きを別にすれば、実績は三島由紀夫氏の自伝しか書かれていない。
「英・米紙の東京支局長を歴任し、半世紀にわたって日本を報道してきたストークス氏は『日本が海外で誤解されている、その立場が正しく認識されていないのは、日本が効果的な発信をしていないからです』」(産経)http://bit.ly/1F32aGy
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海外に効果的な発信をせよと主張する。
ストークス氏が、本当に「日本が海外で誤解されている」「その立場が正しく認識されていないのは、日本が効果的な発信をしていないから」だと思うなら、日本語に訳されて日本国内だけで出版され、莫大な印税を得ている自著を原文の英語版で出版すればいいと思うが、それを一切やらないのはなぜだろう?
>>今の政権になってからの2年半で、本当に日本社会の「日の当たるところ」で、レイシズム(民族差別)とセクシズム(性差別)が顕著になったと思います。首相周辺の女性蔑視の価値観は、女性閣僚として選んだ議員がそうした性差別問題に全く無関心な人ばかりという点にも表れています。
>北島遊正 差別問題に無関心でないと上にあがれない構造を作ろうとしている、とも取れそうです。閣僚だけでなく、国全体として、随所にそういう構造を作っているようにも。自然に”美しい”人達だけが選別される国づくり。
「差別などの人権蹂躙の言葉が、社会に氾濫すればするほど、自分たちの政治目標が達成しやすくなる」そういう集団に国政の中枢を乗っ取られた心境です。
「美しい」という言葉を彼ら・彼女らが臆面もなく多用するのは、本質的な「醜さ」を彼ら・彼女らが自覚している証しだと思います。
>北島遊正 ネガティブな感情というものは、自分で制御しきれないゆえに、利用されやすいのだと思います。恐ろしいのはそれが「将来の日本のビジョン」に基づいてされているのではなく、政権維持・獲得の為に利用されていることではないでしょうか。そこには議席以上の思想がない。
日本外国特派員協会(FCCJ)が選んだ「報道の自由推進賞」(HP)http://huff.to/1R8sBhc
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【調査報道賞】ファクタ、朝日新聞「プロメテウスの罠」、ジェイソン・クレンフィールドさん(ブルームバーグニュース)
【報道功労賞】ジョン・ミッチェルさん(ジャパン・タイムズほか)
【報道の自由の友】古賀茂明さん(元経産官僚)、中野晃一さん(上智大学教授)、マイケル・ウッドフォードさん(オリンパス前 CEO)
【年間最優秀出版賞】東京新聞。
今現在、大手紙四紙では毎日新聞のみがこの件を報道。
それもきわめて小さい。
日本外国特派員協会(FCCJ)が選んだ「報道の自由推進賞」の内容を見れば、現在の日本が外国人記者の目にどう映っているのか、外国のジャーナリズムが日本国内の「報道」に携わる人々をどんな基準で評価しているのかがよくわかる。
日本国内で叩かれる人が「報道の自由」という基準では評価される。
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