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佐藤優が改憲へ暴走する安倍に痛烈皮肉!「安倍首相は山本太郎と同じポエム体質」(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/369.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 5 月 04 日 23:35:05: igsppGRN/E9PQ
 

             左・「Amazon.co.jp」の佐藤優:著者略歴ページより/右・自由民主党公式HPより


佐藤優が改憲へ暴走する安倍に痛烈皮肉!「安倍首相は山本太郎と同じポエム体質」
http://lite-ra.com/2015/05/post-1072.html
2015.05.04. リテラ


 集団的自衛権容認、訪米による米国の戦争への全面強力の約束、今国会で審議が始まる安保法制、そして憲法改正──。

「戦争のできる国家」をめざして暴走を続ける安倍政権に対して、このところ、知識人、文化人の間で、少しずつではあるが批判の声が強まっている。いままで政治的発言をしていなかった作家やタレントが危機感を口にするケースも増えているし、大江健三郎や内田樹らといった、もともと政権に批判的な識者もこれまでにない強い調子で安倍首相を非難し始めた。

 そんななか、元外務省主任分析官・佐藤優がユニークな安倍批判を行っている。

「安倍首相の集団的自衛権はポエムです」
「この政権の幹部たちはコンビニの前でウンコ座りしている連中と同じ」

 こんな発言が掲載されているのは、佐藤と作家・中村うさぎの対談本『死を笑う うさぎとまさると生と死と』(毎日新聞社)。佐藤と中村は仲が良く、別のテーマで対談企画が進んでいたのだが、中村が原因不明の重病で一時、心肺停止状復におちいっていたのを機に「死」をテーマに対談を開始。それをまとめたのが同書だ。実際、この本のなかには、中村の臨死体験や死後の世界があると言う佐藤と絶対にないと言う中村の論争、二人の死生観などが語られていて、ある意味では哲学的ともいえる刺激的な内容となっている。

 ところが、この対談、途中で何回か話が脱線して、佐藤の口から辛辣な安倍首相への批判と皮肉たっぷりの分析が飛び出すのだ。

 たとえば、佐藤が最近、ハマっているVシネマについて話していた際のこと。その作品に山本太郎が出演していたことから、中村が「あたし、山本太郎は嫌いじゃないんだけど、政治家ってどうなのかなってね」と尋ねると、佐藤は「彼の演説はポエムですから」と指摘。山本太郎のように権力に執着せずに美学で動く人間は、とんでもないことをしでかす可能性があるから怖いと持論を展開したのだが、その延長線上で安倍首相にも同じ危機感を表明するのだ。

「歴史に名前を残すとか、自分の美学で行動しますから。安倍晋三さんの怖さもそこなんですよ」

 佐藤によると、山本太郎と安倍晋三は似ているらしい。

 そして、佐藤は安倍首相の集団的自衛権に関する主張がいかにデタラメかを逐一指摘したうえで、

「そういうぶっとんだ議論が通用しているのは、ポエムだからなんですよ」

 と、山本太郎と同様に、安倍晋三の主張も「ポエム」であるとの論を展開し始めるのだ。

「これは安倍首相の「美しい国のためにがんばっています」というポエムなんです。結論ではなく、がんばっているということが重要なんですよね。最初は憲法9条改正をしなければと公言し、96条改正でまず過半数をとろうとしたら、それじゃあ裏口入学みたいだと言われちゃってね。だから、集団的自衛権の問題は「憲法改正しないでもできるんだもん!!」と子どもが意地張っているようなレベルの話なんです」

 これについては中村も「完全に妄想じゃないですか」と同意。憲法改正について「だいたい改正ってどういうことなんですか? 改正の「正」って正しいという字じゃないですか? 9条の改正は正しいことだとみんなが思っているわけじゃないでしょう」と疑問を投げかける。

 すると、佐藤は安倍首相が憲法の三つの要素のうち、一つのことしか考えていないとして、こう指摘するのだ。

「一つは日本がどういう国なのかという国柄、昔の言葉でいうと、国体を示すもので、この手の話が安倍首相は大好きなんです。二つめは法理構成上どうなっているかです。人権の規定はどうなってるかだとか、大日本帝国憲法との連続性、非連続性はどうなっているかとか、これは細かい法律の知識が必要な話で、安倍首相はこういう話は苦手なんですね」
「一番まずいのは三つめで、日本国憲法は国際的な約束だということです。ポツダム宣言や降伏文書を受け入れて日本国憲法をつくり、そののちにサンフランシスコ講和条約があるという一連の国際的な約束なんですね。だから憲法9条の「戦争をしない」というのは、外国に対する宣言でもあるわけですよ。その宣言を変えるというのは、国際社会に対し、ものすごい意味をもつんですよ。その議論がないのはどういうことでしょう」

 そして、これらの議論のすっとばしも、佐藤によれば、安倍首相の主張が「ポエム」であるからこそだという。

「安倍首相は現状を精査しないで、心で「いまやりたい!」と思っているだけなんです」
「ポエムはある人の琴線には触れますが、ほかのある人の逆鱗にも触れるわけです。だから、安倍首相については好き嫌いがはっきり分かれちゃうんです。安倍首相の詠んでいる詩が「好きか嫌いか」が大いに関係するんですね」
「ポエムですから、首相のコメントを分析しても意味がないんですよね。ですから、新聞では現状「政治面」に掲載されている安倍首相の集団的自衛権の記事は、本来であれば「生活面」で扱うのが正しいのです。心のページでね」

 そのうえで、安倍首相をこう小馬鹿にする。

「安倍首相を含め、この政権の幹部たちはあんまり難しいことを考えないですよね。コンビニの前でウンコ座りしている連中と同じなんです」
「斎藤環さんがいうところの『ヤンキー政治』ですよ。基本的には『闇金ウシジマくん』の世界ですね」

 なんとも痛烈な皮肉。もともと、佐藤は元外務官僚らしく政治的には保守で、第一次安倍政権のときはむしろ安倍首相に擁護的だった。ところが、安倍首相が集団的自衛権をもち出したあたりから批判を強め、昨年、出版した池上彰との対談本『新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方』(文春新書)でも、安倍政権を「無知」「支離滅裂」と厳しく批判していた。

 元外務官僚の佐藤氏としては、現実的な妥当性も論理的な整合性もまったくなく、非知性的で短絡的なだけの安倍首相の動きが、よほど我慢ならないのだろう。

 しかも。安倍首相の「ポエム」は着実にこの国に浸透している。佐藤は「王様の心次第でなにごとも変わる」という中世のような世の中になりつつあると警鐘を鳴らしているが、だとしたら本当に恐ろしい事態だといわざるをえない。

(野尻民夫)

 

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コメント
 
01. 2015年5月04日 23:47:17 : dZ9T2cG01A
山本太郎を安倍なんかと一緒にするな!
似ているのは山本一太だろ

02. 2015年5月05日 00:26:09 : PHkuSka9vI
矛先を 逸らし囮は ガスを抜き

03. 2015年5月05日 00:55:59 : 2ZNnHZSxrU
「ポエム体質」というタームで安倍と山本太郎を同じ線上に持って来ることで、
佐藤優は日本官僚制からおれははみ出していないよ、と必死に取り繕っているだけだ。
哀れにも、犬体質から遂に抜けることが出来ないのだ。
こういう情けない中途半端が、「あんたの本質的に駄目なところ」と故・米原万理に佐藤は痛烈に批判されていたのではなかったか。
最後まで清々しいリアルな戦いを貫いた米原万理は佐藤優のインチキを的確に見抜いていた。
安倍の言説によって、自衛隊や三菱軍事財閥は巨額の税金流し込み構造を作り上げて来た、ポエムとは対極の現実の詐欺を推進しているではないか、
ポエムと見ることで、そういうイカレ言説を振りまくことで、
自衛隊と軍事財閥の関係をオブラートに包む役目を佐藤優は負っているのだ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-15/2012091514_01_1.html
宣伝リンク認定26811072.html

山本太郎はたった一人でたたかうしかない立場を選び切っている、
今までにない立ち位置から状況の突破を目指している政治家だ、
まさに安倍とは真逆の意味で、自衛隊や三菱軍事財閥に正面から挑んで行くリアルな戦線に立っている、
山本太郎は行動においても言説においてもポエムなど入り込む隙などない、
佐藤優のように官僚の顔色を伺いながら論理を組み立てていく「本質的に駄目な」位置からしか発言しない気楽なアホボンとは違う地平に立っている。
だからこそ本質的な危機の正面でたたかう山本太郎の戦場に新左翼も天皇も同調の意思を隠すことが出来ないのだ。
http://esashib.com/honkonbodo01.htm


04. 2015年5月05日 03:02:47 : qR018y1gQY
『<佐藤優クン>論は、<03〜2ZNnHZSxrU氏>の分析で充分でしょう。』

氏がご指摘のように、<優クン>は体質的に、未だに明治以来のヘドロ官僚機構の尻尾を引き摺っている=<害務省・ロシアンスクール>の発想から抜け出せないでいるってことさ。
<優クン>の知性そのものは認めるが、その“想像力”の到達範囲が狭く“論理構成”の角度がかなり歪んでいることは否めないのである。
その証拠が、<優クン>は、官僚派閥=利権争いに対してはクレームをつけるが、<官僚機構>全体の、時代錯誤とヘドロ体質に関しては殆ど語っていない。

だから、“ポエム=妄想”繋がりという雑な想像力と根拠のない論理で、こんな“駄文”を書いてしまうのである。


05. 2015年5月05日 03:29:07 : 1DuaWF0AK2
安倍がポエムだというのはそのとおりだと思うが、佐藤優という人物には注意が必要ですね。北朝鮮や中国との間で極東情勢が緊迫化した3〜4年前、佐藤氏は内閣法制局の解釈変更で集団的自衛権を認めることが国益になると主張していました。そしてその基本姿勢はおそらく変わっていないのでしょう。

以下、1年ほど前になりますが2014年4月に中日新聞に掲載された記事です。いろいろ納得出来ない点があります。

集団的自衛権を考える 作家・佐藤優氏(54)
◆「今」容認 国益損ねる

 私は集団的自衛権の行使そのものには賛成です。世界で軍事力の相互依存性が高まっているし、自衛隊はイラク戦争での米軍の後方支援などで実質的に行使したともいえる。憲法との整合性をはっきりさせておかないと、国際社会から「日本は何をするか分からない」と思われます。

 でも、今踏み込むのは絶対にダメです。クリミア情勢をめぐって米ロの緊張がかつてなく高まっている。その中で、米国と密接なつながりがある日本が集団的自衛権の行使容認を表明すれば、国際社会に「日本はロシアと事を構えるのだな」と誤解されますよ。

 尖閣諸島が問題化した三年前ならば「中国へのけん制」だと受け止められるでしょうが、世界が今注目しているのはクリミアです。ロシアからすれば日露戦争や旧日本軍のシベリア出兵の記憶を呼び覚ますことになり、北方領土周辺で日本漁船の拿捕(だほ)や銃撃が頻発するのは目に見えています。

 ロシアと戦いたい人なんて日本にはいないはずですが、安倍政権は無自覚で進んでいる。信条を優先して国益を損ねる事態は、靖国神社参拝で懲りたと思っていたのですが…。先日の国際司法裁判所での調査捕鯨の敗訴も、日本が「国際社会の共通認識を持っていないのでは」との疑義を持たれていると読むべきです。

 今やるべきではないもう一つの理由は、安倍晋三首相が指名した小松一郎・内閣法制局長官の奇抜な言動です。憲法解釈をつかさどる重要な立場にいながら、野党の議員との怒鳴り合い騒動まで起こした。海外メディアの特派員も注目しているので、いずれ世界に発信されてしまいますよ。

 米ロが緊張し、議論を進める人にも問題がある状況下で解釈改憲に突き進むメリットが、私には分からない。意味が分からないということは不気味ですよ。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/our_kenpo/list/CK2014042202000206.html


「今やるべきではない」と言っていますが、一度踏み込んだら後戻りはできません。どんな状況に引きずり込まれていくかわかりませんよ。「中国への牽制」なら国際社会はすんなり納得するのでしょうか?日本という国がどれだけ警戒されているか、それぐらい素人でもわかります。「ロシアと戦いたい人なんて日本にはいないはず」ならば、中国や北朝鮮と戦いたい人だっていないはずですね。

いずれにせよ佐藤氏は「国益」という視点でものを語る人です。
「国益」なんてものに騙されてはいけません。それがいかに論理的で理路整然としているように聞こえても。
「人権」のないがしろにされた国の「国益」とは一体何でしょうか?それこそいつか聞いたことのあるポエムではありませんか?


06. 2015年5月05日 11:18:47 : UjsxF3cDvg
ポエムに加えてメルヘンだろう。どこかの童話に感じ入る。

07. 2015年5月05日 12:06:57 : oEUMT9Atkw
山本太郎?

ってことは佐藤優に取ったら
山本太郎は重要人物ってことだろうね(笑)

方や一国の首相安倍!
方や弱小政党の一議員!

比べるほどの影響力ありってこと。
山本の先が楽しみだ!


08. 2015年5月05日 13:37:20 : w7SikJBrCI
「XXXはポエムである」

だから、何なのだ。
「yyyは存在である」「zzzは空である」
まだ神学科の学生のつもりか、この男は。

いくら世間の人様が安倍を嫌っているからと言って、意味のない根拠で誹謗しても賛同を得られる訳がない。この男はときどき、Aという世間で圧倒的に嫌われているものを誹謗する行き掛けの駄賃にこっそりBを貶める操作を組み入れることだ。今回は、A=安倍、B=山本、だったが、以前はA=特捜、B=小沢という組み合わせだった。そのときは、"ヘーゲル" "西田哲学" "場"という単語を組み合わせて展開した「理論」により「小沢の思想にはファシズムが根底にある」という結論を導いた。

いくら嫌いな奴を攻撃しているからといって、理屈の合わない攻撃には加担すべきではない。


09. 2015年5月05日 13:37:49 : t1eIpIm3vk
01>さんに同意。山本一太の間違い、安倍なんか比べものにならない位山本太郎の方がしっかりしている。

10. 2015年5月05日 16:51:59 : IJjjrLkBu1
   大体、ポエム、などという一言で括る政治的発言というのは何なのだろう。実現不可能な夢物語である、美しい詩物語である、と言う風にしか捉えられないが、安倍首相の立場から言ってもそれはとんでもない見方であろう。
  政財官が組んだ護送船団は、とてつもない権力、権限を抱えており、法律をつくり、財布を開ければ即核戦争支持すら可能であり、ポエムどころの話では無い。
  ポエムだ、などと決めつけて「何だ、夢や詩を語っているだけの首相か」と納税者が安心し、それ以上の批判を控えれば、彼らの夢は現実になる事態である。
  佐藤氏というのはこの程度の人だったのか。対談相手を見て語っているのだとすれば、相手が違えばもう少し科学的な物の見方が出来るのか。
  いずれにしても、両者ともポエムだ、というだけで、山本議員と首相が全く正反対の見解を表明していることについては何も言及していない。分析官だったらしいが、両者を分析した結果が「ポエム」では、どうしようもないではないか。
  ところで、辺野古基地建設阻止のカンパが一億円を超したという記事中に、この基金を管理する辺野古基金管理団体に佐藤氏が理事として就任しているとの記事が有ったが、山本氏の、代議士としての意見表明をポエムだと決めつける佐藤氏が、山本氏も当然支持している辺野古基地建設阻止の運動をポエムと揶揄しないと考えるのは、中々困難である。
  とかく、市民運動や学生運動、労働運動は、「書生論だ」とか「理想論だ」「非現実的だ」などとの一蹴で挫かれて来た傾向がある。現行の秩序を形成する権威者が受け入れ難い主張は全て、「民衆の書生論」として片づける勢力が有る。
  佐藤氏がこうした層に属さないと言えるのだろうか。
  

11. 2015年5月05日 19:31:38 : ZCwQEFDZes

9条の改悪か?

12. kitamitakohta 2015年5月05日 23:02:54 : hrMTtHxIrq2RE : s3KbyHLFhc
▼戌年(2006年)の戯れ歌
11月18日、京都市内の60代の男性が狂犬病で死亡。
海外で感染し国内で発病し死にいたったのは、37年ぶりとのこと。
そして22日には、横浜市内の60代の男性が発症した。
感染先は、同じくフィリピン。
戌年も余すところわずかなのに、皮肉なことだ。

さて、DOGを逆さに読むと、
GOD。

BOYを逆さに読むと、
YOB(不良少年)。

では、ナショナリスト(国家中毒者)、安倍晋三著の
『美しい国(へ)』を逆さに読むと?

ウツクシイクニ
ニクイシクツウ
ニクイ/シ/クツウ

ニクイ(憎い)
シ(死)
クツウ(苦痛)
※第47回衆議院選挙の自民党の議席獲得数は、「291」だった。しかし、絶対得票率(全有権者に占める割合、政党の得票率に選挙の投票率を掛け合わせたもの)を見れば、小選挙区24%、比例区は17%にすぎない。
※「苦死」!私たちにはそれ以外の選択肢は残されていないのだろうか。 「景気回復、この道しかない。」(安倍晋三)
※ちなみに中国語と朝鮮語では、「美国」とは米国のことである。今金自(今だけ、金だけ、自分だけ)党は、日本の若者の血と国富を「美国」に差し出そうとしている。


13. shige 2015年5月06日 09:58:43 : jWD4XLQfLRLiM : w9lCcGRyC2
やっぱり佐藤はリアリストだ。

安部にはそういう所があるとは感じていたが、日本語の「詩的」では恰好よすぎて
彼には似つかわしくないと思っていた。ポエムなら合うかもしれない。「詩的」にはまだ見極めきれぬ可能性があるが、ポエムでは薄れて払底している。

それに乗じて佐藤が安部をポエム的というのは一面正鵠を得ているだろうが、山本氏の詩的な可能性を盥の水といっしょに投げ捨てるのは雑である。日本の政治家や政治の現場に不足していてこの分野をつまらなくしているのは、佐藤がその「怖れ」の部分を強調する以前に、政治の詩的精神の欠如だ。


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