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「こんな最終報告書でお茶を濁すとしたら、NHKには自浄能力がないと言われてもやむを得ない」 toriiyoshiki氏
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/194.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 30 日 22:20:05: igsppGRN/E9PQ
 

「こんな最終報告書でお茶を濁すとしたら、NHKには自浄能力がないと言われてもやむを得ない」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17248.html
2015/4/30 晴耕雨読


toriiyoshiki氏のツイートより。https://twitter.com/toriiyoshiki

ぼくはママサンさんのように報告書の全文を読んだわけではない。

あくまで今夜の「クローズアップ現代」を見た限りで感じた違和感なのだが、それにしても(ママサン氏やぼくなど)報道現場を肌で知る人間にとってはあまりにも奇妙な事実認識であり、論理である。

喉に刺さった小骨のように気に障るのだ。

明らかにされた事実だけで論じるが、撮影場所となったビルの一室には撮影クルーが先に着いていて、そこに問題の記者が「ブローカー」とされたA氏、多重債務者のB氏と一緒にタクシーで現れた。

で、「15分か20分くらい話をしてください」というような意味のことを言って撮影が始まったという。

つまり、「多重債務者」と「ブローカー」の相談の場をNHK側でセッティングしたことは間違いない。

もし記者が本当にA氏をブローカーだと信じていたのだとしても、これでは(最大限好意的に見て)「再現映像」、リアルに評価するなら「現場の捏造」というしかない。

そのうえで、「相談」の撮影が終わった後、記者はA氏にインタビュー。

その間はB氏を待たせておいて、今度はわざわざ後を追う形をとってB氏に「突撃インタビュー」を行なっている。

すべて記者が仕組んだのでない限り、現実の取材でこんなことは起こりえない。

つまり、例えA氏がブローカーだと信じるに足る状況があったとしても、現場はすべて記者によって「作られた」ものだというしかない。

ここまでやった記者が、撮影に使われた部屋がB氏の知人の部屋だったことを知らず、「ブローカーのアジト」だと表現したことを単なる「取材不足」だと言っていいのか?

それじゃぁ世間様は通りませんよ、と言いたくなるほど不自然な判断ではないだろうか。

こんな最終報告書でお茶を濁すとしたら、NHKには自浄能力がないと言われてもやむを得ない。

繰り返すが、最大の問題は、この記者の異常な「取材」ぶりを目の当たりにしながら結果として加担した(=共犯関係である)ディレクターや撮影クルー、編集マンの職業倫理の低さである。

記者は38歳というから現場ではキャップ・クラスの「実力者」だったのだろうと推測する。

ディレクターはたぶん記者より後輩であまり強いことも言えず、カメラ・クルーや編集は外部スタッフで立場が弱かった可能性もある。

とはいえ、記者の暴走に加担した責任は「やはり重い」と言わざるを得ない。

ぼくはたぶん一面識もないはずのこの記者を絶対に許しはしないが、それ以上に、こうした功に走っての暴走に誰もブレーキをかけることができなかったNHKの報道現場の頽廃こそが深刻な問題だと思う。

それを「いわゆるヤラセとは言えない」などと強弁する組織風土にも危機感を拭えない。

「視聴者の信頼の回復」をいうのであれば、この際、担当者をかばい立てをするのではなく、きちんと膿を出し切ることが大切だと思う。

部外者のぼくには断言はできないが、どうも報道現場の組織風土の問題があるように思えてならない。


 

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コメント
 
01. 2015年4月30日 23:11:19 : aQq0UGoaxY
NHKは前科が沢山ある。

この類のケースでは、
”佐村河内守”
”奇跡の詩人”
などがあるが、何時も有耶無耶にして終わらせている。
嘘の大本営発表などはあたりまえのようにやるし、放送法に違反してもすっとぼけるだけである。
NHKに自浄能力など元々ないので期待しても無駄なことだ。

ゴミ箱にポイするしかない。


02. 2015年5月01日 02:12:21 : qR018y1gQY
『やっぱ“現場の人”の意識と悩みは切実なんだなぁってつくづく思いますよ。』

<toriiyoshiki氏>の仰っていることこそが問題の本質なんですよ。
『ぼくはたぶん一面識もないはずのこの記者を絶対に許しはしないが、それ以上に、こうした功に走っての暴走に誰もブレーキをかけることができなかったNHKの報道現場の頽廃こそが深刻な問題だと思う。』

でね、残念ながら、こうした“風潮=現場の頽廃”は今に始まったことでもなく、放送分野に限ったことでもなく、それこそ“全国津々浦々”に、特に“官僚機構”に蔓延している!ってことなんですよ。
我が<ジャパーン>が停滞し、出口を見いだせない、その元凶が“ヘドロ官僚族&既得権益族”のシロアリ集団の専横にあるってことさ。

反ヘドロ官僚機構の突破口は、<旧民主党政権>誕生によって取りあえず開かれ敢えなく挫折した。が、<反ヘドロ官僚機構>という国民意識は常に継続・滞積され、そのマグマ爆発の時期を待っているのである。
<犬あっちいけ>は既に大半(約70%)の国民から「要りません」って言われているんだから、民営化するしかないんじゃないの?
この際だから、<犬あっちいけ>が存在しなければならない“根拠と実績と実態”を自己精算してみなよ。
その際に、<犬あっちいけ>傘下の、下請け&天下り&脱税&ヨモヨモ・モヨモヨ株式会社の、会計処理の整合性も明確にしてよね!

もう一点、<犬あっちいけ>の職員は「副業・バイト」は厳に禁止されている筈だよね?でもさぁ、オイラの約40年の経験では、アナウンサーや音響・選曲家やディレクター等々会わせて十数人と仕事をしたことがあるんだよ。
なんでこのカラクリが成立(合法化)するかっていうと、全てが“下請け会社”経由だからなのであり、そのカテゴリーからはみだしているのはモグリってわけ。
一等世に知られているのは、“結婚式・祝い事・式典の司会”なんだが、20年前はやりたい放題…がっぽり稼いでいただきましたよ。
でもねぇ、バブル崩壊以降…テレビ衰退以降…とんとお呼びがかからなくなっちゃった!ってのが実態なの。、
<犬あっちいけ>だって同じ坂道(視聴者離れ)を転げ落ちてるだけのこと。


03. 2015年5月01日 09:44:08 : 0jlj1qJWIw
◐〖再配信〗5/1 14:00〜 岩上安身による飯田能生氏(NHKチーフプロデューサー)インタビュー
※4月29日収録
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

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