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ドイツ特派員「外務省が記事を攻撃」 特派員の暴露記事、やっと大手メディアも取り上げる!ネットでは2週間以上も前に!
http://www.asyura2.com/15/senkyo184/msg/114.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 29 日 11:25:05: igsppGRN/E9PQ
 

ドイツ特派員「外務省が記事を攻撃」 特派員の暴露記事、やっと大手メディアも取り上げる!ネットでは2週間以上も前に!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6320.html
2015.04.29 10:00 真実を探すブログ



当ブログでも4月11日に「ドイツ紙特派員が安倍政権の圧力を告白!在独日本総領事を通じて外国人記者に注文!」と取り上げた事があるドイツ特派員への日本政府の圧力問題ですが、ネットから2週間以上も遅れて日本の大手メディアも取り上げてくれました。
4月28日に朝日新聞が「独紙記者の告白、話題に」というタイトルで、この騒動の関係者へのインタビューを含めた記事を掲載しています。


それによると、カルステン・ゲルミス記者は「日本政府からの侮辱的な抗議があった」と主張しているのに対して、日本政府の坂本総領事側は「(シュトゥルム氏が)思い込みで言っているとしか思えない」と述べ、ドイツ特派員の発言を全面否定したとのことです。


ただ、記事にはゲルミス氏の上司に当たるペーター・シュトゥルム・アジア担当エディターの「同紙に政府関係者が直接抗議に訪れたのは、北朝鮮の政府関係者以来だった」というコメントも掲載されていることから、これが嘘である可能性は低いと考えられます。


外務省は「誤解は解消」としていますが、問題は何も解消されていないと言えるでしょう。日本政府は安倍政権になってからメディアへの圧力を強め、前にも慰安婦問題の記事で海外メディアに抗議したことが明るみに出たことがありました。


☆特派員「外務省が記事を攻撃」 独紙記者の告白、話題に
URL http://www.asahi.com/articles/ASH4P6GZ3H4PUHBI02T.html
引用:
ドイツ有力紙の元東京特派員が今月、離任に際して書いた「告白」記事が話題になっている。昨年来、「日本の外務官僚たちが、批判的な記事を大っぴらに攻撃しているようだ」と指摘している。米主要紙の東京特派員は、記事中の識者の選定を巡り、日本政府から細かい注文をつけられた。日本の姿を世界に伝える在京特派員と日本政府がぎくしゃくしているのはなぜか。関係者に直接、話を聞いた。


〜省略〜


 シュトゥルム氏によると、同紙に政府関係者が直接抗議に訪れたのは、北朝鮮の政府関係者以来だったという。シュトゥルム氏は「坂本総領事の独語は流暢(りゅうちょう)だった」と話す。総領事は中国のビザ取得が目的だったのだろうと指摘したうえで、「中国からの賄賂が背後にあると思える」と発言したという。シュトゥルム氏は「私は彼に何度も確認した。聞き違いはあり得ない」と話す。


 坂本総領事の説明は、シュトゥルム氏の話と異なる。坂本総領事は取材に対し、一連の発言について「金をもらっているというようなことは一言も言っていない。ビザも、中国の言論統制の話の流れで話題に出たが、ゲルミス記者個人のビザの話は一切していない。(シュトゥルム氏が)思い込みで言っているとしか思えない」と否定した。
:引用終了


☆日本語訳 5年間を振り返って
URL http://www.fccj.or.jp/number-1-shimbun/item/588-5.html
引用:
私は日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙での5年を越す特派員生活を終え、このたび帰国の途にある。


2010年1月の着任時と比べ、この国は表面的には変わっていないようで、社会要素的にはゆっくりとではあるが着実に変化してきている。特に過去一年間は私も仕事上かなりの影響を受けたと感じている。


日本の政治的エリートたちが理解していることと海外のメディアで報じられていることとの間には大きなギャップが存在する。しかもそれは拡張の一途をたどっており、在日外国人ジャーナリストたちにとって問題を引き起こしはしないかと危惧している。


〜省略〜


私の日本滞在期間には様々な事柄があった。2010年の民主党政権時、私の取材した鳩山・管・野田歴代三内閣はみな海外メディアに政策を理解してもらおうという姿勢があった。「国を運営していくためにもっと頑張らなくてはならない」と口を揃えて言っていたことを覚えている。


外国特派員は当時、岡田克也副総理に意見交換会によく呼ばれた。官邸で毎週の定例会があり、オープンに時事問題についてよく議論をたたかわせた。我々はある特定の事象について政府の立場をたびたび批判したりもしたが、それでも彼らは我々に彼らのスタンスを理解させようと辛抱強くつとめた。


2012年の選挙の後、自民党が政権を担うことになると事態は一変した。首相がフェイスブックなどの新しいメディアにご執心なのに反して、閣僚が外国人報道陣に開放的だったことはない。財務大臣の麻生太郎は外国特派員と懇談したり、膨大な国家の借金についての質問に答えようと努めることはなかった。


実際、外国特派員には尋ねたい事柄の膨大なリストがある。エネルギー政策、アベノミクスの危険性、憲法改定、若い世代の失業問題、地方の人口減少など。しかし、閣僚たちが外国特派員たちに質問の場を設けるような気はないらしい。それどころか、この新しい政権を批判しようものなら、「日本バッシャー(批判家)」と呼ばれた。


5年前にはあり得なかった新しいことといえば、外務省からの攻撃に曝されるようになったことだ。私が直接攻撃されるばかりでなく、ドイツ本国の新聞本社の編集部への攻撃もあった。私が安倍政権の歴史修正主義に批判的に書いた記事が掲載されると、フランクフルトの日本総領事が、新聞本紙の外交担当のデスクを訪ねてきて、「東京」からの異議を伝えた。中国がこの記事を反日プロパガンダに利用していると抗議したのだ。
:引用終了


以下、ネットの反応


















☆放送局幹部呼びつけは放送法違反・古賀茂明氏が外国特派員協会で会見



 

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コメント
 
01. 2015年4月29日 11:32:59 : dzkTuKqj2E
2週間放置するというのが流行りなんでしょうか?
官邸とか

02. 2015年4月29日 11:53:11 : NNHQF4oi2I
馬鹿の 安部内閣 何でも有りの イカサマ野郎

 日本政府の報道を信じるのは 馬鹿ばかりだ


03. 2015年4月29日 11:53:52 : HVTVeishvw
特派員「外務省が記事を攻撃」 独紙記者の告白、話題に
2015年4月28日04時27分

 ドイツ有力紙の元東京特派員が今月、離任に際して書いた「告白」記事が話題になっている。昨年来、「日本の外務官僚たちが、批判的な記事を大っぴらに攻撃しているようだ」と指摘している。米主要紙の東京特派員は、記事中の識者の選定を巡り、日本政府から細かい注文をつけられた。日本の姿を世界に伝える在京特派員と日本政府がぎくしゃくしているのはなぜか。関係者に直接、話を聞いた。

 注目されているのは、独紙フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)のカルステン・ゲルミス記者(56)が書いた英文の寄稿「外国人特派員の告白」だ。日本外国特派員協会の機関誌「NUMBER 1 SHIMBUN」4月号に掲載された。これを、思想家の内田樹(たつる)さんがブログに全文邦訳して載せ、ネット上で一気に広がった。

 ゲルミス記者は寄稿で、日中韓の対立について書いた自分の記事に対する、日本政府からの「侮辱」的な抗議について記した。

 ゲルミス氏は2010年1月から今月上旬まで東京に5年余り滞在した。発端となる記事をFAZ紙に掲載したのは昨年8月14日のこと。「漁夫の利」と題し、「安倍政権が歴史の修正を試み、韓国との関係を悪化させているうちに、中韓が接近して日本は孤立化する」という内容の記事だった。

 これに対し、中根猛・駐ベルリン大使による反論記事が9月1日付のFAZ紙に掲載された。

 ここまではよくある話だが、寄稿が明かしたのは、外務省の抗議が独本社の編集者にまで及んでいた点だった。記事が出た直後に、在フランクフルト日本総領事がFAZ本社を訪れ、海外担当の編集者に1時間半にわたり抗議したという。

 寄稿によると、総領事は、中国が、ゲルミス氏の記事を反日プロパガンダに利用していると強調。さらに、総領事は「金が絡んでいると疑い始めざるを得ない」と指摘した。また、総領事は、ゲルミス記者が中国寄りの記事を書いているのは、中国に渡航するビザを認めてもらうために必要だからなのでしょう、とも発言したという。

 ゲルミス氏は寄稿で、「金が絡んでいる」との総領事の指摘は、「私と編集者、FAZ紙全体に対する侮辱だ」と指摘。ゲルミス氏は「私は中国に行ったことも、ビザを申請したこともない」とも記している。

 当事者たちに、現地で直接取材した。

 昨年8月28日、FAZ本社を訪れたのは坂本秀之・在フランクフルト総領事。対応したのは、ゲルミス氏の上司に当たるペーター・シュトゥルム・アジア担当エディター(56)だった。

 シュトゥルム氏によると、同紙に政府関係者が直接抗議に訪れたのは、北朝鮮の政府関係者以来だったという。シュトゥルム氏は「坂本総領事の独語は流暢(りゅうちょう)だった」と話す。総領事は中国のビザ取得が目的だったのだろうと指摘したうえで、「中国からの賄賂が背後にあると思える」と発言したという。シュトゥルム氏は「私は彼に何度も確認した。聞き違いはあり得ない」と話す。

 坂本総領事の説明は、シュトゥルム氏の話と異なる。坂本総領事は取材に対し、一連の発言について「金をもらっているというようなことは一言も言っていない。ビザも、中国の言論統制の話の流れで話題に出たが、ゲルミス記者個人のビザの話は一切していない。(シュトゥルム氏が)思い込みで言っているとしか思えない」と否定した。

 現在勤務する独北部ハンブルクで取材に応じたゲルミス氏は、「海外メディアへの外務省の攻撃は昨年あたりから、完全に異質なものになった。大好きな日本をけなしたと思われたくなかったので躊躇(ちゅうちょ)したが、安倍政権への最後のメッセージと思って筆をとった」と話した。

 ゲルミス氏が、機関誌に寄稿したのは「日本政府の圧力に耐えた体験を書いてほしい」と、特派員協会の他国の記者に頼まれたからだ。その後、記事への反応を見ると、好意的なものが多かったが、「身の危険」をほのめかす匿名の中傷も少なからずあったという。「日本は民主主義国家なのに歴史について自由に議論できない空気があるのだろうか」と語る。

 シュトゥルム氏もこう話した。「我々は決して反日ではない。友好国の政府がおそらく良いとは思えない方向に進みつつあるのを懸念しているから批判するのだ。安倍政権がなぜ、ドイツや外国メディアから批判されるのか、この議論をきっかけに少しでも自分自身を考えてもらいたい」(フランクフルト=玉川透)

■日本大使館、識者の人選に注文

 米主要紙の東京特派員は、慰安婦問題に関する記事で引用した識者について、在米日本大使館幹部から「日本の学術界ではほとんど認められていない」と、人選を細かく批判する電子メールを受け取った。特派員は「各国で長年特派員をしているが、その国の政府からこの人を取材すべきだとか、取材すべきでないとか言われたのは初めて。二度と同じことをしないよう抗議した」と話す。

 外務省側が問題にしたのは、特派員が昨年末に書いた慰安婦問題にからむ記事だった。記事中には「安倍政権は、日本の戦時中の歴史を再評価しようとしており、すでにぎくしゃくしている韓国や中国との関係が悪化するのは確実だ」との趣旨が含まれていた。

 記事中では、中野晃一・上智大教授(比較政治学、米プリンストン大で博士号を取得)による安倍政権に批判的なコメントが引用されていた。

 在米日本大使館幹部は昨年12月、特派員に対し、「記事のいくつかの部分は不快だ」とし、中野氏について「よく分からない人物だ」「日本国内では、彼のことをよく知っている人はだれもいない」とメールした。

 これとは別に、在京特派員らに取材対応する外務省国際報道官室幹部からも昨年12月、「中野氏はこの分野の唯一の専門家ではない。(現代史家の)秦郁彦氏らに会うことをお薦めします」とのメールが届いた。

 朝日新聞の取材に、外務省の幹部はメールを送ったことを認め、「特派員とは親しい間柄で、あくまで個人的な意見として伝えた。外務省や官邸の意思ではない。取材に圧力をかける意図はなかった」と話した。在米日本大使館幹部は朝日新聞の取材要請に27日現在、応じていない。

 中野氏は「最近、別の特派員からも『中野は信用できないと外務省職員に耳打ちされた』といった話を聞き、組織的にネガティブな印象を広げようとしているように思える。気分が悪い。特派員は『圧力だ』と受け取っており、結果的に日本の印象を悪くしている」と話している。(武田肇)

■日本のイメージ悪化

 山田健太・専修大教授(言論法)の話 本来、政府の広報とは、説明責任に基づき活動内容を伝えることだ。外務省幹部の行動は、政府の良い部分だけをアピールする宣伝にあたるが、それを彼らは広報と思い違いしているのではないか。ジャーナリストの多くは、政府による水面下の宣伝活動に反感を持つ可能性が高く、むしろ日本のイメージを悪化させていると言わざるを得ない。

■誤解生じて残念

 伊藤恭子・外務省国際報道官の話 報道の自由や表現の自由は最大限尊重しなければならないと思っている。そのうえで、日本の姿を正しく知ってもらうため、事実誤認に基づく報道がなされた場合、客観的な事実に基づいて指摘することはある。(元独特派員の記事については)誤解が生じているのは残念だ。お金の話などをした事実はなく、総領事とフランクフルター・アルゲマイネ社で協議をし、誤解が解消したと聞いている。

http://www.asahi.com/articles/ASH4P6GZ3H4PUHBI02T.html


04. 2015年4月29日 12:12:32 : MGp0WLMifE
「聞いている」てすごいな
その内容を公表するのが公報だろ 他人事かよ

05. 2015年4月29日 12:58:38 : YbBgMB0rk2
総領事のがウソだって事はすぐわかる。

そもそも新聞社に出向いて1時間半何をしゃべるというのか。

穏やかに抗議だとすればこんなことしないだろ。

地方のウヨ系進学校で純粋培養されるとこんなのが出来上がるのか。


06. 2015年4月29日 17:37:08 : Fx0MAc3H3s
時の政権の言いなりなバカな総領事が居るから
第二次世界大戦で「ドイツが勝つ」なんていう判断しか出来なかったんだ!

政権が何を言ってきても
世界の常識をわきまえ国の代表として
恥ずかしくない振舞いをするのが
総領事の仕事だろ!

朝日新聞よ!
名誉挽回に安倍政権を徹底的に叩け!
国民が支持する。

安倍との飲み食いを一切するなと全社員が上層部に進言しろ!


07. 2015年4月30日 01:10:00 : F6wJ83DJQw
産経新聞のソウル支局長の件もそうだが、
新聞記者にとっては政府に抗議される、ということは記者の勲章的に名誉なことなので
自慢したくなるのもわかる。

08. おじゃま一郎 2015年4月30日 08:47:14 : Oo1MUxFRAsqXk : ASRQfSI6SE
>ドイツ特派員「外務省が記事を攻撃」 特派員の暴露記事、
>やっと大手メディアも取り上げる

朝日がとりあげたおかげで、ドイツが反日国家であることが判明した。


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