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NHK「クロ現」“灰色決着”…15人処分もやらせは否定
http://www.sanspo.com/geino/news/20150429/geo15042905030018-n1.html
NHKの報道番組「クローズアップ現代」でやらせがあったと指摘されている問題で、NHKの調査委員会(委員長・堂元光副会長)は28日、東京・渋谷の同局で調査報告書を発表した。捏造(ねつぞう)につながるやらせはなかったとした一方で、「過剰な演出」などを理由に担当した記者を停職3カ月とするなど関係者15人を処分。やらせを認識しているかのような“灰色決着”を印象づけた。
やらせが指摘されたのは、昨年5月放送の「追跡“出家詐欺”〜狙われる宗教法人〜」など。番組内で詐欺に関わるブローカーとして匿名で紹介された大阪府内の男性(50)が「NHK記者の指示で架空の人物を演じた」と週刊誌で告発し、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会に申し立てた。
報告書は「A氏をブローカーと断定的に伝えたことは適切ではなかったが(A氏に相談した)B氏は多重債務者で出家を考えていたことは事実」と指摘。担当した大阪放送局の男性記者(38)が「意図的に架空の相談の場面を作り上げA氏とB氏に演技させたとはいえず、事実の捏造につながるいわゆる『やらせ』は行っていない」と結論づけた。
NHKの堂元副会長は会見で謝罪。記者を停職3カ月とするなど、上司を含め関係者15人を懲戒処分にすると発表した。籾井勝人会長ら役員4人は報酬の一部を自主返納する。“やらせはない”とした一方で記者を懲戒免職、諭旨免職に次ぐ重い処分にした理由については、「過剰な演出」「誤解を与える編集」があったとした。
具体的には、A氏をブローカーとしたのに加え、ビルの一室を詐欺の「活動拠点」とした点。記者がB氏と8年前からの知り合いなのに、番組では初めて会ったかのように追いかけて質問した点をあげた。
会見では「記者が追いかけたのはやらせに当たる」など、やらせを認めないNHKへの追及が続き、局側は「記者は『取材する立場としての緊張感を伝えるためだった』と言っている」(専務理事)と苦しい弁明に追われた。
堂元副会長は「今後は徹底した事実の把握で再発防止に努めたい」と繰り返したが、総務省はこの日、事実に基づかない報道が行われたとして、NHKを厳重注意した。
法政大・水島宏明教授の話
「(NHKの姿勢は)やらせの定義を狭く捉えようとしている意思がうかがえる。『過剰演出』や『不適切』という言葉を多用しているが、一般の人から見れば記者の行為はやらせ。そう思われる重みをNHKがどれほど強く感じているのだろうか」
[SANSPO.COM 2015/4/29]
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「ヤラセなかった」もNHKクロ現関係者15人処分
http://www.hochi.co.jp/topics/20150428-OHT1T50224.html
NHKの報道番組「クローズアップ現代」でやらせがあったと指摘されている問題で、NHKの調査委員会(委員長・堂元光副会長)は28日、取材した大阪放送局記者(38)に事実をねつ造する意図はなかったとして「やらせはなかった」とする調査報告書を発表した。一方で「過剰な演出」などがあったとし、職員計15人を処分した。またテレビ朝日はこの日、「報道ステーション」に出演した元官僚・古賀茂明氏が「官邸からバッシングを受けた」と発言した問題で、報道局幹部ら3人を戒告とする社内処分を発表した。
「視聴者の期待に反する取材、制作が行われたことを誠に遺憾に思っている。心より深くおわびします」。この日会見したNHKの堂元副会長らは、そう言って深々と頭を下げた。NHKの看板番組でぼっ発した不祥事。NHKの調査委は、やらせこそ否定したものの、取材した大阪放送局の記者に「過剰な演出」や「視聴者に誤解を与える編集」があったと認定した。この記者を停職3か月とするなど、関係者15人を懲戒処分。籾井勝人会長ら役員4人は報酬の一部を自主返納する。
やらせが指摘されたのは、昨年5月放送の「追跡“出家詐欺”〜狙われる宗教法人〜」など。番組内で詐欺に関わるブローカーとして匿名で紹介された大阪府内の男性(50)が週刊文春で告発した。この男性は1日に大阪市内で会見を開き、21日にはBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会へ人権侵害を申し立てていた。
調査委の報告書によると、取材を行った記者は、この男性のことを「ブローカー」だと思い込んで取材しており、演技を依頼することや「役」の割り振りを行ったことはなかったという。「事前に台本を渡す」などの明確なねつ造行為もないと判断した結果、「やらせではない」と結論づけた。男性の「記者の指示で架空の人物を演じた」などの主張は、ほぼ退けられた形だ。
一方で、この男性と多重債務者がやりとりするシーンで記者が居合わせたことや、相談後の男性を追いかけてインタビューしたシーンなどは、放送ガイドラインを逸脱する過剰演出だったと指摘。宮川勝之弁護士ら同調査委の外部委員は「NHKの信頼を傷つけたのは残念」とする見解を公表した。
自民党は17日にNHK幹部から同番組について事情聴取。有識者や与野党から報道への圧力との懸念が示されている。
[スポーツ報知 2015/4/29]
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国谷キャスター涙の謝罪 「クロ現」過剰演出「視聴者の信頼損ねた」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/04/29/kiji/K20150429010257290.html
NHKの報道番組「クローズアップ現代」などでやらせが指摘されていた問題で、同局の調査委員会は28日、「過剰演出」「誤解を与える編集」があったとし、やらせによる捏造(ねつぞう)はなかったとする調査報告書を発表した。番組を担当した大阪放送局記者を停職3カ月とするなど、関係者15人を懲戒処分とし、籾井勝人会長ら役員4人は報酬の一部を自主返納する。
やらせが指摘されたのは、昨年5月放送「追跡“出家詐欺”」など。取材で探し当てた、詐欺に関わるブローカーとする男性(50)の元に、多重債務者が相談に来る内容。多重債務者を取材する場面もあったが、記者とは面識があった。調査委は会見で「現場の緊張感を伝えるため」「初対面を装ったように見えるが、この記者は撮影時、親しい人でも敬語で話す」と説明。「過剰な演出」にとどまるとした。
同番組で、国谷裕子キャスターが涙ぐみながら「22年間放送してきましたが、事実に誤りがある番組を放送し、視聴者の信頼を損ね、おわびします」と頭を下げた。
[スポニチ 2015/4/29]
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