http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/779.html
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http://31634308.at.webry.info/201504/article_24.html
2015/04/25 20:45
連休明けに与党の自公が安全保障の法案を一括提出するというので、民主党が党内の見解を統一するように党内議論をまとめた。このことについて、民主党内では考えが統一出来ないと書いたが、やはり一番の肝である「集団的自衛権」について、自公案が「是」か「非」かの見解案に踏み込まないことに決まったという。「やっぱり、そうだろうな」という思いである。
「集団的自衛権」の是非は、憲法9条を否定するかしないかの肝中の肝である。その見解をまとめることが出来ないことに、今の民主党が野党第一党でありながら、その存在感を示せず低迷していることを象徴している。
以下の記事には「是非に踏み込まず」と書かれているが、同じ党でありながら、憲法に対する基本認識の相反する考えのグループがいることを示している。見解を統一すれば、内部分裂するということである。もっと言えば、今の執行部側が自公の考えに近いのだろう。これでは、まとまることはない。なにせ岡田代表が、辺野古への基地移転しか道はないと言っているのだから、どうしようもない。
鳩山首相が、基地は少なくとも県外、国外と言ったとき、外務大臣の岡田氏は首相と同じ方向では動かなかった。鳩山氏は、岡田氏が辺野古基地移転しかないと思っていたのなら、外務大臣を受けてもらいたくはなかったと話している。
憲法解釈に関わる集団的自衛権の見解を持たずに政府とあーだ、こーだと言って対決しても、政府は痛くもかゆくもない。政府の「3要件」が曖昧だ、おかしいと言っても、肝の解釈が定まらないのなら、間抜けの意見である。
民主党から出た生活の小沢氏は、日頃から自分達の意見をはっきり明言している。小沢代表は、たとえ日米同盟があっても、国連が認めないような武力行使はリンチ行為とまで言っている。国連が全て万能とは思わないが、憲法解釈が党内でまとめることが出来ないのでは野合と言っていいだろう。
今のままの状態では、政府から出された安全保障法案は一括審議され、すんなり国会を通過する。それにより、日本が戦後70年守ってきた憲法9条はなし崩し的に毀損され、戦争の出来る国に変容する。
集団的自衛権の見解案、民主は是非に踏、み込まず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150423-OYT1T50057.html
民主党は22日、安全保障総合調査会(会長・北沢俊美元防衛相)を開き、自衛権に関する見解案を示した。
政府が打ち出した集団的自衛権行使の「新3要件」について、「あいまいで歯止めがきかない」と批判した。しかし、集団的自衛権行使の是非には踏み込まなかった。安全保障政策をめぐる党内の意見対立に配慮し、今月中にまとめる党見解でも盛り込まない見通しだ。
見解案では、政府の「新3要件」を批判する理由として、「政府の判断次第でいかようにも当てはめが可能」であることを挙げた。
これに関連し、枝野幹事長は22日の記者会見で、新3要件について「従来の憲法解釈から質的に大きく飛躍している。とても憲法解釈の延長線上とは認められない」と批判した。
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