http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/742.html
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「「国のために戦って死んだ軍人を顕彰するのは当然」という認識は、現実の靖国神社の性格を読み違えている」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17197.html
2015/4/24 晴耕雨読
山崎 雅弘氏のツイートより。https://twitter.com/mas__yamazaki
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「戦史・紛争史に見る前例」と現在の日本について(Togetter)http://bit.ly/1bumIeb
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表題に関連するツイートをまとめてみました。
強権政治特有の人心掌握術や、権力による報道の抑圧など、古今東西の戦史や紛争史と同じ事例が、現政権下の日本に次々と現れている。
昨日は、某新聞社の記者がうちに来られて取材を受けた。
掲載内容と掲載日が確定したら改めて告知します。
最近受けた取材や対談、地理的な理由でやむなくお断りした仕事など、担当の人と話して感じるのは、今この国が重要な歴史上の分岐点に差し掛かっていると感じている人があちこちにいるということ。
昨年7月2日、つまり集団的自衛権行使容認の閣議決定翌日に書いたツイート。
首相はこの時「今回の閣議決定で、日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」と演説したが、9か月後の今、首相はその言葉と全く逆の方向に国民を引きずっている。
山谷国家公安委員長が靖国参拝「平和な国造り誓った」(時事)http://bit.ly/1aTzgue
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これも「ダブルスピーク」の典型。
国家神道の政治思想の宣伝施設である靖国神社が「戦没軍人の墓」であるかのような錯覚を創り出し、「平和な国造り誓う」という言葉で先の戦争を肯定する。
「国のために戦って死んだ軍人を顕彰するのは当然」という認識は、現実の靖国神社の性格を読み違えている。
当時の軍人が、一般国民を守るために戦ったかのような錯覚を創り出しているが、現実には靖国神社が顕彰するのは「国家体制を守るために奉仕し死んだ軍人」であり、国民のためという目的はない。
むしろ事実は逆で、沖縄戦での軍と県民の関係を観れば明白なように、当時の軍人も国民も、天皇を頂点に置いた当時の「国家神道体制」を守るために犠牲となることを当然視された。
靖国神社は当時の「国家神道体制」を戦後も肯定・顕彰する政治宣伝施設で、戦没軍人への顕彰という形式だけ利用している。
靖国神社の問題点は、「A級戦犯合祀」や「中国韓国の反応」よりも、国民が「国家体制」つまり時の権力者を守るために犠牲となることを当然視する価値判断の政治思想を、戦後も脈々と継承する政治施設であることだと思う。
靖国神社の政治理念と戦後の民主的憲法は相容れないので、後者を潰そうとする。
参考:戦後の日本人が上書きし損ねた『愛国心』について http://bit.ly/1BGiW9h
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安倍晋三首相の靖国神社参拝と天皇誕生日記者会見について http://bit.ly/1HuDyF9
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『特攻隊』と靖国神社の関係について http://bit.ly/1Og22rg
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日本会議と同種の、国家神道系政治団体「神道政治連盟」のホームページを開くと、同団体が全面支援している議員のリンクバナーのトップに山谷えり子議員がいる。
今の日本では、国家神道系政治勢力と最も懇意な国会議員が警察トップの地位に就いている。
昼間のツイートに貼ったリンク先を見たら、有村治子女性活躍担当相も参拝したので記事が差し替わっていた。http://bit.ly/1EfR6Dz
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有村治子女性活躍担当相も「神道政治連盟」が全面支援する議員の一人で、公式サイトでは山谷議員の下にリンクバナーがある。
不動のツートップ。
「参拝後、山谷氏は記者団に『英霊に感謝の誠をささげてきた。平和な国造りをお誓いしてきた』と説明。有村氏は『世界の平和と安定に寄与できるようにと申し上げた』と述べた」
ダブルスピークは、聞く側の論理的思考を停止させる。
物事を形式の枠内だけで考える人ほど、矛盾に耐えられず思考停止する。
戦争指導者を顕彰する戦争肯定の政治施設に参拝して「平和な国造りをお誓いしてきた」「世界の平和と安定に寄与できるようにと申し上げた」と、真意と正反対の言葉をメディア報道向けに口にしている。
物事を形式の枠内だけで考える記者は、自己防衛的に思考を停止し、行動と発言の不一致を指摘しない。
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