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2015年04月23日 「ジャーナリスト同盟」通信
<アンベイの粘り勝ち?>
「立ち話でもいいから習近平に擦り寄りたい」と願望していたアンベイは、見事、4月22日中国主席の積極姿勢によって、25分間の首脳会談にこぎつけることに成功した。「アンベイの粘り勝ち」なのか。それとも北京に変化が起きたものか?わかりにくいバンドン会談だった。会談では歴史認識やアジアインフラ投資銀行が持ち出された。それにアンベイは、ただ聞き置くという態度でやり過ごした。北京の判断に狂いが生じたものか?内政での腐敗官僚退治で成果を挙げていると見られる北京政府も、東京征伐は厳しい?
<官邸のはしゃぎぶり伝えるメディア>
バンドン会議でアンベイは、バンドン原則引用で過去の重大事を表現すると言う巧妙さで処理、肝心の「おわび」発言を抜いてしまった。韓国政府はかんかんである。ワシントンでのアンベイ演説の姿も、これでより具体的に見えてきた感じである。
それにもかかわらず、北京が首脳会談に応じてくれたものだから、留守居役の首相官邸は「やったぞ。それ見たことか」とはしゃいでいる、そんな東京の報道ぶりである。
一部新聞などは「アンベイは自分の言葉で語ろうとしなかった」と皮肉をこめて論評したようだ。それまでは70年談話について「村山・河野談話の表現を用いない。安倍カラーで」とわめいていたものだから、バンドン原則で過去をさらりと触れたアンベイにいらついてしまったらしい。
軍配はアンベイに揚がった格好である。
<中韓に溝できる対日政策>
歴史認識についてアンベイの立場は分かりきっていた。それでも会談に応じた習近平には、アジアインフラ投資銀行問題で「アンベイが擦り寄ってくれる」との感触が事務当局から上がっていたものか?
いずれは日本参加はあるとしても、バンドンでアンベイ自ら首脳会談で表明する、との思い込みが北京にあったものか。
直前にアンベイは、靖国神社の参拝に相当する供え物の奉納を済ませて、靖国派の代表であることを内外に宣言した。23日には二人のアンベイ側近の女性閣僚が参拝、前日には多数の国会議員の集団参拝があったばかりである。
韓国政府は怒り心頭だ。ただでさえ首相らの醜聞の表面化で荒れている。日本批判も強い。判明したことは、中韓の対日歴史問題での対応に「溝が出来た」ということのようだ。
2015年4月23日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員)
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