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最強の刺客出馬で岩手の陣は 小沢一郎の最終戦争となるか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150422-00005046-sbunshun-pol
週刊文春 4月22日(水)18時6分配信
「今の県政を変えてもらいたいという声を少なからずいただいた。私なりに岩手が抱える課題に取り組みたい」
4月14日、元復興担当大臣の平野達男参院議員(60)が盛岡市内で記者会見を開き、9月の岩手県知事選への出馬を表明した。
岩手県は、生活の小沢一郎代表のお膝元。現在2期目の達増拓也知事(50)も、外務省時代に小沢氏にスカウトされ、衆院議員を経て知事になった小沢チルドレンだ。小沢氏が中央政界で権勢をふるうことができたのも、地元岩手での磐石の地盤があってのこと。だが、民主党離党の過程で、次々にチルドレンと袂を分かち、いまや衆院議員は小沢氏のみ。達増氏が負けるようなことがあれば、小沢王国は完全に崩壊することになる。
出馬表明した平野氏も、農水官僚から小沢氏の後押しで01年の参院選で岩手県選挙区から初当選した。だが、小沢氏が民主党を離党した際に決別。2013年の参院選前には、今度は自身も民主党を離れ、自民、生活、民主の各新人候補に圧勝した。今回は自民党が支援する方向で、“最強の刺客”と目されている。その背後にいるのが、自民党の二階俊博総務会長だ。
「自由党時代の同僚だった平野氏が無所属になった前後から水面下で連携しており、先の参院選でも裏で支援していたと言われる。昨年の衆院選では、二階氏が応援する無所属候補の陣営に平野氏の秘書を送り込むなど密接な関係です」(平野陣営関係者)
二階氏の狙いは平野知事誕生だけではない。
「平野氏の立候補に伴う10月の参院補選に出す候補者に、二階氏系の人物を押し込もうとしている。普通なら、前回敗れた元慶応大ラグビー部監督の田中真一氏ですが、既に党幹部に二階氏の根回しは進んでいるようです」(同前)
一方、達増氏は小沢票を固めながら、かつて同志だった民主党の階猛、黄川田徹の両衆院議員と関係修復を急ぐ。
「だが、コトはそう簡単ではありません。前々回の衆院選では、両氏は小沢系の刺客と戦っている。階氏にいたっては、刺客は達増夫人でした。納得のいかない支援者も少なくないようです。小沢氏は、参院補選に手を挙げようとしている子飼いの前衆院議員を引っ込めて、民主党に譲る方向で連携を進めようとしています」(生活関係者)
知事選と参院補選が絡む“岩手の陣”は、小沢氏の最終戦争となるのか。
<週刊文春2015年4月30日号『THIS WEEK』より>
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