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「積極的平和外交」もバッサリ(C)日刊ゲンダイ
安倍首相の“戦後70年談話”に村山元首相がにじませた憤り
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159251
2015年4月22日 日刊ゲンダイ
安倍首相が今夏に発表する戦後70年談話に懸念の声が高まっている。20日のBSフジの番組で「(村山談話を)引き継ぐと言っている以上、もう一度書く必要はない」と言い、「植民地支配と侵略に対する心からのお詫び」という文言を使わない意向を鮮明にしたからだ。
これに噛みついたのが当の村山富市元首相である。21日、都内で開かれた会合でこう言った。
「当時、村山談話は自民党の閣僚のいる閣議で満場一致で決めた。遺族会会長だった橋本龍太郎大臣(元首相)には事前に電話で“これでいいか”と聞いて、了解してもらった。その後、ずっと歴代内閣は談話を引き継いでいるし、第1次安倍政権も継承した。20年も経ってこんな問題になるとは思わなかった。第1次政権では“引き継ぐ”と言った首相が“見直す”と言うから、中国からは『一体どうするつもりか?』と聞かれる」
「植民地支配や侵略に触れたくないというのは、腹の中で認めたくないのだろう」「何遍も言わせるな、何で謝らなきゃいけないんだという気持ちがあるのではないか。そういうところが疑われている」
これまで村山元首相は自身の談話の見直しについて、積極的に発言していない。しかし、さすがに安倍首相のTV発言は見過ごせなかったのだろう。憤りがにじみ出ていた。
実際、「引き継ぐ」と言いながら、寝た子を起こすように「談話見直し」をぶち上げ、有識者懇談会まで立ち上げた安倍首相。わざわざ世界の注目を集めておいて、「お詫び」を省けば、中韓はもとより、米国だって「正体見たり」となるだろう。安倍首相の場合、そうした姿勢をアピールすることが「自分の使命」と思っているのだから、本当に危ない首相である。
「安倍さんの積極的平和外交というのが僕には分からない。日本は平和憲法でやってきた。安倍さんの基本的な考えをもっとはっきりしてほしい」(村山元首相)
その場その場で言葉を繕い、ごまかしてしまうのが安倍首相流。二枚舌のペテン政治もバッサリ斬り捨てられていた。
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