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2015年04月21日 「ジャーナリスト同盟」通信
<共同配信記事で判明>
共同通信が4月20日に配信した記事によると、公明党主導の自衛隊参戦法が具体化するという。それを本日21日に、自民党の高村副総裁が与党協議で提示する、というのだ。公明党が率先して自衛隊派兵に、必死で取り組んでいるというのだから、これはもうこの国はおしまいではないだろうか。「戦争放棄に違反する自衛隊派兵は許されない」が従来の公明党の主張ではなかったか。
<狂った暴走公明党>
アンベイは狂っているわけではない。A級戦犯の祖父・岸信介の思想が五体にこびりついているのだから。彼は本気で「戦争する軍国主義の日本」改造に執念を燃やしている。
国家主義・国粋主義の本性丸出しである。分かりきっている。21日から始まった靖国神社の春季例大祭に参拝に相当する真榊奉納、70年談話では「植民地支配や侵略」「痛切な反省」はしない、と20日夜のテレビで語っている。ところで、戦争放棄の9条を死守するであろうと思われていた公明党が、いまや180度態度を変えているのだという。公明党が、自民党を鎖で引きずって自衛隊参戦法を具体化させている!なんとも驚きである。
時代は変わるものである。キリスト教に負けじと、武器弾薬で身をまとって創価学会教を広めるというのか?恐れ入るばかりである。
<名称は「国際平和支援法」>
怪しい連中ほど「平和」という言葉を連発して、愚民をたぼらかす。アンベイの「積極的平和主義」もその一つである。そして自衛隊の随時派兵法は「国際平和支援法」というのだそうな。
あきれてモノをいう気がしない。これはアジアにとって、大変な時代の到来である。
<常時、自衛隊派兵が可能>
70年前に日本は「戦争放棄」をアジア・国際社会に公約して、なんとか独立することが出来た。9条のお陰で、たとえ自衛隊が誕生しても、海外派兵は出来なかったが、中曽根内閣や小泉内閣で湾岸戦争、アフガン・イラク戦争に飛び出していったものの、武器使用は禁じた。
二つの政権は、ともに国家主義の政権だった。今回、アンベイのもとでは連立相手の公明党が前面に出てきて「常時(随時)自衛隊を派兵する参戦法」が実現すると言うのである。
「国会の事前承認」というごまかし要件で強行するというのだ。公明党はいつから詐欺的な政党になったものか。信仰する宗教教義そのものが好戦的なのか。仏教は元来、平和主義のはずなのだが。
<「平和」から「戦争」へ宗旨替えした創価学会?>
公明党は創価学会という宗教団体が設立した政党である。平和と福祉を武器にして世論を煙に巻いてきた。それどころか隣国や国際社会にも「平和」を合唱して、一部の国民の支持を得てきた政党のはずだった。
創価学会の承認抜きに公明党の暴走はない。したがって「創価学会がお墨付きを与えている」と内外の識者は認識するだろう。そうだとすると、学会は「平和」から「戦争」へと宗旨替えしたのであろうか。
<祭政一致の自民と政教一致の公明>
面白い組み合わせのアンベイ内閣であろうか?これは笑い事ではない。
アンベイの足元は国家神道復活派の自民党である。極右そのものである。これに政教一致の公明・創価学会という組み合わせになろうか。筆者の分析が間違っていることを祈りたい。
日本とアジアは大変な時代を迎えている。隣国の日本研究者の正念場といっていいだろう。
<9条にノーベル平和賞を>
「民主主義が正常に機能するためには、議会と言論が健全でないと駄目だ」とは平和・軍縮派の宇都宮徳馬の至言である。彼はナベツネの仲人で知られる。岸を断固批判した人物でも知られる。
「憲法改悪派の中曽根・ナベツネは大馬鹿野郎だ」とも口にしていた彼は、ホンモノの政治家だった。
公明・自民・アンベイの野望を食い止める方法は、ただ一つ、9条にノーベル平和賞を受賞させることである。これしかない。何度でも叫び続けたい。これの推薦運動を続けよう。ノルウェー大使館やノーベル委員会に9条の平和主義を発信し続けよう。
アジアの平和と安定を望む人間の、これは責務である。
2015年4月21日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員・政治評論家)
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