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2015年4月20日
統一地方選後半戦告示ってんだが、我が地元はまったく蚊帳の外。区長選も区議選もないので、静かなもんです。それにしても、27の市の首長選挙が無投票って、納得いかんなあ。
でもって、納得いかないことだらけの世の中で、その最たるものが改憲論議ですね。あたかも普通の法律を改定するのと同じような軽々しい感覚で改憲が語られるなんて、ふざけるのもいい加減にしろってなもんです。政界の失楽園・船田君がその急先鋒なんだが、沖縄の宜野湾市での講演で、「積極的平和主義を全文に盛り込みたい」とか「日本固有の文化が優れていることを絶対に載せたい」とか、まるで子供のおねだりみたいにのたまったそうだ。
・憲法前文に「積極的平和主義を」 自民・船田氏が意欲
http://www.asahi.com/articles/ASH4L5D19H4LUTFK009.html
自民党の船田元・憲法改正推進本部長は18日、沖縄県宜野湾市で講演し、憲法改正をめぐり憲法前文に安倍晋三首相が掲げる「積極的平和主義」を盛り込むことに意欲を示した。憲法改正の手続きを定めた96条の改正についても「2回目以降の国民投票でやったほうが良い」と語った。
船田氏は現行憲法について、「我々は『憲法古着論』と言っている。背広をずっと着ているとほころびや汚れが出る。それをクリーニングできれいにしようというのが我々の方向性だ」と説明。その上で「積極的平和主義も前文に書かれても良いのではないか」と述べた。さらに日本の「国柄」も前文に反映させるため、「日本固有の文化が優れていることを絶対に載せたい」と強調した。
改正手続きを定めた96条については、改正発議に衆参両院の3分の2の賛成が必要なことから、「国民主権からみて(国民投票の)機会が与えられない。民主主義に反するという考え方もある」と発言。安倍首相が意欲的だった改正発議の2分の1への引き下げによる改憲手続きの緩和を改めて目指す考えを示した。(安倍龍太郎)
「こうしたい」とか「ああしたい」なんて個人的な思いを憲法に盛り込もうなんて、こやつらは何様のつもりなんだろう。それこそ、「憲法尊重擁護の義務」に違反してますね。
会社の規約を変えるようなお手軽さで改憲論議が進んでいくってのは、いかにこの国の政治が野蛮化してるかってことの証です。無投票で選ばれる首長が増えているってのも、そうした野蛮化する政治の象徴ってことか。小役人ヅラした政界の失楽園が「こんなこと憲法に入れたいんだよね」って甘ったれたことを白昼堂々とのたまっちまうなんて、百年早い今日この頃なのだ。
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