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自民、麻生副総理と二階総務会長の対立勃発!党内で候補者が互いに刺し合い!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150417-00010003-bjournal-bus_all
Business Journal 4月17日(金)6時1分配信
12日に投開票された統一地方選前半戦。大阪府・大阪市では大阪維新の会が第一党を死守したものの完全勝利とは言い難い辛勝で、大阪都構想の是非を問う住民投票を実施する5月に向けて政争はますます過熱する様相だ。
「世界に恥をさらした」と批判を浴びた“号泣県議”をきっかけに、議員の政務活動費の不正利用が次々に明るみに出た兵庫県議会。公金横領疑惑をかけられた議員が、マスコミの前から逃走する様子が報じられた“マラソン県議”も大きな話題を呼んだ。その兵庫県で、人知れず事件が勃発していた。
●子飼い候補が落選
定数4に対し現職3人、元職・新人4人の計7人が立候補した明石市選挙区。同市と淡路島を地盤とする地元の西村康稔・内閣府副大臣は、民主党に強い追い風が吹いた2009年の総選挙でも対立候補に2倍近い大差をつけて勝利するなど自身の選挙では無類の強さを誇る。しかし、今回の県議選では同氏の元秘書が最下位で落選するなど、“神話”からかけ離れた結果となった。地元では将来の総裁候補とも囁かれる中堅代議士のまさかの受難には、26日に投開票される同市長選をめぐる混乱が隠されていた。
明石市長選には現在、現職の泉房穂市長と新人2人が立候補を表明している。泉市長はNHK職員を経て、テレビ朝日に入社。退社後に弁護士資格を取得し、民主党から出馬、衆議院議員を1期務めた経歴の持ち主だ。11年に市長選に初出馬し当選すると、リベラル色の強い政策を次々に打ち出し、在任中は住民自治基本条例の制定や、後に撤回するものの婚外子の記載を不要とする出生届の書式変更、定住外国人にも投票権を与える住民投票条例の制定にも意欲を見せていた。
安倍晋三政権成立後、保守色を強める自民党とは折り合いが悪いと思いきや、泉市長と西村氏の間には蜜月関係が囁かれ、自民の元県議が市長選へくら替え出馬することを発表した後も、地元では「西村は泉市長と組んでいる」との噂が絶えなかった。さらに問題を複雑化させたのは、この元県議の後釜と目されていた自民の現職市議の離党騒ぎだ。
長くこの元県議を支援していた市議にとって、後継候補に指名されることは当然だと考えていたが、西村氏は自身の元秘書を擁立。はしごを外された形になったこの市議は怒りを爆発させ、維新への移籍を表明、党を除名された。ある自民兵庫県連関係者は「市議の怒りは大変なもので、『約束を破った元県議と裏で糸を引いている西村は絶対に許さない』と泣きながら電話をかけてきた」と打ち明ける。後継候補をめぐるトラブルは政界では日常茶飯事とはいえ、今回はどのような事情があったのか。この関係者は次のように分析する。
「西村氏は市長選で自民系の元県議ではなく、泉市長を推そうとしていた。そして、この元県議のくら替えを好機に、自分の影響力拡大を図って子飼い秘書を県議に押し込もうとした。そうなれば、市議の存在は邪魔でしかない」
しかし、選挙は西村氏の思惑通りには運ばなかった。追い落としを図ったこの市議は次点と1000票差で辛くも当選。元秘書は約4000票の大差をつけられて敗北した。ある国政関係者は、こう指摘する。
「今回の統一選で、兵庫県自民党は単独過半数獲得に失敗した。今後、推薦しなかった無所属候補などの取り込み工作が進められる。明石にはこの市議以外にも、返り咲きを果たした民主系の元市長など、自民が取り込みを狙う“弾”は複数ある」
西村氏としては、彼らに配慮せざるを得ないだろう。そして、それはこれまで水面下で手を組んでいた泉市長を切り、元県議の支援に回らなければならないことを意味する。
「候補者擁立を発端とした、お膝元での混乱を、どのように収拾するか。西村氏が本気で今後、上を狙うのであれば、どのように動くべきかはわかっているはずだ」(同)
果たして西村氏は、どのような選択を下すのか――。
●ドロ沼の兵庫12区は痛み分け
昨年来、自民党の二階俊博総務会長が介入するお家騒動が継続中の、兵庫県最西部に位置する兵庫12区。主役は元民主党で、現在は自民和歌山県連に所属する山口壮代議士と、祖父・父の地盤を引き継ぐ戸井田真太郎氏だ。
事の発端となった昨年12月の衆議院議員総選挙では、二階氏が支援する山口氏が、麻生太郎副総理や自民県連が支援する戸井田氏の約2倍の票を獲得し圧勝。しかし、その後行われた赤穂市長選では、県連が推す候補が山口氏の推す候補を退けた。そして統一選では山口氏の生まれ故郷、相生市でバトルが勃発した。山口氏は、かつて支援した民主系現職を切り捨て、独自に後援会員を擁立。これに対して県連は女性市議を公認。選挙戦は現職を含めた三つどもえの激戦となった。
当初は山口氏の後援会員有利が伝えられるも、ふたを開ければ現職が2人に200〜300票差で辛勝した。ある自民県連関係者は「正直、勝てると思っていたし、過半数死守のためにも勝たなければならなかった。この敗戦は痛すぎる」と肩を落とすが、山口氏にとっても子飼い候補の落選は本丸落城に等しい敗戦で、痛み分けといえる。また、リベンジを誓う戸井田氏は、姫路市選挙区で弟が定数8人中2位当選を果たし、存在感を示すことに成功した。目下、地元では山口氏の国替えの噂も囁かれる中、本拠地での敗戦に加え、対立陣営の勝利が情勢に微妙な影響を与えることは必至で、今後の政局からますます目が離せなくなっている。
編集部
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