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むなしく終わる朝日の「イスラム国」人質事件検証の大スクープ記事  天木直人
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/314.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 16 日 09:35:05: igsppGRN/E9PQ
 

むなしく終わる朝日の「イスラム国」人質事件検証の大スクープ記事
http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/16/#003235
2015年04月16日 天木直人のブログ


 もうすっかり忘れ去られようとしている「イスラム国」による邦人人質・殺害事件であるが、その記憶を鮮やかに蘇らせる大スクープを、きょう4月16日の朝日新聞が一面トップで書いた。

 すなわち、後藤健二氏の妻に「イスラム国」から複数の重要なメールが届いており、それを妻が外務省に伝え、その後も外務省は妻と連絡をとって「イスラム国」のやり取りをすべて把握していたにも関わらず、一切の適切な指示を与えなかったというのだ。

 それどころか、そのような緊迫した事態の中で、安倍首相は予定を変更することなく中東歴訪に出発したというのだ。

 この朝日新聞のスクープ記事は、まもなく公表されるであろう政府の検証報告書に痛烈な警告を発したことになる。

 いい加減な報告書で責任逃れをすることは許されないと言っているのだ。

 しかし、この朝日のスクープは無視されて終わるだろう。

 まともに検証すれば安倍政権が吹っ飛びかねないからだ。

 その検証の鍵を握るのはいうまでもなくすべてを知っている後藤健二氏の妻だ。

 しかし、後藤健二氏の妻は、朝日の取材に応じないという。

 よくいえば政府・外務省から口止めされているということであり、悪く言えば政府・外務省と結託して隠しているということだ。

 そういえば、今度の事件のカギを握る後藤夫人が、当時も今も、まったくメディアに登場しない。

 彼女はJICA(国際協力機構)の元職員で、緒方貞子前理事長の秘書をしていたと報じられたことがあった。

 JICAは外務省の下部機関であり、緒方貞子理事長は外務省側の人間だ。

 そう考えた時、後藤夫人が表に出て来ない理由がわかる。

 そして、そして、メールの全貌と、政府・外務省の関与をこれ以上追及しようとしても、特定秘密保護法の壁が立ちふさがる。

 何もかも出来過ぎている。

 かくておためごかしの政府検証報告書が連休明けに提出されて、すべてが終わってしまう。

 きょうの朝日の大スクープがむなしく見える(了)


 

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コメント
 
01. 2015年4月16日 09:36:42 : uW3de4k8CU
IS、後藤さん妻に再三メール 政府は直接関与せず
2015年4月16日05時04分

 過激派組織「イスラム国」(IS)による邦人人質事件で、ISが人質としたフリージャーナリスト後藤健二さんの妻に「ボールはお前たちの側にある」などと英文の電子メールで何度も接触していたことが明らかになった。妻は後藤さんの解放に向け、ISとメールで交渉。ISと直接交渉するルートを持たなかった日本政府はこれを把握していたが、メールの文面も含めてやり取りには直接関わらなかった。

 政府関係者らの証言で明らかになった。朝日新聞は妻にも取材を申し込んだが、15日夜までに回答は得られていない。

 ISは日本時間の1月20日、会社経営者湯川遥菜(はるな)さんと後藤さんの映像をインターネット上に投稿。24日には写真を手にした後藤さんの映像を公開した。写真には湯川さんが殺害されたとみられる様子が写り、画像とともに流れる音声で後藤さんを名乗る人物が「ヨルダン政府に収監されているサジダ・リシャウィ死刑囚を彼らに引き渡せば、私は解放される」「私を殺させないでほしい」と告げていた。

 政府関係者によると、ISからのメールが相次いだのは24、25両日だった。ISは24日の映像公開前に、後藤さんの妻に同様の内容をメールで連絡。25日早朝(現地時間24日夜)には「死刑囚を連れて来ないと人質は助からない。明日までに回答しなければ人質は死ぬ」と脅し、死刑囚を釈放するよう改めて求めた。

 さらに、25日夕方(同25日昼)のメールでは「あと数時間で終わりだ。ボールはお前たちの側にある」と対応を迫った。また「死刑囚が無事にトルコ国境付近に到着したことが確認されれば、すぐに人質を国境近くに連れて行くつもりだ」などと引き渡し場所にも言及し、後藤さんを解放すると主張した。

 政府はISの意向を探るため、ヨルダン政府などを通じて中東地域の部族長や宗教指導者らを経由して接触を試みたが、ISと直接つながるルートは得られず、人質解放には至らなかった。一方で、政府はISから妻に届くメールについて、妻の承諾を得て同時進行で把握していた。政府にとってIS側の動きを知る手段は、このメールが主だったという。

 ISから妻へのメールは、後藤さんがシリアで行方不明になって約1カ月後の昨年11月下旬に初めて届いた。妻は2通目となる12月3日に来たメールに気付いて外務省に通報した。

 ISは当初、身代金を要求して妻とメールを続けていた。だが、その後、要求を死刑囚と後藤さんの交換に変更。政府内では外務省が妻との連絡役を担ったが、政府がISのメールに返信したり、文面について助言したりすることはなかったという。

 妻は、後藤さんと知り合いだった豪州在住の危機管理コンサルタントらと相談しながら、ISとメールでやり取りを続けた。ISに対して「早く夫に会わせてほしい」などと後藤さんの早期解放を求めたが、ISは訴えを聞き入れず、2月1日に後藤さんを殺害したとする映像を公開した。

http://www.asahi.com/articles/ASH4H5GBPH4HUTFK00B.html


02. 2015年4月16日 10:05:48 : z21ZXlbTkk
政府、外務省と結託しているから続報が出ないというよりは、
政府、外務省から圧力をかけられているないし威されているから
出せない、と観る方が妥当では?

03. 2015年4月16日 10:09:46 : z21ZXlbTkk
情報に餓えるのも解らないではない、が
ひとのセキュリティーを差し置いて、
情報乞食になるのもいかがなものか、とも思う。

04. 2015年4月16日 10:15:15 : J8MtcHXDKo
「要はカネでしょ」と言った政治家がいたが、ここでも外交機密費がものをいって旦那のカタキを許すことになったのではないですか。

05. 2015年4月16日 10:17:12 : dfjIdlI03Y
 
 
 もし後藤健二氏が生きて帰国して、政府の意図に反して「戦争しない”積極的平和主義”」でも唱えられたら、折角の安倍政権の「戦争する”積極的平和主義”」が台無しになるところだった。
 
 安倍首相官邸としては、どうしても後藤健二氏には死んでもらうしかなかった。
 
 未必の故意の殺人の罪で、政府を訴えるつもりなら、訴えればよい。

 後藤健二氏の妻は訴えないはずだ。

 


06. 2015年4月16日 12:43:45 : qFBZAvwg0G

 後藤は そもそも 日本のCIAが作った スパイではないのか?
 後藤の妻は 外務省と後藤の間の  連絡係だった可能性もある

 後藤の妻と マスコミとの連絡が取れないのは 通常は有り得ない 
 夫が殺されて 日本政府が何もしなかったのだから 無念な気持ちは
 普通の女なら マスコミに連絡を取るはずだ

 ===

 これは 普通ではない 何かがある 
 
 単に 金の問題か??
 秘密を守るべき 関係者なのか?
 そして 後藤の妻は 生きているのか??

 ===

 全ては 闇の中だ〜〜〜
 天木さんは 読者に 「想像しろと迫っている」
 

[32削除理由]:削除人:アラシ

07. 2015年4月16日 13:03:58 : qpd25J8Ajs
パスポートが緑色だったとか、保証金が出ているのか?

08. 2015年4月16日 13:10:12 : hkYPfgJ2Sc
天木某は、言ったことがほぼ全て外れるので、保険をかけるようになったな(笑)

これ報道ステーションでもやったし、国会でも取り上げられている話じゃない。
スクープというほどでもないね。例によって、天木某はスクープと主張する根拠をちゃんと要約しないから、記事を読むと新しいディテールがあるのかもしれんが。

奥さんの話が聞きたいところだが、こればっりは、本人の意思次第だから。
時間を置いてでもいいから、きちんとした手記を残しておいてもらいたいね。
それが、後藤さんへの、何よりの供養だろう。

で爺


09. 2015年4月16日 13:30:19 : ZZRN8DfbzY
>>08さん
 
外務省から後藤健二氏の妻に強く申し渡しているはずですが、特定秘密保護法に触れますので、後藤健二氏の妻は、新聞記者の取材に応じることはできませんし、事件に関連した手記を発表することもできません。
 
安倍首相官邸は、イスラム国のテロリストたちとの戦いを進める安倍内閣に、後藤健二氏の妻が先頭に立って協力することが、後藤健二氏への何よりの供養になると信じています。
  
 

10. 2015年4月16日 13:38:33 : TKyNwyEEEM
>>今度の事件のカギを握る後藤夫人が、当時も今も、まったくメディアに登場しない。

この指摘は重要ですね。後藤氏の母親だけがメディアに露出しているが、彼女はこの事件では全く関係ない。情報を握っているのは、後藤氏の妻だ。通常の事件でも、家族関係者でもっとも取材が集中するのは妻である。妻が会見を開くのが一般的だ。さらに、情報を握っている内部関係者であるのだから、なおさらだ。しかし、不自然なほど妻は外部に現れようとせず、マスコミも妻に触れようとしない。

イスラム国事件は、皆が考えている以上に闇が深いと考えなければならない。恐らく、報道されていることとは全く別の真相が隠されているはずだ。


11. 2015年4月16日 13:44:40 : TKyNwyEEEM
>>06
>>後藤は そもそも 日本のCIAが作った スパイではないのか?

これはありえます。シリア情勢、ウクライナ情勢をみても、この数年間CIAの動きが極めて活発です。ウクライナのネオナチ、シリアの反体制派はNATOの傭兵です(イスラム国もNATOの傭兵が多数存在します)。後藤氏のシリア渡航の履歴をみれば、どう見ても、単なるジャーナリストの動きではない。

ちなみに、常岡氏もスパイではないかと疑っています。彼はチェチェンやアフガンの取材を行っているが、動き方がジャーナリストのそれではない。


12. 2015年4月16日 14:11:16 : hkYPfgJ2Sc
>>9 奥さんは外務省の職員らしいけど、公務ではなく、事件の当事者として知りえた話を外に出す分には、法律にはひっかからないだろう。シガラミはあるだろうけどね。メールでのやり取りなどは、彼女が自分で経験したことだし、政府は建前上「不干渉」の方針をとっていたわけだから。

仮に、後藤さんと政府との間に何密約か何かがあったのだとしても、「後藤さんから聞いた話」として公表するならば、法的な問題は生じないだろうね。

ま、いろいろ「しがらみ」はあるだろうが、後藤さんを最もよく知るひととして(お母さんは、最近の後藤さんの活動なんか良くしらないでしょう)、彼がシリアに向かった理由、当時の状況などを、明らかにできる範囲もいいから、証言して欲しいね。

で爺


13. 2015年4月16日 20:57:52 : 6o4svCbgqA
最初から分かった話。実の母親はどうか

14. 2015年4月17日 16:18:14 : LxK4SqEKUc
 すべては結果、無能な政府に国際問題は解決出来ないって事だよ


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