http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/307.html
Tweet |
量販店は1円でも安く酒を買いたい庶民の味方(C)日刊ゲンダイ
庶民イジメの「安売り禁止法案」自民が“町の酒屋”を守る理由
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159007/1
2015年4月16日 日刊ゲンダイ
自民党が今国会に提出する「酒の安売り禁止法案」が成立前から悪評ふんぷんだ。きのう(14日)の財務金融部会で承認された、「酒類の製造や販売に関する取引基準を法制化する酒税法の改正案」だ。命令に従わないと、業者は免許取り消しなどの厳しいペナルティーを受ける。この法案が成立したら、“激安酒”は姿を消すことになるだろう。
議員立法の旗を振ってきたのは自民党議員約200人からなる「街の酒屋さんを守る国会議員の会」。会長の田中和徳議員が言う。
「量販店の不当廉売によって競争に疲弊した“町の酒屋さん”がバタバタと倒産や廃業に追い込まれ、自殺者まで出ています。地方の商店街で中核的な役目を果たしてきた酒販店が衰退の一途をたどる現状を、なんとか食い止めなければならないと考えたのです」
■“町の酒屋さん”から流れたカネ
確かに地方は苦境に陥っているし、“町の酒屋さん”が巨大資本のスーパーやコンビニとガチンコ勝負したところで厳しいのは事実だろう。しかし、北朝鮮じゃあるまいし、政府が酒の小売価格にまで口出しするのはいかがなものか。大体、庶民が安い酒を求めて量販店まで足を運んでいるのは、アベノミクスによって家計が苦しくなっているからだ。激安酒がなくなったら、庶民はささやかな楽しみさえ奪われてしまう。
政治評論家の伊藤達美氏がこう言う。
「政治には地方の窮状や弱者を救う義務があると思います。しかし、なぜ“酒屋さん”だけなのか。肉屋だって豆腐屋だって大手スーパーとの安売り競争に苦しんでいます。庶民から反発を買うことを承知で、自民党が議員立法を目指すのは裏がありそうです。票田でありカネづるの“酒屋さん”を守りたいのでしょう」
実際、全国約10万人の酒店主が加盟する「全国小売酒販組合中央会」が母体となっている政治団体「全国小売酒販政治連盟」から、「街の酒屋さんを守る国会議員の会」に所属する議員へ政治献金が流れていることが明らかになっている。
もっともらしい“正論”もカネをもらった上での発言となると、しらじらしく聞こえてしまう。
関連記事
酒などの過剰な安売り規制 自民党が酒税法改正議員立法を了承(FNN)
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/387.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK183掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。