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「ここまで米国に相手にされていない安倍首相はピエロだ 天木直人」
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分裂症的な内容が飛び交う天木直人氏が心底でどういう日米関係を望んでいるのか不明だが、日本の対米従属状態にノンであるなら、ほかの国々とそれなりの関係性が維持され支障がない限り、「米国に相手にされない」ことや「日米同盟『形骸化』は止まらない」状況は別段悪くないはずだ。
米国支配層からウェルカムの日本国首相のほうが、自立をめざす一部の国民にとってはより危険である。
日高義樹氏の伝聞である「安倍首相は、アベノミクスなどで経済的には評価されているが、外交戦略を持っているようには見えない。アジアをどうしたらよいのか、中国、韓国、ロシア、北朝鮮と言っ(ママ)国々の指導者たちとどう渡り合うか、わかっていないようです」という米国支配層一部の見立ても、お門違いだと言いたい。
アジアの有力国日本として、歴史的経緯に縛られた関係性として、対中国・対韓国・対ロシア・対北朝鮮とうまく外交を進めていると判断できる。
問題をあげるとしたら、どれもが、水面下ないし裏工作的な外交手法で進められ、国民多数派が政府の外交の方向性を理解できない状況に置かれていることである。
それゆえ、安倍政権の外交政策を支持している人たちは、安倍首相がめざしている方向とは違う外交政策を安倍首相が行っていると勝手に信じ込み、安倍反対派も、支持派と同じように安倍首相の外交政策を判断しているが故に反対するという構図になっている。
対アジア諸国外交とは手法が異なるが、対米外交も、ドンキホーテ的鳩山由紀夫氏とは違いそれしか方法がないと判断しているのだろうが、面従腹背ないし時間稼ぎというわかりにくいものになっている。(米国側がそれを読み取れば批判する)
日本の政治的指導層にとっては、米国の対アジア外交の方が真意や戦略が見えないと言いたいものだろう。
中国に対して口先では対立的様相を見せているが、米国自身が本気で中国と渡り合う覚悟も気持ちもないことは自明だ。
ざっくり言えば、米国が後ろで控えているからと、日本・フィリピン・ベトナムなど係争案件を持つ国々が中国と渡り合うようそそのかしているという状況である。
朝鮮半島統一のために韓国を中国の影響圏に引き渡すことを決めた米国は、経済的に“居心地がいい”こともあり、これからも、日本をアジアにおける軍事的プレゼンスの中心に置きたいと考えている。
そういう意味で、米国側から「日米同盟はどんどん形骸化」させることない。
一方、日本の政治的指導層は、表だって米国支配層に弓を引く(日米安保条約終了)ことはできないようだから、ぐずらぐずらとことを進め日米同盟を徐々に形骸化していくしかない。
哀しいことでもあるが、辺野古移転問題や脱原発問題がその象徴だが、それができるかどうかが安倍首相に課された最大の外交テーマだと思っている。
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