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器じゃない!(C)日刊ゲンダイ
統一選で惨敗…民主党に迫る岡田克也代表の「辞任」と「解党」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158976
2015年4月15日 日刊ゲンダイ
「1強多弱」の政治情勢を変える足掛かりではなかったのか。12日に投開票された統一地方選の前半戦。フタを開ければ、発奮した野党は41道府県全てで議席を得た共産党だけ。あとは大惨敗というふがいなさだ。とりわけ許せないのは、野党第1党である民主党だ。
「厳しい傾向に歯止めがかかっていない。2大政党の資格を失う」――。民主党の細野豪志政調会長は13日、選挙結果に大慌てだったが、そりゃあそうだ。民主党は今回、41道府県議選で264議席を獲得したが、前回(11年、346議席)から、82議席も減らした。300議席に届かなかったのは03年以来で、17政令市議選でも前回の147議席から126議席に減った。大阪市議選は候補者11人が全員落選し、大阪府議選も候補者9人のうち、当選したのは1人だけだ。
これではキワモノ候補の寄せ集めの泡沫新党と変わらない。よく「野党第1党」の看板を掲げていられるものだが、民主党の枝野幸男幹事長は談話で、「民主党が公認・推薦し、あるいは支援した多くの候補者が当選を果たすことができました。(略)与野党対決となった札幌市長選挙を制したことは大きな成果であり、党再生に向けた足がかりを得たと受け止めています」なんて言っている。オメデタイというのか、何も考えていないのか。本気で言ってるのか? と突っ込みたくなる支持者も多いだろう。
それもこれも、岡田克也代表の責任が大きい。1月の代表就任直後から、統一地方選を「党再生の足掛かりにしたい」と訴えていたにもかかわらず、すぐに体調不良で“戦線離脱”。統一地方選で陣頭指揮を執るどころか、国会でも存在感を示せなかったからだ。
数少ない与野党のガチンコ選挙となった北海道知事選でも、対応を地元の民主道連に任せきりで何もしない。岡田代表は「応援要請がなかった」なんて言っているようだが、親分がこんな状況では勝てる戦も勝てない。民主党は昨年末の衆院選でも複数の選挙区で候補者を擁立できずに惨敗。候補者選定を急ぐべし――と指摘されていたにもかかわらず、いまだに動きナシ。一体何のために国から約77億円(15年分)もの政党交付金を受け取っているのか。ひたすら、カネを貯金しているだけではないか。
政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏はこう言う。
「民主党が来夏の参院選を見据えるなら、全ての選挙区に候補者を立て、野党共闘体制をつくるべきでした。強引に調整すれば、地元から反発も出てくるだろうが、無理にでも候補者を立てる努力をすることが重要なのです。汗をかくことで、どう共闘体制をつくるのか、選挙運動をどう展開するべきかが見えてくる。参院選の“予行演習”をするには最高のチャンスなのです。岡田代表には、地元をまとめるだけの力もなければ、党の将来に関するビジョンも欠けています」
後半戦も大敗なら、リーダーシップも人望もない岡田代表の辞任を求める声が続出するのはもちろん、民主党「解党」も現実味を帯びてくる。
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