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2015年 04月 14日
大手メディア(特にTV)は、安倍政権の監視にびびって、安倍内閣の閣僚の問題はほとんどスル〜しているような状況だし。野党も、メディアのアシストがないため、なかなか攻め切れずにいるのが実情なのだけど。
何とかして安倍政権を倒したい&簡単にはめげないmewは、しつこく安倍内閣の閣僚の問題を追いかけると宣言。 (^ー^) で、今回は、高市早苗総務大臣&実弟の政務秘書官の不正疑惑の話を取り上げたいと思う。(**)
先週6日に発売された週刊ポスト(4月17日号)に、高市総務大臣と実弟の政務秘書官が三重県の農業法人の「消えた1億円の融資」に絡んでいたことを示す記事を掲載。(・o・)
『[内閣激震スクープ] 高市早苗総務相 実弟秘書官が関わった「消えた公庫の1億円」重大疑惑を追う 「議員案件だから信用した」内部証言を入手!
国からの融資1億円以上が闇に消え、借りた社長は「カネは山に埋めた」という謎の言葉を残して急死した――。三重県の小さな農業法人で起きた事件が、永田町に大きな波紋を呼び起こしている。法人の創業者は、周囲に「これは高市案件だから心配はない」と豪語し、その言葉通り、高市早苗・総務相の実弟の秘書官が法人救済のための資金繰りに奔走していたのだ。高市早苗総務相を襲った「消えた1億円」疑惑を徹底的に洗い出す。(週刊ポスト4.17号の宣伝より)』
『三重県の小さな農業法人で起きた事件が、永田町に大きな波紋を呼び起こしている。税金からの融資1億円が闇に消え、高市早苗・総務相の実弟である秘書官が、その企業の資金繰りに奔走していた。4月6日発売の週刊ポスト(4月17日号)が、高市氏を襲った「消えた1億円」疑惑について詳報している。
舞台となったのは、三重県鈴鹿市郊外の栽培用ガラスハウスで椎茸を栽培する農業法人・N社。実質的な経営者は奈良で有力な企業グループを経営するM会長だ。M氏は高市氏の重要な支援者人脈であると推測できるようだ。
このN社の経営実態は火の車だった。だが、N社は日本政策金融公庫から2011年1月の無利子融資を皮切りに2012年5月にかけて計2億2000万円の融資を受けた。だが、最後の融資の1年後(2013年)には融資がほぼ焦げ付いたという。同誌が入手したN社の債務状況を調査した資料には、〈総額1億円以上の使途不明金が発覚した〉との記述があった。
日本政策金融公庫の無利子融資には税金が使われている。N社の使途不明金の原資の一部は税金だ。このN社の資金繰りをめぐって駆け回っているとされたのが高市氏の実弟秘書だった。
同誌は足かけ3か月にわたって関係者に取材、数々の証言から疑惑の全容と高市事務所の具体的な関与の事実を掴んだ。高市氏の実弟秘書官、前出のM会長の反応も掲載している。(NEWS ポストセブン15年4月6日)』
* * * * *
これに対し、高市総務大臣は6日の会見で、悪質な捏造記事だと否定した上、菅官房長官も「問題がない」と擁護。
『高市早苗総務相(54)の実弟が、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から平成23、24年に受けた融資に関与していたと一部週刊誌が報じたことについて、高市氏は6日、国会内で記者会見し、「悪質な捏(ねつ)造(ぞう)記事だ」と疑惑を否定した。
週刊誌は、融資後に資金繰りが悪化した農業法人の元社長が、関係者に「(公庫からの融資の返済は)高市先生が何とかしてくれる」と話していたと報道。同法人を救済するため、高市氏の実弟である秘書官がスポンサー企業を紹介したなどと報じた。
高市氏は会見で「公的機関の融資には、事務所も秘書も私自身も関わっていない」と断言。「(農業法人の創業者で、高市氏側に相談したとされる)会長とは私も秘書も面識がない。依頼を受ける関係にない」と強調した。
さらに高市氏は「秘書官にはルールを守っている自負があり、大変ショックを受けている。現在、民事訴訟と刑事告訴の準備をしている」と述べ、法的手段に出る構えを示した。
菅義偉官房長官は会見で「(高市氏が)適切に説明責任を果たすと思う。全く問題ない」と明言した。(産経新聞15年4月6日)』
mewは、もう少し他のメディアなどから情報が欲しいな〜と思って待っていたのだが。統一地方選の最中だったこともあり、安倍自民の問題を扱うのは自粛ムードになっている大手メディアは、この件を全くと言っていいほど取り上げず。このまま、また安倍内閣の閣僚の疑惑が立ち消えになるのかと思われた。(ーー)
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以前は、野党やどこかのメディアが閣僚や大物政治家の不正疑惑を呈すると、他の政党やメディアも乗っかって色々な角度から調査、取材したりして、様々な情報が集まることに。
さらに、TVが国民の関心を高めてくれたりして、国会でも本格的に不正が追及しやすくなったし。そのように政治権力を持つ政府与党を厳しくチェックして、国民に伝えることが野党やメディアの最大の使命でもあるはずなのだけど・・・。(・・)
実は、安倍政権でも昨年9〜10月に小渕優子経産大臣の観劇料不正徴収の問題が出た時には、久々にそういう感じになって、昔の感じが戻って来たかな〜と思ったのだが。それで警戒感を強めたのか、秋以降、安倍官邸&自民のTVメディアへの監視が厳しくなって、TV各局に妙な要望書を出したりもしたため、どんどん自粛ムードになっちゃったのよね〜。(ーー゛)
* * * * *
でもって、12日に統一地方選の前半が終わるのを待っていたかのように(&自民党がそこそこ勝利したしね)、高市大臣が13日に小学館と週刊ポストを名誉毀損で提訴すると発表したという。(@@)
『高市総務大臣の政務秘書官が農業法人の「救済に関わった」、などと週刊誌が報道したことをめぐって、高市大臣の政務秘書官は「名誉毀損にあたる」として、出版社などを東京地方裁判所に提訴しました。
今月7日発売の「週刊ポスト」では、高市大臣の地元・奈良県の企業グループ会長が実質的経営者とされる農業法人をめぐって、日本政策金融公庫からの融資が焦げついたため大臣の実の弟である政務秘書官が「救済に関わった」などと報じました。
高市大臣の政務秘書官は、「融資には全く関与していない」「高市氏は企業グループ会長とは面識すら無い」などとして、新聞広告の記事の見出しや記事が名誉毀損にあたると、小学館や週刊ポストの編集長らを被告として、13日、東京地裁に提訴しました。
小学館は「提訴の事実が確認できていないのでコメントできない」としています。(TBS15年4月13日)』
<mewの知る限り、この提訴の記事もTBSと共同通信しか出していない。^^;>
* * * * *
しかし、週刊ポストも負けてはいなかった!(**)
13日発売の同誌4月24日号は、高市大臣の捏造との主張に反論した上で、高市兄弟が不正に関わった証拠をいくつか掲載したという。(@@)
『週刊ポスト(4月17日号)が報じた高市早苗・総務相の「消えた公庫の1億円」疑惑。高市氏は同号発売日の4月6日に緊急記者会見を開き、実弟秘書官の関与について「捏造記事」と主張したが、4月13日発売の同誌(4月24日号)は、そんな高市氏に反論し、疑惑の詳細、証拠文書の存在などについても詳報している。
舞台となったのは三重県で椎茸栽培などを行なっていた農業法人N社。同社は政府100%出資の政策金融機関「日本政策金融公庫」から総額2億2000万円(地元銀行分を合わせて2億4000万円)の融資を受けたが、同誌が入手した内部資料によればその大半が焦げ付き、しかも1億円以上の使途不明金を出していた。このN社の救済交渉に高市氏の実弟秘書官が関わっていた疑いがある。
同誌は高市証言の矛盾を明らかにすべく、N社の救済計画が記された内部資料を公開。そこには「2.4億円資本投資」による「債務の清算」といった内容が書かれている。また、N社の一件を高市氏側に紹介した県議にも直撃している。
高市氏は会見で「週刊ポストは基本的な事実がわかっていない」などとあたかも取材が不十分だったかのような言い方をして「捏造」と断じたが、同誌が入手した資料には関係者らの名刺のコピーが添付されており、それらを取材していく中で、国(公庫)の融資が詐欺同然に食い潰されていった実態の一端を浮かび上がらせている。また、新聞・テレビが報じなかった同誌と高市氏の20分にわたるやり取りも紹介している。(NEWSポストセブン15年4月13日)』
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その一部が公開されていたので、ここにアップしておこう。(・・)
『高市総務相緊急会見 新聞・テレビが報じなかった20分を再現
2015.04.14 07:00
「捏造」とは、なかったことを事実のように仕立て上げることだ。本誌・週刊ポスト前号(4月17日号)の疑惑報道を「捏造」と言い切った高市早苗・総務相の緊急会見(4月6日)は、逆にあったことをまるでなかったかのように見せかける疑惑隠蔽のレトリックに満ちていた。
舞台となったのは三重県で椎茸栽培などを行なっていた農業法人N社。同社は政府100%出資の政策金融機関「日本政策金融公庫」から総額2億2000万円(地元銀行分を合わせて2億4000万円)の融資を受けたが、本誌が入手した内部資料によればその大半が焦げ付き、しかも1億円以上の使途不明金を出していた。このN社の救済計画の交渉に高市氏の実弟秘書官が関わっていた疑いがある。
高市氏の会見について新聞・テレビは「一部週刊誌」の報道として、〈政府系金融機関から融資を受けた農業法人に1億円の使途不明金があることが発覚し、高市氏の実弟である秘書官が関わっていた疑いがあると報じたことについて、「見出しも中身もあまりに悪質であり、捏造記事だ。融資には高市事務所も秘書官も私も一切関与していない」と全面的に否定した〉(朝日新聞デジタル)などと、高市氏の言い分だけを一斉に報じた。(下につづく)
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だが、会見の質疑応答での本紙記者と高市氏のやりとりについては、まったく触れなかった。新聞・テレビが無視した一問一答を再現する。
──大臣の説明は大切なことをいっていない。大阪のコンサル会社が相談に来たのは問題のN社に対する投資案件ではないのか。
高市:案件の内容まではわかりません。ただ、ビジネスのスキームを持っていて、それに投資してくれるところを紹介してください、ということでした。
──持ち込まれたのは1億円の使途不明金を出したN社への投資話だった。秘書官は知らなかったと?
高市:案件をいちいち精査して投資会社に紹介すると、案件に事務所が深く関与することになる。初対面の方にそういった対応はしない。
──高市事務所は初対面の相手からの投資話を、中身も調べずにファンドにつなぐのか?
高市:民間の投資会社には専門家がいて判断する。投資してくれる民間企業を紹介してくれということだった。たまたま私の古い知人が投資会社の顧問にいたから、電話をしてつないで、一回目の投資会社への訪問の時だけは私の弟がついていった。訪問するにあたって、大阪のコンサルに『何の案件を審査したらいいかわかるような資料を揃えてきてください』ということで持って行っていただいた。
──その時の資料に三重のN社の投資案件だと書かれている。それでも1億円の使途不明金を出している会社だと知らずに紹介したのか。
高市:それはわかりようがないと思います。だってその会社に行くときに何の資料も持ってきてくれないんだったら、ご紹介のしようがないので、行くときには資料を持ってきてくださいね、と弟から連絡したといいます。弟が(投資会社と)会ったのはその1回だけ。
今回、会見を開くにあたって念のために(投資会社の)私の古くからの友人に電話をしたら、結果として投資はしていないが、高市事務所に報告していないということでございました。『御社に週刊ポストは取材に行かれましたか?』と聞きましたら、来ていないということでした」
──資料にはN社の使途不明金の内容が書いてある。秘書官も見ているはずだ。
高市:よその資料をなぜ弟が見なきゃいけないんですか。
──初対面の相手に投資会社を紹介するのは理解できない。
高市:紹介状を持ってきた。
──D県議の紹介状か?
高市:個人名は出さないでください。
──大阪のコンサルはN社の救済のためにやっていた。
高市:(週刊ポストは)大阪のコンサルを知っているのか。
──もちろん。営業部長も知っている。
高市:なぜ、記事に出ていないのか。
──N社と一緒にやっていたからです。そのコンサル会社は現在は(活動実態が)ない。
高市:私にはわからない。
【※】4月13日発売の週刊ポストでは、この疑惑についてさらに追及している。※週刊ポスト2015年4月24日号』
* * * * *
う〜ん。(高市)早苗ちゃんの反応は確かにビミョ〜な感じかも〜。(@@)
というわけで、今後もこのブログでは、安倍内閣の閣僚の問題をどんどん取り上げて行きたいと、そして何とか安倍政権打倒の足がかりにしたいとも考えているmewなのだった。(・・)
THANKS
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