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民主、再生へ見えぬ展望=維新「都構想」へ正念場【統一選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015041300774
民主党は12日投開票の統一地方選で、道府県議選の議席を減らすなど、党勢回復の足掛かりをつかめなかった。再生への展望を一向に示せない執行部に対し、危機感の欠如を指摘する声が強まっている。一方、維新の党は、大阪府議選で目指した過半数獲得がかなわなかった。「大阪都構想」の是非を問う5月17日の住民投票を前に、正念場を迎えている。
「マイナスからの再出発だった」。民主党の枝野幸男幹事長は13日、政権を退いた2012年の衆院選が党勢の「底」だったと記者団に強調。当時に比べれば、今回は札幌市長選で支援候補が勝利するなど「流れを戻しつつある」と強気だ。
だが、現実の数字は厳しい。41道府県議選の獲得議席は264で、現有から53減らした。かつて民主党が強い地盤を誇った北海道では、11減らし自民党の約半分の24議席にとどまった。確実に勝利するため候補者擁立を抑制した面があり、道選出の衆院議員は「そもそも戦う気があるのかと有権者に思われた」と語る。
岡田克也代表の地元の三重県知事選に至っては独自候補を断念した。岡田氏は13日の役員会で「全国的に厳しい状況だった」と総括したが、岡田氏や枝野氏らに対し「もっと攻める選挙をしなければいけない」と突き上げる声は執行部内からも漏れる。自民党幹部の一人は同日、「必死さが感じられない。10年は政権に戻れないだろう」と冷ややかに語った。
一方、維新の党は住民投票の前哨戦と位置付けた今回の統一地方選で、最高顧問を務める橋下徹大阪市長が目指した府議会過半数に及ばなかった。橋下氏は13日、大阪市内7選挙区で候補が落選したことについて、記者団に「市長である僕への有権者のメッセージだ。重く受け止めなければならない」と戦略を練り直す必要性に言及した。
住民投票に関しては、12日の報道各社の出口調査では賛否が拮抗(きっこう)した。維新幹部は「世論調査ごとに右に行ったり、左に行ったりしている浮動層に対し、働き掛けをより強化していかねばならない」と指摘する。
◇自信強める与党
自民、公明両党は、12年の政権復帰、13年参院選での「ねじれ」解消に続き、今回の統一地方選を「政権奪還を完成させる戦い」と位置付けてきた。
結果、自民党は道府県議選で24年ぶりに改選議席の過半数を獲得。谷垣禎一幹事長は13日の記者会見で「堅調な結果」と自信を示し、目標の全員当選を果たせなかった公明党の山口那津男代表も会見で「大勝利」と語った。
後半国会では、安全保障関連法案をはじめ野党が対決姿勢を強める法案の審議が控える。安倍晋三首相は13日の政府・与党連絡会議で「戦後以来の大改革を成し遂げる。政府・与党一致協力して政策を前に進めていきたい」と決意を強調した。
[時事通信 2015/4/13]
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