427. 母系社会 2015年4月18日 07:46:18
: Xfgr7Fh//h.LU
: B98AzSaN7g
>>414. 新共産主義クラブさん>核家族か大家族かの選択は、それぞれの家族の構成員である個人 >が決めることで、国の憲法でどちらかを強制ないしは推奨すべき >性質のものではありません。 勝手に他人の主張を「強制」とか解釈せず、曖昧なら質問をしてから 批判して下さい。それに「憲法でどちらかを強制ないしは推奨」も、 勝手な妄想。これは個別政策の提言だった。 もちろん、核家族か大家族かとか、母系か父系かといった問題は、それぞれ の個人や家族が決めることで、強制すべき問題ではない。そんなことは言う までもなく、極当たり前のイロハの話。 >現実問題として、核家族か大家族の選択は、個人の希望だけでなく、 >社会の都合で決まってくる部分も大きいので、個人が望む方を選択 >しやすいように社会の制度を変えていくような政策を党の綱領として >掲げることは”あり”ですが。 何を言っているのですか、414さんは。支離滅裂ですね。 自分が何を言っているのか、わからないようですね。 結局は・・・ @家族制度というものは、社会制度が勝手に決定してしまい、個人がどんなに 希望しても、その希望が実現できない場合があるということを認める。 A@を認めるので、414さんは、家族制度についても政治が介入して、極力、 個人の意志の自由を拡大する方向で改革することも認めることになる。 ということは、で私が書いたように「核家族から大家族へと促す」とか、 「核家族を支援する」といような家族問題を対象にした制度改革の提案は 何の問題もないことになる。 ★なぜなら、「福祉社会の構想」というのは、核家族を前提にした理想社会の 構想だが、この構想は、一時的には実現できたとしても、維持できないことを 前提にしているからこそ、「福祉社会の構想」の代わりに「大家族社会の構想」 を主張しているから。 ●親の介護を公的施設ではなく、公的施設も時々利用しながら、兄弟で相互に 親の介護をしたいなら、それを適えれば、公営の老人介護施設もその人数分、 他の老人を収容できるようになるから、そのような家族には自治体も何がしか の支援をして実現してもらうのが良い。 現実には色々な家族があるが、儒教の影響が強い日本では子供たちも、可能 なら親の介護をしたいと思う人が多いはず。また、子供に迷惑を掛けたくない という親も、本音では子供や孫と一緒に住みたいと思っている人が多いはず。 ●そのような兄弟が、例えば親の介護の為に、共同して住める二世帯住宅を 建てる場合には補助金を出すとか、あるいは公営住宅の募集では、優先的に そのような兄弟に家を割り当てれば良い。あるいは、兄弟が車で30分程度の 範囲内に住み、交互に親の面倒をみることが出来るようするため、兄の家の 近くの公営住宅を弟の家族に優先的に割り当てるとかして環境を整えるべきで ある。一方で、親の介護は公的介護施設で行うことを望む核家族のためには、 公的な介護施設を十分に建てれば、不公平ではない。 こうした政策は、自然に大家族化を促すことになるが、なぜ、そうするかと 言えば、北欧の福祉社会も、途上国の安い労働力に支えられているからで、 途上国が経済成長をして出稼ぎに来なくなれば、崩壊する可能性が高いから。 福祉社会が崩壊しなくとも、故郷の親は他人が介護し、自分は都会で他人の親 を介護するというようなミスマッチが起こる。 (日本も、フィリピンの安い看護師を導入した。しかし、彼らの親も介護が 必要だから、彼らはフィリピン本国で働けるようになるべきで、フィリピン 政府は、家族をバラバラにする労働力の輸出のようなことはするべきではない) ★つまり、核家族は核家族しか選択肢が無く、親の介護は施設で行うしか他に 方法が無い社会よりも、大家族を望んだ場合、それが可能な社会の方が良い 社会であるのは間違いない。だから、そのような意味での大家族化を支援する 政策が、これからは必要で、地方が疲弊するばかりの市場経済から、徐々に 脱皮すべきで、地方に仕事があれば、子供も故郷を離れる必要はなくなり、 助け合うために、自然に兄弟姉妹は近所に住むようになるし、親も孫と暮ら せるようになる。 ★★要するに、市場経済を離脱できれば、社会は自然に元に戻るだろう。 <関連して> ●中国では、つい最近、少し緩和されたが、今でも基本的には一人っ子政策が 実行されていて、人口抑制に成功した。 この政策は、共産主義政府による非人間的政策として批判されているが、もし 中国が人口を抑制しなかった場合、飢餓で社会秩序が崩壊・内戦が起こるだけ でなく、内戦に負けた側の数百万人、数千万人が武装難民として周囲の国へと 流れ出して占拠し、玉突き式に世界中へと難民が広がるとかで収集がつかない 事態さえ有り得たわけ。(兵員が1.5万、空軍はヘリのみのモンゴルやキル ギスタン、タジキスタン、ミャンマー、ラオスなどは、武装難民の一撃で崩壊。 玉突きで、周囲の国にも混乱が波及する。 日本も、水や食料が尽きた難民船や燃料切れの飛行機が来たら、上陸させない わけにはいかない。結果的に、九州当たりの数県では難民の方が人口が多いとか の事態になったかもしれず、無事では済まない。だから、一人っ子政策は日本の ためにも役立っている。とにかく、一人っ子政策の実行で、地球規模の悲劇を 避けることが出来たのかもしれない。しかも、以下のような成果もある。 ●世界銀行によると、1981年の世界の貧困人口(1日1.25ドル)に 中国人が占める割合は43%だったが、2010年には13%。一方で、 南アジア諸国は29%から42%、乾燥化で家畜が全滅したサハラ以南では 11%から約3倍の34%。 (ここの5ヶ国に帰属する遊牧民イスラム教徒トゥアレグ族(母系約500万) はカダフィのリビア以外の国は、支援せずに棄民したので武装反乱=独立運動 へ。腐敗した政府は仏軍を導入して弾圧。どちらが悪いかは一目瞭然) 過去約30年間で、貧困人口は約20億人から約12億人へ40%減少したが この減少した分の95%は中国人。人口抑制政策が執られていないインドなど の国では、貧困人口が減少した分、別の地域で増えてしまい実数は同じ。 貧困者の実数を減らすのに成功した国は、世界でも唯一中国だけ。約7億人も 貧困人口を減らしたのは、人類史的成果と言っても良い。 (まだ中国には数億人いるが) ★★中国の漢民族に限る一人っ子政策は、人口抑制に成功して貧困者も劇的に 減す成果も上げた。少数民族や農村では緩和しているので、漢民族の人口構成 は減り、少数民族の人口構成は増大して少数民族を犠牲にしているのでもない。 公共の福祉のため、時と場合により、家族への規制政策も非常手段として、 認められるべきで、特にインドではカースト制の廃止と共に、実効性のある 人口抑制策は必要な政策だろう。 一人っ子政策は多くの問題も産み出したが、一方で、中国の内戦―崩壊は、 日本や中国の原発事故と共に、世界的な大参事となる現実的な脅威である。 CNN「世界の貧困層は減少? 実は中国が・・・」 http://www.cnn.co.jp/world/35032343.html ●それから、中国国民の北京政府への支持率は、2005年から、9年連続で 満足度NO1で、85%と非常に高いから、概ね「一人っ子政策」は、国民 からも認められている。 「国の方向性に対する満足度2013」が発表 / 満足度ナンバーワンは中国で85%! 日本の満足度は33% http://rocketnews24.com/2014/02/26/417470/ |