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積極的平和主義の元祖アメリカでは !?(永田町徒然草)
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/153.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 12 日 20:50:06: igsppGRN/E9PQ
 

積極的平和主義の元祖アメリカでは !?
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1682
15年04月12日 永田町徒然草


先週の寒さは、異常だった。私は毎日オーバーを着、マフラーをしっかり巻いて出かけた。とても桜を愛でる心境にはならなかった。今日は天気が良いが、明日はまた雨で気温も上がらないという。それでも4月後半は例年通りの4月となるのだろう。こんな天候だから体調もあまり良くなかった。気候が良くなったら、少し運動を心掛けたいと思っている。人間は健康でなければダメだ。

先週の出来事の中でいちばん印象深かったのは、天皇皇后両陛下のパラオ・ペリリュ島での慰霊であった。両陛下は事ある毎に戦争の悔悟と平和の祈りを繰り返しておられるが、いまの安倍首相とその仲間はそんなことに一向に無頓着だ。憲法9条の平和主義は、わが日本国憲法の大原則なのだ。安倍首相が進める積極的平和主義は、この大原則から大きく外れているのだ。安倍首相などの改憲論者は、ここのところがどうしても理解できないのだ。

そもそも積極的平和主義は、第二次世界大戦後のアメリカの海外戦略だった。冷戦下では已むを得なかったところもあるのだろうが、朝鮮戦争・ベトナム戦争などの歴史を振り返ると果たして世界平和に貢献したのか、またアメリカのためになったのかを検証する必要があるように思われて仕方ない。政治的価値観の争いはいつの時代もあったが、それに武力や暴力が伴うとロクなことにならない。

キリスト教とイスラム教の対立は千数百年あった。しかし、この宗教的対立が世界的テロリズムの横行という事態となったのは、十字軍の時代を除き果たしてどのくらいあったのだろうか。価値観の違いは、必然的に武力闘争や戦争になるのだろうか。その危険性は極めて高いが、それは絶対的なものではないと思う。

歴史上の名君と言われる為政者は、軍事的対立を起こさないようにしてきた。名君たちは、民衆がもっとも望むものが平和であることを知っていたからである。時には戦争が民衆の昂揚や暴走によって惹き起こされることもある。扇動者と呼ばれる一群も存在する。しかし、その多くは権力者側のダミーである。いまマスコミで安倍首相の提灯持ちをしているコメンテータなどは、この類の連中であることを見抜かなければならない。

積極的平和主義の元祖アメリカにおいて、いま大きな変化が起こっている。ひとつはイランとの和解交渉である。もうひとつはキューバとの国交回復である。イランとアメリカの国交断絶は在イランアメリカ大使館占拠とホメイニ師のイスラム革命だった。キューバ革命の英雄カストロとゲバラは、私達が若かった頃のひとつのファッションだったくらいだ。いずれも私たちの時代に起こった出来事だった。いま歴史的な和解に向かっているのだ。

いろいろ言われているが、オバマ米大統領はまだ死んでいない。わが国の安倍首相は益々元気いっぱいであるが、彼の頭の中は時代遅れの葬るべきアナクロニズムでいっぱいだ。アナクロニズムの思い付きで新しい何かが生まれることなど絶対にあり得ない。国民ももうそのことに気が付かなければならない。このような愚かな国民を存在せしめているは、堕落したマスメディアである。マスメディアの責任は極めて大きい。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。

 

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コメント
 
01. 2015年4月12日 21:16:38 : BEBakP0cak
> 人間は健康でなければダメだ。

常識的だが、一病息災という言葉もある。
病気を一つ自覚し、繊細になり抵抗力もつく。

健康な馬鹿が一番厄介ということを、載せている。
> いろいろ言われているが、オバマ米大統領はまだ死んでいない。わが国の安倍・・・

「積極的平和主義」の内実は「先制攻撃戦争主義」 (陽光堂主人の読書日記) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/284.html


02. 2015年4月12日 22:52:34 : kDVop4u7Ig
天皇皇后両陛下のパラオ・ペリリュ島の慰霊は、先の大戦昭和の惨禍と誤った歴史を繰り返さないためです。
天皇陛下は、1931年の「満州事変」にも言及しました。この頃の不穏な「空気」を感じ取られたのでしょ。

安倍首相とその仲間達は、関東軍という金しか動かない「腐敗集団」に良く似ている。無謀な者たちですね。
扇動者のマスメディアも暴力装置と言えるような威力を発揮しています。新たな「鬼っ子」も輩出してます。

自分の国に合う特色ある国創り「最善な策」を考える事。気候環境や民族性が異なる他国の真似は良くない。
アメリカの「積極的平和主義」は参考程度で良いと思う。“平和”には「仮想敵国」は存在しません。


03. 2015年4月13日 03:00:27 : KzvqvqZdMU
サヨらが天皇を政治利用するってゆぅ不思議な風潮があるやうだな。
それも天皇のお言葉を勝手にサヨ流に解釈しておる。

 天皇が平和を祈願されるのは、ふつーの意味の平和祈願であって、
たとぃば、明日は晴れますように、晴天がづっと続きますやうに、の
よーなもんだ。天気は晴ればかりじゃないし、時には暴風雨もあると知ったうえ
での晴天祈願だ。もちろん雨傘も雨合羽も必要であることわ先刻ご承知の上だ。

さらにゆわせてもらうと独裁制国家にアジアの派遣は絶対に握らせてはイカン。
中国や韓国は、どっちが上でどっちが下か、の感覚しかない文明だ、対等って
いう感覚がない文明だ。覇権を握らせては絶対にならません。

[32削除理由]:削除人:アラシ

04. 2015年4月13日 07:10:37 : tQKbsSdgXs
どうして気持ち悪い口調なのかというと
複数IDを使い分けるためだったりする
もっともすぐ「演技」を忘れちゃうんだけどね
馬鹿だから

05. 2015年4月13日 15:34:40 : IJjjrLkBu1
   どうも「積極的平和主義」という造語が独り歩きしてしまい、政権からすれば、この紛らわしさが国民の意識をかく乱し、なおかつ武力による国際紛争解決指向である、という証拠が無いことで、幾らでも後の抗弁が可能である。いわば、政財官護送船団による、民衆かく乱的トリック造語であろう。「誰でも平和を求めるのは当たり前だろう」などという好戦派の居直りを許してしまうのである。
   ここは、野党を中心に政権の言う「積極的平和主義」を具体的に、「軍隊を使った軍事力行使による国際紛争解決方法である」、と言明させておくことが必要だろう。
   そして、「積極的平和主義」という曖昧な造語の使用を排し、「積極的武力行使主義」と、「積極的外交努力主義」とに言い換え、各代議士の方針がそのどちらであるかを表明しつつ、議会に臨むべきだろう。
   これにより、国際紛争を、まずは多角的な外交努力によってその芽を摘むことを第一義とするのか、もしくは、まずは軍備や、軍備を誇示した恫喝的な振舞いによって紛争の芽を摘むことを第一義とするのか、明白にその党の方針が見えてくるだろう。
   「平和を望むのは当たり前だろう」と言いつつ、「だから積極的平和主義なんだよ」などと言う、政権の作った曖昧抽象的な、後にどうとも取れるようなスローガンを所与のものとしていつまでも議論していても埒が明かないのではないか。
   
   


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