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AIIB参加問題で、安倍には官僚を叱る資格はない
http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/12/#003229
2015年04月12日 天木直人のブログ
日本の予想に反して、中国が提唱するアジアインフラ投資銀行に参加国が雪崩を打った時、こんなはずではなかったと、安倍首相が官僚の情報不足に怒ったという話が、ネット上や雑誌でさかんに流されたことがあった。
4月5日の読売新聞も次のように書いていた。
日本政府の対応が後手に回ったのではないかとして、首相官邸や与野党から、財務省や外務省の見通しの甘さを批判する声が出ていると。
読売新聞が書くぐらいだから、安倍首相が怒ったのは本当だということだ。
しかし、それは笑止だ。
安倍首相には、たとえ官僚たちがいい加減だったとしても、それを怒る資格はない。
官僚の情報にすべてをゆだね、官僚に頼って来た自らを反省すべきだ。
そしてここからがもっと笑止なことであるが、たとえ官僚が正しい情報を与え、日本もいち早くAIIBに参加すべきだと安倍首相に進言していたとしても、結果は同じだったということだ。
中国包囲網しか頭にない対米従属の安倍首相は、間違いなく不参加を決め込んだに違いない。
その証拠を、きょう4月12日の朝日新聞の、AIIB参加問題に関する検証記事の中に見つけた。
すなわち、官邸主導になっても、打てる手だては限られていた、とその記事は書いている。
創設メンバー参加期限である3月31日、安倍首相は財務・外務両省の幹部と再び向かい合ったという。
そして、中国側からまだ日本の質問に対する回答は返って来ていないと報告する財務・外務両省の幹部に対し、安倍首相は「慌てることはない」と答えたと言う。
これは、米国が参加表明しない前に、たとえ中国がどのような回答をしようとも、AIIBに参加する気など、安倍首相にはなかったということだ。
AIIBの出遅れの責任は、安倍首相にこそあるという証拠である(了)
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