http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/884.html
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http://31634308.at.webry.info/201504/article_9.html
2015/04/10 10:55
菅官房長官と翁長知事の会談で、翁長知事は、菅氏が「粛々」と工事を進めることに対して、上から目線だと指摘されて、今後使わないと言った。これを受けて、安倍首相も、国会で指摘され、上から目線と感じるなら、今後使わないと述べた。
しかし、事の本質は、「粛々」を使う、使わないという話ではない。本質は、沖縄の民意を全く無視して、問答無用で基地を建設するということである。双方の主張にネズミ一匹が入る隙間もないということが問題なのである。
幼稚園の子供か、小学校の生徒を騙すような話で、菅官房長官は「粛々と」を「適切に」といい、中谷元防衛大臣は「粛々」を「堅実」にと言いかえて話しているという。こんなことを言う本人たちの能力もさることながら、こんな話をマスコミがスピーカーのように、何の批判も無しに垂れ流すことも、この国のマスコミも劣化したものである。本当に子どもだましの話をしている。国民も本当にバカにされている。
「粛々と」も、「適切に」、「堅実に」も中身は同じで、沖縄の人がどんなに「反対」しても、新基地を建設することは、「全く変わらない」と言っているということである。その中には、話し合いの余地も無いことを意味している。
沖縄の民意を全く無視することは、もう民主主義ではない。中国の一党独裁国家となんら変わりが無い。自分達自民党は、多数の国会議員が当選したことで、国民の民意、総意だとして公約にもないことを強硬するが、沖縄民意は無視する。これでは話が違う。
こんな状況を心ある国民が何も言わないということも悲しい。天皇陛下、皇后がパラオ諸島に行き、戦争を決して行ってはいけないと体中で表現されているのに、今国のトップは国民を戦争の出来る国にひたすら引っ張って行こうとしている。
「粛々」首相も封印 予算委で答弁
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015040902000273.html
2015年4月9日 夕刊
安倍晋三首相は九日午前の参院予算委員会で、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設に伴う名護市辺野古(へのこ)での新基地建設をめぐり、今後は「粛々」という表現を用いない考えを示した。この言葉は、政府が工事を継続する姿勢を示す際に使っていたが、翁長雄志(おながたけし)県知事が強く反発したことを受け、菅義偉(すがよしひで)官房長官は六日に表現を改める意向を示していた。
沖縄県議会議長などを務めた維新の党の儀間光男(ぎまみつお)氏は、首相が八日の同委で普天間移設問題に関して「工事を法令にのっとって粛々と進めている」と答弁したことについて「『粛々』とは、雑音に耳を貸すことなくという意味だ。沖縄の声は雑音なのか」と質問した。
首相は「今まで政府が『粛々』と使っていたので、私も使った」と釈明。翁長氏が「問答無用という姿勢が感じられ、使えば使うほど県民の怒りは増幅される」と反発したことを念頭に、「その言葉が上から目線的な雰囲気があるのでやめてほしいというならあえて私も使う必要がないと思っている」と述べた。
「粛々」という表現をめぐっては、菅氏が「適切」と言い換えているほか、中谷元防衛相は「堅実」と改めている。だが、新基地建設の方針には変更がない。
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