http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/792.html
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先に投稿されていた「教科書とは支配層に都合の良い話を子どもに植え付けるための道具だが、安倍政権は度が過ぎる(櫻井ジャーナル)http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/765.html」に関する投稿です。
全く記事の通りかと。特に↓など。
『安倍晋三政権は自分たちの妄想に合わせて歴史を書き直させようとしているが、元々、教科書とは庶民の子どもを洗脳するための道具にすぎないわけで、その内容に期待するのは無理。そもそも「検定」とはそういうもの。歴史について学びたいなら「歴史物語」ではなく、信頼できる多くの歴史に関する本を読み、できたら元の資料や証言などにあたるしかない。違った視点の本を読む必要もあるだろう。(記事)』
>日本だけでなく、外国の研究者が書いた本を読む必要もある。(記事)
自分も米国人のブルース・バートンの「国境の誕生」を読んで、山川の日本史的な知識では分からなかった古代史が分かったってのがあったなあ。
歴史とは現実を見る見方、とも言えると思う。
だから洗脳された歪んだ見方で現実を見てたら現実に適応出来なくなっちゃうね。国民国家を創っていって富国強兵だって時代だったならともかく、その時代ではないし、そういう時代であっても丸山真男の密教と顕教じゃないがエリート教育では密教的に本当の歴史に触れさせて、で、下々には統合のために顕教的に都合の良い教科書が必要というのも教えてたわけだしね。
とにかく極端になった話だと、会員番号なんとか番とかの見方をして、まともに食っていけますか。出来なくなっちゃうでしょう。現実の世の中に合わない見方をしていては生きてゆけなくなる。
これから、厳しい世界で食っていくために、より良い生活をするために、或る程度の層までには従来の教科書的な歴史でない上記『 』内の歴史がこれから拡がっていくと思うね。
「度が過ぎた」傾向が出てきた原因は、安倍の母方の祖父さん(こいつは典型的な戦前エリートだったから密教的に本当の歴史をやはり知っていて、自分の先祖に関わる言でも実弟とともに面白い言を色々残している)が復権した辺りからお目付の米に対し共産主義の脅威を口実に国内を誤魔化してきたところに求められるんじゃないかな。
で、ナイのソフト・パワー、ハード・パワーじゃないけど統治というのは基本は武があって支配した後に文治するって「教科書的な」歴史でも習ってその通りだと思うんだけど、共産主義が崩壊して後5,6年で30年だろ。
文のほうは徐々にパラダイム・シフトして一世代30年くらい遅れるんじゃないかな。なぜなら一番大きな理由は30年経つと爺様婆様達が死んじまうから。
で、せめぎ合ってるところで安倍的なものって断末魔じゃないが拗くれて出て来たもんじゃないかな。安倍のスピーチライター辺りは上記の密教的な使命感で意識して都合の良い教えを書いているつもりなんだろうけど、なんせその対象が彼らの意識より変化してしてしまってがっちりとした現実世界に規定されてしまっているし、そのうちの低質な層はネトウヨに見るように嘗ての時代の同じような層より劣化してしまっている。
そういうわけで、この件に関しては割と楽観的な見方を私はしています。
北朝鮮の歴史教科書は正に表題の「道具」のように使われているはずだが、それは世界への脅威となっていますか。なっていません。笑いを以て受け止められています。安倍が画策している歴史教科書も同じようなもんです。
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