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上西氏スキャンダルで「大阪都構想」に暗雲 住民投票への影響も
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150406/plt1504061700003-n1.htm
「浪速のエリカ様」こと、維新の党の上西小百合衆院議員(31、比例近畿)の「ホワイトデー温泉旅行疑惑」は、同党が除名処分を決めたが、上西氏は国会議員に居座るというひどい結果となった。テレビで繰り返し流された“巻き舌秘書”の暴言なども、維新のイメージを確実に低下させており、同党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が政治生命をかける「大阪都構想」も厳しい状況に追い込まれてきた。
「初心に帰って無所属議員として一から出直す覚悟だ」
上西氏は5日に発表したコメントの中で、議員辞職をしない意向を明らかにした。税金から支払われる年間2000万円を超える歳費を受け取り続けるつもりのようだ。
維新の党と同党傘下の地域政党「大阪維新の会」は4日、上西氏の除名処分を決めたが、これに先立ち橋下氏は、いったん辞職して反省の意思を示したうえで、次期衆院選に再び維新から出馬するように迫った。ところが、上西氏は「議員の身分は法に触れない限りは奪われない」「それだったら除名で結構」と開き直ったという。
過去2回の衆院選はいずれも比例復活だったのに、党の“創業者”による辞職勧告を突っぱねた上西氏の図太さには恐れ入るばかりだ。橋下氏が街頭演説で「あの議員とは二度と付き合わない」と怒りをぶちまけたのも無理はない。
もちろん、維新が上西氏を厳罰に処したのは、選挙中の統一地方選や、「大阪都構想」の賛否を問う住民投票(5月17日)への影響を最小限に抑えようという思惑もあったとみられる。
橋下氏は「永田町の感覚では(上西氏は)除名にはならない。でも、大阪維新の会は永田町の感覚では政治はしない。納税者の感覚でやることを徹底して貫いてきた」と強調し、既成政党批判と「身を切る改革」をアピールした。
ただ、住民投票の情勢は楽観できない。
産経新聞社が4、5の両日、大阪市内の有権者を対象に実施した電話世論調査では、大阪都構想への反対は47・5%で、賛成の36・7%を10ポイント以上も上回った。3月14、15日の前回調査(賛成43・1%、反対41・2%)に比べて反対の割合が大きく増えているのだ。
上西氏をめぐる問題が影響した可能性もあり、大阪都構想の先行きに暗雲が垂れ込めている。
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/4/6]
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