5日、元衆議院議員の東国原英夫氏がtwitterで、維新の党・上西小百合衆院議員が議員辞職を拒否したことについて違和感を語った。

上西議員は、体調不良を訴えて衆院本会議を欠席したが、その前日に居酒屋などをはしごしていたことが発覚し、問題視されていた。4日、維新の党は大阪で党紀委員会を開き、上西議員を除籍（除名）とする処分を決定している。

この際、同党の橋下徹最高顧問は議員辞職を迫ったが、上西議員は「議員の身分は法に触れない限り奪われない」との理由で要求を拒否したという。

この騒動について、東国原氏は「維新の党の上西議員が除名処分となった。報道によると、本人は辞職はしないらしい。不思議だ」とコメントし、上西議員の主張に疑問を投げかけた。

さらに、東国原氏は「西村真悟議員も辞職しなかった」とコメントしている。ここで言及されている西村真悟元衆議院議員はかつて維新の党（当時は日本維新の会）に所属していたが、2013年に従軍慰安婦をめぐる発言で除籍処分を受けたのだ。

東国原氏は「法的には問題無いが、何れも比例当選議員である。政党が獲得した票により議席を頂いたのである。その党にクビになったのである」とも指摘し、除籍された比例当選議員はその時点で議員を辞職すべきだという考えを示した。

なお、東国原氏であるが、2012年の衆議院選挙で維新の党（当時は日本維新の会）より立候補し、当選した。しかし「党の原点である理念、政策、方向性が変質・変容している感が否めない」ことを理由に、1年で衆議院議員を辞職している。

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維新の党の上西議員が除名処分となった。報道によると、本人は辞職はしないらしい。不思議だ。2013年、除名処分になった西村真悟議員も辞職しなかった。法的には問題無いが、何れも比例当選議員である。政党が獲得した票により議席を頂いたのである。その党にクビになったのである。
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