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2015-04-05 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
昭和天皇と田中清玄。「週刊朝日」最新号(4/10)によると昭和天皇は、田中清玄という戦後右翼の大物を通じて、国際情勢の情報収集を試みていたようである。これは、昭和天皇が、時の政府や政権の「情報」や「政策」を、全面的には信用していなかったということだろう。
今、天皇と安倍政権は、明らかに対立している。憲法問題や沖縄問題において、安倍政権の取り巻き文化人の一人、八木秀次等の「天皇批判」が、示しているように、天皇は、安倍政権とは別の方向を目指していると思われる。つまり、安倍政権と天皇は、憲法問題をはじめとして、多くの点で対立しているのだ。
八木秀次は、「安倍政権の改憲路線に逆らうような天皇の護憲発言」を批判しているだけでなく、皇太子や秋篠宮に関わる「天皇後継問題」にまで言及し、要するに「浩宮(皇太子)批判」まで試みようとしているようだ。八木秀次の背後には、安倍首相や安倍政権の取り巻き文化人がいるだろう。天皇が、かなりの危機感を感じているらしいことが読み取れる。
さて、昭和天皇が、戦前は武装共産党の指導者であり、戦後は、大物右翼として、あるいはビジネスマンとして、国際的な人脈を駆使して活躍した田中清玄を、「情報源(インテリジェンス)」として活用していたのは、戦前の「失敗」に学んだからだろう。戦前の失敗とは何か。それは、正確な情報が、天皇のところまで上がってこなかったということだ。
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