http://31634308.at.webry.info/201504/article_4.html
2015/04/04 23:42

今日、菅官房長官と翁長知事が、初顔合わせをした。双方、テレビの映りは、表情が硬かった。
明日6日に会談するというが、翁長知事もここで妥協するようでは、沖縄県の県人は、沖縄の知事を誰も信じられなくなるだろう。

政府は、絶対的信認を受けたとして、公約にもない秘密法、集団的自衛権の安保法制を無理やり進める魂胆であるが、沖縄の辺野古基地移転はNOという公約を掲げて、圧倒的民意を受けて当選した翁長氏の公約を、国会の長である政府が率先して無視する。これは正に矛盾である。
翁長知事の工事中止の指示を、農水省大臣が、指示停止の言い訳が、所管でもない「安全保障」上の観点から停止指示の停止という、ふざけた行為を行っている。

この状態を、米国の普天間飛行場返還の合意を主導したナイ元国防次官補は、沖縄の住民がこれだけ支持を受けてないのなら、米国も再検討をしなければならないだろうと述べたという。米国のハワイに軍事施設を作ろうとした時、動物等の愛護団体から、ハワイ島の鳥、動物が騒音で被害が発生するので止めにするように申し出がなされ、工事が中止になった程である。

日本にも同じ基準で、物事をやってもらいたいものだ。

ナイ元国防次官補、辺野古「再検討を」　地元民意を重視2015年4月4日
元国防次官補のジョセフ・ナイ米ハーバード大教授＝２日、ワシントン市の戦略国際問題研究所
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241405-storytopic-271.html

　【ワシントン＝問山栄恵本紙特派員】米クリントン政権で米軍普天間飛行場返還の日米合意を主導したジョセフ・ナイ元国防次官補（現米ハーバード大教授）は２日、日米両政府が進める普天間飛行場の名護市辺野古への移設について「沖縄の人々の支持が得られないなら、われわれ、米政府はおそらく再検討しなければならないだろう」と述べ、地元同意のない辺野古移設を再検討すべきだとの見解を示した。ワシントン市内にある米有力シンクタンク戦略国際問題研究所（ＣＳＩＳ）で琉球新報に答えた。米外交政策に影響力を持つ米国防省元高官が辺野古移設に疑問を投げ掛けていることは、沖縄の民意を無視する形で工事が進むことに米国内でも懸念が広がっていることの表れとみられる。

　ナイ氏は辺野古移設に反対する翁長雄志知事が就任するなど、県内移設反対の声が根強いことについても「承知している」と述べ、沖縄と日本政府は話し合う必要性も強調した。

　ナイ氏は昨年の知事選後、日本メディアに対し、辺野古移設に関して「長期的には解決策にはならない。固定化された基地の脆弱（ぜいじゃく）性という問題の解決にならないからだ」と指摘し、中国の弾道ミサイルの射程内にある沖縄に米軍基地が集中することが対中国の軍事戦略上、リスクになるとの見方を示した。ただ「今後１０年といった短期間で考えれば宜野湾市の負担を軽減したいわけだから、施設や海兵隊を辺野古に移す方がいいと言えるだろう」とも述べ、短期的な解決策としては有効だとした。これに対して、ナイ氏は「その通りだ。変わらない」と強調した。

コメント
01. 2015年4月04日 23:56:16 : YxpFguEt7k 再検討！
02. 2015年4月05日 02:29:17 : R4ykDVw1Xg スガが知事と会談して、ほんのちょっぴりだけ譲歩し、取って返してアメリカに 向けて「わが政府は沖縄の人の為を思ってこ〜ぉんなに譲歩したんですし、 後は粛々と」とかいって取りなすんだろうな。 この滑走路って、アメリカが出て行っても「日本軍」で使いたいんじゃないの？
03. 2015年4月05日 05:02:46 : KzvqvqZdMU 国防に絡む国策が一地方の民意とやらで左右されるのは断じて防がなくては ならん。　沖縄の反政府的反抗に中国はほくそ笑んでいるにちがいない。 [３２削除理由]：削除人：アラシ
04. 2015年4月05日 06:41:43 : aDRsFk27AQ >>03 中央が朝鮮労働党みたいなツンデレをやめれば反政府でなくなるんだけどな。 沖縄対中央に構図を置き換えてみそ。 そういうことなのよ。 自民党の総書記を説得しちゃくりゃまいかな。　拗らせてる分税金勿体無いから [３２削除理由]：削除人：アラシ
05. 2015年4月05日 06:44:04 : aDRsFk27AQ ＞ 国防に絡む国策が一地方の民意とやらで左右されるのは断じて防がなくては ならん。 もとい。ヤンデレだった（笑 [３２削除理由]：削除人：アラシ
06. 2015年4月05日 07:06:30 : RRHB3K9wS6 >>03へ 　ナイ氏が「沖縄と中国の地理的距離から沖縄はミサイルの射程距離内にあり、脆弱で戦略上リスクになる」と発言しているよ。沖縄基地が国防に関して重大な問題を抱えているということですよ。貴方は本文記事をキチンと読んだんですか？
07. 2015年4月05日 10:59:40 : LwY2CR6zZM >03　　今度は中国ですか？ 　　　　何としてもァヘのせいに、したくないだけで 　　　　コメント書いてる、単細胞工作員のようですね
08. 2015年4月05日 17:28:48 : L1jBjuOwfs 投稿記事末尾にある下記の記述によれば、ナイ氏は当面の辺野古への移設には賛成なんだね。 ＞これに対して、ナイ氏は「その通りだ。変わらない」と強調した。
09. 2015年4月05日 22:01:39 : IJjjrLkBu1 　　 ０８さんの言うように、当面辺野古というより、とにかく密集地の普天間では危険であり、海岸沿いが良い、ということで、取りあえずは辺野古でも良いが、辺野古でなくてはならない、という事では無さそうだ。ここはもっと詰めて、とにかく普天間はこれ以上は危険だ、ということだが、移転先は辺野古にこだわらないのか、と聞き直せば、これまた「そうだ」と言っただろう。 　　　いずれにしても、始まった調査工事で既に沖縄との信義則を重視せず、杜撰とも言えるコンクリブロックの投げ入れを行ったのであり、ここでストップが掛ることは、どのような工事でも同様である。 　　　例えばＡ町の数件の民家の前に市営道路が出来るとして、最初の話では民家の２メートルを供出する予定で有ったのに、いざ始まったら４メートルも喰い込んでいれば、当然話が違う、となるだろう。この場合、住人が関係者に「ちょっと待て、こういう話ではないぞ」とい段階で、工事がストップするのは常識である。それを、「いや、やらせてもらいます」と関係者が言えば、住人としては町なり、市なりに苦情を出すことになるだろう。ここで、話が違うのだから町が動き、市が動くのが当然だ。 　　ところが、工事を担当する市が県知事を担ぎ出すようなもので、次々に権威を使って住民をねじ伏せようとするから、話はこじれるのである。ちょっと待て、どうしてこのような事態になったのか、とりあえず工事を中止し、最初の話はどうだったのか、戻って見よう、となるのが一般社会では当たり前のことであろう。 　　ところが国の公共事業はそうはならず、常にごり押しである。一度予定が決まれば何が何でも押し通し、例え住民が訴訟を起こそうとも工事を進め、万が一奇跡的に住民が勝訴しても、工事は完成し、訴えは何の意味も無い、という実態を作り上げて来た。これを、沖縄でもやろうというのである。 　　しかしながら、海兵隊基地の移転のみで無く、集団的自衛権行使法の下で、日米共同の一大軍事基地にしようというのであるから、これまた話が違うのである。海兵隊の移転のみであれば、それほど大規模にはならず、せいぜい普天間と同様の規模であろうが、これを自衛隊も使い、艦船の停泊、ミサイル発射装置、オスプレイ駐機場所とし、遥か中東まで米軍の護衛に機動するための基地になるというのでは、もはや、観光立地沖縄というより、軍事基地沖縄であり、これまでよりひどい状態になると予測出来るのである。 　　これを、粛々と、「国は何も気にせず工事は進めますよ」、などと、本土の公共事業と同様の事をやられては堪らないだろう。諦めて泣き寝入りしろ、というような、これまでの破廉恥な方式が通るとは思えない。 　　ましてや、農水事業を保護する立場の農水大臣が防衛省職員の言いなりに、基地建設を推進するというのだから、目も当てられないのである。幾ら自民党であっても、各省庁に配属されている閣僚はそれぞれの本分というものが有るだろう。互いの本分のために邁進するのが所轄大臣の務めであろう。 　　もはや、杜撰な調査関係工事、所轄大臣の、本分を超えた言動、公僕の指示に従って主権者代表である人間を逆に制裁する国、などは、まともな民主国家の体をなしていないのである。
10. 2015年4月05日 22:35:17 : EGxB2LrF1s 日本国民は中国北朝鮮、さらにはロシアからの弾道ミサイルの驚異を考えるべきである 、あんな時代遅れの海兵隊に右往左往すべきでない、もう嘘つき米国と嘘つき日本政府政治家に騙されるのは終わりにすべき、原発報道や政治の原発宣伝から学んだだろうもう忘れたのか

11. 2015年4月06日 01:38:06 : aDRsFk27AQ 齟齬を来たさない三節三行で頼む。 [３２削除理由]：削除人：アラシ

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