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己を守るための戦い
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15年04月04日 永田町徒然草
久しぶりの永田町徒然草である。更新が出来なかったのは、ひとつは体調である。季節の変わり目で、風邪を引いてしまったのだ。具体的にいうと「今日は“初夏並みの陽気”でしょう」と気象情報が言うので、正直ちょっと躊躇(ためら)いがあったのだがスプリングコートを着ずに出かけたのだ。昼間は良かったのだが、夕方頃から寒さを覚えた。そして“立派な”風邪を引いた。
風邪なのだから書こうと思えば、出来なかった訳ではない。しかし、次々に大きな問題が起こってくる。どれも1回では済まず、2〜3回分もある大きな問題ばかりだ。安倍首相の暴走は、文字通りファッショ的だが、世界の出来事もファッショ的である。世界中のネジがアチコチで少し緩み始めているのかもしれない。世界的なファッシズム !? それだけは勘弁して貰いたい。
こんな時に、「あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、 それでもあなたは、それをやらなければならない。 それはあなたが世界を変えるためではなく、 あなた自身が世界によって変えられないようにするためです。」との文章に出会った。テレビ朝日『報道ステーション』のコメンテータから降板させられた古賀茂明氏が紹介してくれたマホトマ・ガンジーの言葉である。
古賀茂明氏の言説は、どの分野のコメントであれどれも適切であり殆ど私は支持してきた。このような有力なコメンテータが降板させられることは、『報道ステーション』のためにも残念に思う。私は古舘の『報道ステーション』をそれなりに評価してきたが、テレ朝も安倍首相の軍門に下ったということか。古賀氏の最後の番組を私は見れなかったが、その後の『報道ステーション』はなぜか“気の抜けた”ビールのよう雰囲気の番組に見える。
マスコミへの介入の元祖は、創価学会・公明党であった。自民党もマスコミに対する不満はあったがマスコミへの介入をしようという傾向はあまりなかった。これは連立のパートナーである公明党にとっては不思議だったのだと思う。自民党は公明党の焚き付けられたのか、それとも公明党にノウハウを請うたのか、マスコミへに介入を始め出した。あり得ることである。しかし、安倍首相とその仲間のやり口は、稚拙である。彼らの能力はこの点でも落第である。
自公連立に反対した時から、私は創価学会・公明党によってマスコミから徹底的に排除された。それは私の政治活動に対する大きな制約となった。私がインターネットを始めた理由はここにあった。だとしたら、もういちど原点に返って、コツコツとやるしかないか。私が世界を変えるためではなく、私自身が世界によって変えられないようするために。
今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。
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