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2015年4月 3日
古賀録音テープには古舘伊知郎の「俺のバックには暴力団」発言が・・・?&傾聴すべき同志社大学総長の卒業式式辞。学問の府、いまだ死なず。
昨夕のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』のトップニュースは高校野球決勝戦。次が特報で秋篠宮の娘のICU入学。夜には、『報道ステーション』で古イタチ君が何食わぬ顔して「出入り業者」を演じておりました。さすがです、テレ朝。
ちなみに、古イタチというのは、ブログ「晴天とら日和」さんの絶妙なネーミングを借用いたしました。で、その古イタチ君について、なにやらよからぬ噂が飛び出してきたようですね。なんでも、「俺のバックには暴力団がいるぞ」ってスタッフを脅したそうです。週刊文春が、「『俺はヤクザと一緒。身体張ってんだ!』古舘恫喝テープ流出」なんて扇情的な見出し打ってるそうで、これが事実すれば古イタチ君のタレント生命は終わり。『報道ステーション』も打ち切りは間違いありません。
・キャスター生命の崖っぷちに立たされた古舘伊知郎
http://news.livedoor.com/article/detail/9962099/
3月29日のエントリーで、最後っ屁・古賀君の「録音させていただきましたので、もしそういう風に言われるんだったら、全部出させていただきますけれども」って発言はどうも気にかかるって書いたんだが、もし「暴力団云々」発言が本当だとしたら、なんか納得いくんだね。よほどの爆弾でなければ、「録音してるもんね」って古賀君が脅しまがいに言い放つことは考えにくい。でなけりゃ、だからどうしたで終わりです。それを、「いや、こちらもそれを出させていただくってことになっちゃいます、古賀さん」って反論したのがどうも臭いと思ってたんだが、これはひょっとするとひょっとしますね。暴力団がらみとすれば、古イタチ君が、何の衒いもなく頭を下げて謝罪したのもうなずける。
もっとも、これはあくまでも週刊文春のぶち上げたゴシップであって、どこまで裏を取っているかはさだかではない。それでも、ここまで言われたら、古イタチ君もテレビ朝日もスルーするわけにはいかなくなるかも。その時に、どんな爆弾が炸裂するか。興味は尽きない、久々の大スキャンダルの予感に胸ワクワクの週末なのであった。
で、口直しに、卒業式において同志社大学総長が安倍晋三政権の動きに警鐘を鳴らした素晴しい式辞をご紹介して、お後がよろしいようで。ちょいと長いですが、是非ご一読を。
2014年度同志社大学卒業式式辞(2015年3月20日)
同志社総長 大谷 實
一言、お祝いの挨拶を申し上げます。
皆さん、同志社大学のご卒業、また、大学院のご終了、誠におめでとうございます。学校法人同志社を代表して、心からお祝いを申し上げます。また、ご両親をはじめ、ご家族の皆様、本日は、誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。
さて、卒業生の皆さんのほとんどは、これから社会に出て活躍されるはずですが、私は、今日の我が国の社会や個人の考え方の基本、あるいは価値観は、個人主義に帰着すると考えています。個人主義は、最近では「個人の尊重」とか「個人の尊厳」と呼ばれていますが、その意味は何かと申しますと、要するに、国や社会で最も尊重すべきものは、「一人ひとりの個人」であり、国や社会は、何にも勝って、個人の自由な考え方や生き方を大切に扱い、尊重しなければならないという原則であります。個人主義は、利己主義に反対しますし、全体主義とも反対します。
同志社の創立者新島は、今から130年前の1885年、同志社創立10周年記念式典の式辞のなかで、「諸君よ、人一人は大切なり」と申しましたが、この言葉こそ、個人主義を最も端的に明らかにしたものと考えられます。
この個人主義について、日本の憲法は、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、国政の上で最大の尊重を必要とする」と定めています。遅ればせながら、68年前の1947年5月3日に公布された日本国憲法で、個人主義を高らかに宣言したのです。
あの悲惨な太平洋戦争の原因の一つであった、全体主義あるいは天皇中心主義といった国や社会のあり方について、深刻に反省し、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」て、全体主義・天皇中心主義の国や社会のあり方を180度転換して、「すべて国民は、個人として尊重される」としたのです。憲法13条は、まさに、日本国憲法の根幹を示すものとして規定されたのでした。
ところで、諸君も十分判っていると思いますが、安倍首相の憲法改正の意欲は並々ならぬものがありまして、早晩、改正の動きが具体的になってくるものと予想されますが、そのために、自由民主党は自民党憲法草案なるものをまとめて公表するに至りました。その中で、「個人の尊重」という文言は改められて、「人の尊重」となっています。起草委員会の説明ですと、従来の「個人の尊重」という規定は、「個人主義を助長してきた嫌いがあるので改める」というものであります。今日の価値の根源となっている個人主義を、柔らかい形ではありますが、改めようとしているのです。このことは、これまで明確に否定されてきた全体主義への転換を目指していると言ってよいかと思います。
先にも申した通り、日本国憲法は、個人主義を正面から認め、人間社会におけるあらゆる価値の根源は、国や社会ではなく、一人一人の個人にあり、国や社会は、何よりも、一人一人の個人を大切にする、あるいは尊重する、といった原理であると考えています。
自民党草案の他の規定を見ましても、個人よりも社会や秩序優先の考えかたがはっきりと表れており、にわかに賛成できませんが、私は、個人主義こそ民主主義、人権主義、平和主義を支える原点であると考えています。
卒業生の皆さんは、遅かれ早かれ憲法改正問題に直面することと存じますが、そのときには、本日の卒業式において、敢えて申し上げた個人主義を思い起こしていただきたいと思います。そして、熟慮に熟慮を重ねて、最終的に判断して頂きたいと思うのであります。
結びに当たりまして、卒業生、終了者の皆さんのご健康とご多幸をお祈りし、併せて、一国の良心としてご大活躍されますことを期待し、また、お祈りして祝辞とします。
本日は、誠におめでとうございます。
(同志社大学ホームページ「総長スピーチ集」より転載)
http://www.doshisha.ed.jp/message/speech.html
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