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「<社説>本島上陸70年 軍は住民を守らない この教訓を忘れまい(琉球新報):山崎 雅弘氏」
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/470.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 01 日 23:35:15: igsppGRN/E9PQ
 

「<社説>本島上陸70年 軍は住民を守らない この教訓を忘れまい(琉球新報):山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17016.html
2015/4/2 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

外は小雨が降っているが、庭では水仙が咲き始めていた。


今日は、1945年に沖縄本島での戦いが始まってちょうど70年(慶良間諸島では3月26日から)。


献花のつもりで写真を貼ります。





<社説>本島上陸70年 軍は住民を守らない この教訓を忘れまい(琉球新報)http://bit.ly/1BNtIbM

「沖縄戦の最大の教訓は『軍隊は住民を守らない』である。これは抽象的なスローガンではない。無数の実体験、戦場の実際によって立証された事実である」


「こう言い換えてもいい。『軍隊がいると住民は犠牲になる。とりわけ、心の底では住民を同胞と思っていない軍隊が一緒にいると、住民はむしろ死を望まれる』」


「沖縄戦に先立ち、軍部は中学生を含む住民に壕を掘らせ、戦争準備を強制していた。従って住民が投降すれば、どこに司令官がいて、どこに武器弾薬があるか敵軍に知られてしまう。だから住民が生き残るよりは住民の全滅を願う。『むしろ死を望まれる』とはそういう意味だ。強制集団死はその結果である」


「日本軍による食料強奪、住民の壕からの追い出し、壕内で泣く子の殺害が頻発」


「方言を話す住民をスパイ扱いしての殺害」


琉球新報の「軍は住民を守らない」という見出しには、「人権や人道、人命の価値を尊重しない価値判断基準の社会では」という注記が必要だろうと思う。


国家体制の前では国民の命など羽毛のように軽く扱われた、戦前戦中の日本軍だけを例に「あれが軍という存在の本質」と断定することには疑問がある。


2004年から陸上自衛隊の幹部が、沖縄戦当時、兵士や県民に米軍への投降を許さず「死ぬまで戦いつづけろ」と命令して自決した第32軍司令官牛島満中将らを祀る慰霊碑を、集団で、制服制帽着用で参拝している。


戦後の自衛隊は「当時の価値判断基準と断絶した」はずだが、最近また繋がり始めている。


制服制帽で集団参拝をする理由を、地元住民や記者から尋ねられた陸上自衛隊幹部は「私人としての参拝です」と答えていたが「私人ならなぜ私服じゃないのですか?」と聞かれると、答えられなかった。


政治家も自衛隊幹部も、自分の行動を論理で説明することを避ける人は皆、内心では正しさに自信がない。


1945年6月19日、牛島司令官が下達した最後の軍命令の内容。


「これ以降、各部隊はそれぞれの戦場で生存する上級指揮官の下で、最後まで敢闘し、悠久の大義に生くべし」。


牛島中将の命令は、当時の日本軍および日本社会における価値判断基準を忠実に反映したもので、牛島中将個人の人間性や人格の問題に矮小化して断罪しても問題は解決しない。


しかし現在の陸上自衛隊幹部が、牛島司令官の慰霊碑を、制服制帽で(つまり事実上の公務として)集団参拝しているということは、先に挙げたような「当時の価値判断基準」を継承している可能性がある。


それが不安だと思う。


当事者が「違う」と明言しない。


軍隊であれ警察であれ、内面に価値判断基準を持たず、上の意向や周囲の動きに価値判断を依存するようになると、どんな非人道的な行為でも「命令だから」の一言でできるようになる。


現在の自衛隊(および海上保安庁や警察)における「人権」や「人道」「人命」の価値がどれほどのものなのか、知りたい。


沖縄県民の視点から見た「沖縄戦の実相」については拙著『沖縄県民と沖縄戦』http://amzn.to/1vGaVf5 もお薦め。

私自身もまだ学んでいる途上だが、本土の人間は沖縄戦について知らないことが多すぎる。


この電子書籍は「入門編」で、さらに深く知るきっかけになれば幸いです。


> 伊波 洋一 強いられた死・「集団自決」から70年、3月26日の米軍上陸後、人口150人で53人の尊い命が「集団自決」で奪われた慶良間島。中村さんも姉の首をひもで締め、自身も自死を図った。背景に「軍官民共生共死」の思想。日本軍は住民を守らなかった。



> 伊波 洋一 70年前「死」を強いられたのは慶良間諸島だけではない。伊江島でも読谷などでも起こった。「軍官民共生共死」の思想は住民に捕虜になることへの恐怖心を高め、足手まといになる住民やスパイに利用される住民を米軍に渡さないために利用された。



台湾の林永楽・外交部長(外相)は31日、中国主導で設立を目指すアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加申請を同日夜に中国側に提出したと明らかにした(時事)http://bit.ly/1yyzY65

「台湾が加入する場合は、(中国への配慮で)名称や資格の問題を調整する必要がある」


中国主導アジアインフラ投資銀行 日本が包囲される事態招く(週刊ポスト)http://bit.ly/19w61gw

「日本がアメリカに大幅譲歩して進めているTPP(環太平洋経済連携協定)による『中国囲い込み』は粉砕され、逆に中国の勢力が増して日本が包囲される事態を迎えつつある」


> 宋 文洲 失敗を直視できないからますます孤立に走るでしょう。@iwakamiyasumi: 北朝鮮並みの孤立。何が「中国を包囲するダイヤモンド構想」だか。世界が全く見えていない安倍政権。””



> 東京新聞政治部今、辺野古をめぐる手続きの応酬は、いろいろな役所が入り乱れている印象を与えるかもしれません。しかし官邸も防衛省も農水省もすべて「国」。国がたばになって沖縄と対峙している構図です。 「沖縄封じ」国ぐるみ 辺野古の工事続行 http://t.co/7eNR0zUPo7


前沖縄県知事公室長の又吉進氏が1日付で外務省の参与に就任(沖縄タイムス)http://bit.ly/1Il2AF1

「元県職員が外務省参与に就任するのは極めて異例。政府は、前知事の仲井真多弘県政下で米軍基地問題を長年担当した又吉氏の経験を踏まえた助言に期待し、登用を決めた」


もはや「目的を達成するためなら手段を選ばず」という様相を呈しているが、面子や威信にこだわって情勢を客観視できなくなり、面子が潰れることを嫌って対話や譲歩という手段も捨てた結果、問題が解決不能なほど悪化したというのは、日中戦争と同じパターンだと思う。


面子への執着が事態を悪化させる。


近い将来に尖閣諸島周辺で日本と外国の紛争が発生するリスクは依然として高いのに、そこに一番近い自国の住民に、政府への強い不信や怒り、憤りの感情を植え付けるというのは、どう考えても安全保障を本気で考える人間の判断ではない。


紛争発生時に市民の協力を得られない状況を政府が創り出している。



 

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コメント
 
01. 2015年4月02日 09:30:11 : 62QaAmZ1Pg

七〇年前の沖縄に限らず

        軍隊は 決して国民を守らない 

  1918年 大正七年の富山に始まった一道三府三十七県

      三百数十箇所 数百万人規模の

          米騒動に際して

   出動した日本陸軍 海軍陸戦隊は 民衆に銃剣を向け 犠牲者も出た

          このとき 日本国民は 

   はじめて 軍隊が自分たちを守る組織では無いことに気づいた 。

     これは政府にとってひた隠したい本質的な事実だった 

  軍隊とは 昔も今も 為政者 財閥 支配階層と制度を守る組織にすぎない
 
     反抗する民衆こそが 主要な「敵」であり鎮圧対象なのだ

  そのことを 微塵も考えられない だけでも

     ネトウヨは 

       本質的に愚かな 天に唾する者たちなのだ 。。。。


02. 2015年4月02日 15:47:08 : aDRsFk27AQ
排外主義てのは、彼らの自己保存の手段として
対象の如何を全く問わず無差別に異物属性を想像してまわる傾向にあるね。
勝手でも何でも「合理化(精神病理で)」さえすれば屠殺の大義を得る…てな事だと思う。
だから放置すれば際限がない。「合理化」だからですわ。
ネトウヨは当然此の傾向での一連の奇行で社会に害を成してる訳だけど、
軍隊ってのは基本的に排除の実現その物が機能要求の大きな部分を占める組織だから、
脳天気に運営してると簡単に「何のために何を排除するか」の部分(文民統制)が効かなくなって、
「排除その物を目的にした暴走集団」と化してしまう。
武装の有無がネトウヨとの差異と捉えれば想像しやすいだろうか。
奇しくも自衛隊はまだ暴走に至ってない(実に危ない状況だが)が、
現在進行形で暴走中のネトウヨに満遍なく火器や柄物を持たせて野に放った状況を想像すれば、
恐らく全国でいとも容易くプチ沖縄が発生すると思えましょ。
そう云うのがバカの号令一下に組織化統制下された暴徒集団てのが、
平たい話、往時の軍人内閣であり、翼賛国会であり、大本営、陸幕一下無能指令とヤクザとして訓練された粗悪な資質の兵隊の其れで在った…てな事だと思えますな。
そして悲しいかな時代は再び其の方向を向いて居て、ネトウヨに見る様に現在進行中である…と。

>>01さんの気持ちを共有します
絶対阻止です。

> 七〇年前の沖縄に限らず

>         軍隊は 決して国民を守らない

大陸引揚者の末裔として、 改めて此処を強調しましょう。

[32削除理由]:削除人:アラシ

03. 2015年4月02日 15:50:02 : aDRsFk27AQ
>>02 二行目訂正
異物属性を想像してまわる > 異物属性を「創造」してまわる

[32削除理由]:削除人:アラシ
04. 2015年4月02日 17:17:56 : IJjjrLkBu1
  沖縄は、米軍が本土に攻め入る手前で犠牲となった島である。よって、その体験は本土の住民とは全く違うものであったと言える。つまり、本土での戦争体験というのは、主に東京大空襲と原爆投下であり、これは米軍による攻撃で日本人が被害を受けた記憶である。従って、日本軍の軌跡について知るのは、本土の人間としては、アジアに派兵され、飢えと病で生死をさ迷い、かろうじて帰国した元兵士、しかもその多くは部下によって身を守られて帰国出来たような立場の上等兵であろう。かくして、彼らの口は重く、戦時の日本軍の軌跡については、負の部分は中々語られる事が無い。
  かくして、本土では米軍の軌跡については空襲や原爆投下を語り継がれるも、日本軍については逆に、戦犯の汚名を着せられた、など、政権党によって下へも置かぬ扱いが常なのである。
  この間沖縄はどうかと言えば、本投稿やコメントにもあるように、事も有ろうに、米軍との決戦を理由に上陸した日本軍は、むしろ沖縄県民に対して苛立ちを露わにし、地元民蔑視も相まって、子が泣くと言っては黙らせ、挙句の果てには米軍に投降などすればどんな目に合うか分からん、と、集団自決を強いたのである。最後には壕に入った日本軍兵士が少女に白旗を持たせ、その背後から様子を見ながら出て行くという有様であった。沖縄県民には、皮肉にもむしろ八重山で大流行したマラリアを米軍が駆逐してくれた、という記憶が残っているのである。
  本土の人間が体感したことの無い、自国の軍に酷い扱いをされた、という強烈な記憶が、辺野古基地に関連してまたしても、今度は日米共有の、隣国の防衛を理由とするもそれには留まらず、集団的自衛権行使法を通し、遥か中東まで防衛力を伸ばす、その為の基地の拡大であることで、まざまざと蘇るのであろう。
  しかも、環境の観点からも埋め立て地というのは際限なく拡大する恐れがあり、それが早くも調査の段階で信義則を超えたのである。それに加えて本土から多数の名だたるトップが周辺の土地を買い占め、砂利利権も取り沙汰されている。
  これをあくまでも推進しようと、沖縄県民の凄まじい記憶も余所に、会ってやるとか会ってやらないとか、国は上から目線である。ましてや、農水大臣を防衛局が駆り出して、あたかも防衛大臣でもあるかのように、県知事を黙らせようと、国という威信を前面に出して来ているのである。
  自国の軍は遥か異国の地に有って、まさか現地住民を抗日分子などと称して武器も持たない民間人を相手に「戦争らしきもの」を行って武勇伝としていたのも知らず、本土の民衆は日本軍に対して負の記憶が無く、ましてや現政権に連なるエリート層は、沖縄県民の舐めた辛酸など知る由も無いのであろう。
  日本軍は自国の民衆を守らなかった、という、国内では沖縄県民のみが持つ日本軍の軌跡を、本土の人間は「見たく無いから見ない」、という訳には行かないのである。一体何が有ったのか、知ろうとしなければ、次の戦争など闘える訳も無い。
  それどころか、早くも日本の統治エリートが防衛省を先頭に、自国民に対して闘いを挑んでいる、という様相である。日本国政府の今回の対応は、武器も持たない民衆相手に抗日分子の掃討などと称して「戦争らしきもの」を行い、悦に入っていた当時の日本軍と変わり無いのではないか。防衛省を主体に、政権党が防衛局のコントロール下にあるような状況に対して、本能的に、納税者、有権者として強い危機感を持つのは、沖縄県民だけでは無いと思うのである。  

05. 2015年4月02日 21:35:25 : aDRsFk27AQ
>>04
仏国王朝並の個人的且つ物理的肉体的な敗戦が
戦後とは云えたったの今からでも「連中」には必要なのかも知れませんね。
そういう事が終わってこそ真の戦後の清算の、やっと漕ぎ着ける第一歩たる物になるのかも知れません。
彼らのサボタージュでやり残した「宿題としての敗戦体験」なのですから、
それは凄惨なものでしょう。彼らはチャウセスクやカダフィの様な其れを覚悟すべきかと思います。
東京裁判がどうと在れ、最早GHQの様な親切な物は無いのですから…

[32削除理由]:削除人:アラシ
06. 北の零年 2015年4月03日 11:01:46 : pi7eKAjFENWsU : nLVcr7ZQsY
敗戦に遡ること3ヶ月の沖縄戦の史的検証はきっちりなされねばならない。

これ迄も散発的にテレビに取り上げられても来たが注目されること少なかった。
この間、NHKが「ひめゆり」と「遺骨収集」を2日連続夜と朝に、取り上げはしたが、
一見公平な扱いに見せて、奥歯に異物の挟まった報道姿勢を直感して、
大きな違和感を覚えるものだった。琉球時代の沖縄、その異文化性が好きだ。
沖縄は「琉球国」として独立し、日本国に国家賠償を問うべきだと考える。
たとえソレが現実的でない孤立の意見であろうとも…。

独立に舵を切らねばヤマトンチューは誰1人沖縄の犠牲に理性の眼を向けない。
沖縄問題は情緒では何も解決しないし、歴史的検証も出来ないだろう。
それは未来に向かう日本国の不幸である。



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