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テレ朝は古舘氏と古賀氏の「生バトル」で揺れたばかり(C)日刊ゲンダイ
番組では批判しながら…「報ステ」今度は“派遣切り”問題浮上
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/158520
2015年4月1日 日刊ゲンダイ
古賀茂明氏と古舘伊知郎氏の「生本番バトル」で揺れたテレ朝、報道ステーションに聞き捨てならない問題が浮上している。
報ステといえば、原発問題や沖縄の基地移転、政府が推し進める派遣切りなどについて、積極的に批判してきたが、その裏では「ありえないような派遣切りがあった」(業界事情通)というのだ。
対象になったのは下請け会社から派遣されている40代後半と30代前半のディレクター。3月末で“クビ”になったのだが、その通告がたった1カ月前だったというのである。
「そりゃないでしょう、という感じです。だって、再就職を探すにしても1カ月前じゃどうにもならない。4月改変の他局の番組はもう募集を終わっているからです。もちろん、局の事情や、その人の能力で、スタッフを切ることがあるのは分かります。でも、彼らも生活がかかっている。テレビ朝日もその辺は承知していて、これまでは再就職の斡旋をしてきたのです。しかし、今回はそれもなかった。派遣切りを批判してきた報ステの冷酷な派遣切りはブラックジョークみたいな話です」(TV業界事情通)
現場の番組スタッフは「明日は我が身か」と浮足立っているという。それでなくても、古賀氏の暴露で、古舘のええカッコシイがバレた報ステは存亡の危機といわれる。そこに派遣切りだから、「今後は優秀なスタッフから逃げ出す可能性がある」(同)という。そんな事態になれば、番組のオペレーションが成り立たなくなる。報ステはますます瀬戸際だ。
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