http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/372.html
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「古舘氏は「ニュースと関係ない話」は謝罪したが、古賀氏が述べた話の内容は否定しなかった:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17001.html
2015/3/31 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!(リテラ)http://bit.ly/1BV7PGu
「放送から一夜明け、古賀氏が、彼に非常に近い新聞記者に語った内容を我々は独自ルートで入手した(古賀氏本人に確認したところ『ノーコメント』)」
テレビ朝日の報道局員「報道フロアはもう騒然となってましたよ。報道局幹部は、激怒してましたが、番組のスタッフや局員からは、よく本当のことを言ったという称賛の声や、普通のことを言っただけじゃないかという冷静な声、激論はあってもいい、面白い、視聴率が取れるといった様々な声が出てました」
古賀茂明「(番組幹部W氏に)あなたは名前を出さないで裏でそういうふうに圧力かければすべて済むからいいですけど、僕は名前出してやっているんですよ、と。だからあなたも正々堂々と言えると思っているんだったら、名前を言っても何も困らないでしょうと言ったら、それは困ると」
「私が黙っていたら、前にあったテレビ局への自民党からの圧力文書の時、テレビ局が何も抗議しなかったことと同じになってしまう。だから私は黙っているわけにはいかない。菅さんが脅してくるなら、私はそれを言いますからねと、だから申し訳ないけど私はああいうことを言わせてもらった」
テレビ業界の人は、局内の「非公式な放送コード」にすっかり順応してしまい、言論の自由への制約が以前より強まっても、もう疑問にも思わなくなっているのか。
「他局もそうだから」みたいな、外部から見れば何を言ってるのかと思う理屈で、本来持ち続けるべき疑問を流してしまっているようにも見える。
古賀氏が指摘しているように、昨年末の総選挙で自民党がテレビ各局に「与党批判するな」と恫喝した時、大手テレビ局は形式的な抗議文を出しただけで実質では完全に服従した。
与党圧勝という予想を一斉に出して与党有利の流れを作り、政策の失敗は報道せず、テレビコメンテーターもその流れに追従した。
古賀氏の行動について「テレビコメンテーターのあるべき姿」という小さい箱の中に論点を押し込み「コメンテーターとしては失格」と切り捨てて幕引きにする光景を見ると、言論の自由はこうして社会から失われていくのかと改めて思う。
言論の不自由を否認することで、それは論点から徹底的に除外される。
小島慶子さんとの『AERA』での対談の冒頭でも少し触れたが、日本人は出来事を時間や空間の繋がりや脈絡で捉えず、単体の出来事として周囲から切り離して評価・採点して終わり、というパターンが多いと思う。
出来事を「何かを変えるきっかけ」にしない。
福島原発事故も、何の転機にもなっていない。
> 想田和弘この発言自体が露骨な圧力ですよ。→菅長官、バッシング「事実無根だ」「当然、放送法という法律があるので、まずテレビ局がどういう風に対応されるかをしばらく見守りたい」 報ステでの発言に - 朝日新聞デジタル http://t.co/H1pdRgUgSA
> 想田和弘 彼のボスもそうだが、菅官房長官は自らに権力があることを自覚し自重するどころか、権力をちらつかせて反対者を黙らせることに躊躇がない。ヤクザと同じ。朝日バッシングに見られたように、マスコミも団結して横暴な権力と闘うどころか、同業他社を叩く好機とばかりに尻馬に乗るのだから始末におえぬ。
「政府のテレビ局への圧力」という民主主義の根幹に関わる問題に一切触れず、古賀氏の人格問題に矮小化して袋叩きにする動きの中に、テレビ業界人の姿もあるのが異様だと思います。
古賀氏を見せしめとして潰す前例を作ることは、自分達の足枷をさらに大きくするはずですが。
古賀氏の件で不思議なのは、テレビ業界人やテレビコメンテーターの中に「自分は政権批判NGなんて一度も言われたことがない」「だから今まで安倍政権を批判したし、今後もする。NGと言われても従わない」とコメントする人が見当たらないこと。
政府の圧力が古賀氏の妄想なら、こう明確に言えばいい。
たった一人のテレビ出演者が、水面の下に隠れていた「言論の不自由」を水面の上に出すだけで、慌てふためいてそれを手で覆い、出した人間を袋叩きにする。
対米従属の否認、言論の不自由の否認、男女不平等の否認、汚染水海洋漏洩の否認など、社会の中で「無いこと」にされる現実がどんどん増えている。
今日の「報道ステーション」、古賀氏の一件について何か報じるかと思って観ていたら、菅官房長官の「圧力をかけたというのは事実無根だ」という記者会見を伝えた後、古舘氏は「先週ニュースとは関係のない話になったことをおわびします」と頭を下げた。
「政府の圧力の有無」には一切触れずに済ませた。
古舘氏は「番組放送中に首相官邸からテレビ朝日に電話が入ったことも、政府または政府の意向を汲んだ会社上層部の圧力で出演者やプロデューサーの入れ替えが行われた事実も一切ありません」とは説明しなかった。
つまり「ニュースと関係ない話」は謝罪したが、古賀氏が述べた話の内容は否定しなかった。
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