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野党への大逆風の中、驚異的に「生活の党」が支持率を1%台に載せている。 共同通信 世論調査(ざまあみやがれい!)
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/348.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 30 日 13:25:05: igsppGRN/E9PQ
 


野党への大逆風の中、驚異的に「生活の党」が支持率を1%台に載せている。【共同通信 世論調査 2015年3月30日】
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65946099.html
2015年03月30日12:09 ざまあみやがれい!


2015年3月30日(月)の昼となりました。
9200人の秘書、座間宮です。

本日は共同通信社の世論調査が出ていますので、分析など無料メルマガでお届けいたします。


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まずまとめ。

内閣支持率の微増、政党支持率での与党の大幅アップなど、統一地方選挙に向けて与党に隙はない。
野党支持率はここに来て減少しており、統一地方選挙においては、小さなパイを野党間で争う展開も予測される。

集団的自衛権や安保関連の世論調査は、これまでと同じように「変化を望まない」結果となっている。ただしこれが統一地方選挙において大きく影響する可能性は限定的だろう。統一地方選挙において、国家の政策に関する是非はなじまない可能性があるからだ。その視点で見れば、政府・自民が掲げる「地方創生」という経済政策は、統一地方選挙に馴染むだろう。春闘での賃金UPなどのムード情勢が、政府・与党にとって追い風となっている可能性を示唆する調査結果となっている。

この世論調査だけではなく、様々な情勢分析からも、統一地方選挙においては、野党にとって、「前回衆院選以上の逆風」となる可能性が出てきている。

例外があるとすれば、生活の党が支持率を1%台にUPさせてきたことだ。逆風の中驚異的だ。

では、内閣支持率から。

-----------< 引用開始 >----------
(問1)内閣支持率
支持する  55・4(54・2)
支持しない 32・7(32・5)
-----------< 引用終了 >----------

と内閣支持率は微増です。

先日の日経世論調査でも内閣支持率は微増でした。

3月の安倍内閣は、安保法制の与党協議がありながら、内閣支持率を高止まりさせることに成功したということになります。

理由を考察してみます。

1つ目。
「集団的自衛権」という言葉を全面に出さず「安保法制」という言葉に置き換え、失点を減らしたこと。昨年の集団的自衛権の行使に関する閣議決定の際の支持率大幅ダウンを踏まえた戦術的なPRと私は見ています。

2つ目。
3月の春闘の「ベースアップ(ベア)などの成果が細かく報道されたこと。実質賃金がUPするかどうかは不透明ですが、昨年の結果よりも賃金アップがなされているという結果が報じられていることが安倍内閣にとって追い風となります。

その上で「支持する理由」を見てみます。
目立った動きがある回答のみ引用します。

-----------< 引用開始 >----------

(問2)(問1で「支持する」と答えた人に聞く)支持する最も大きな理由を1つだけお応え下さい。

・首相を信頼する
11・0(14・3)
・自民党・公明党の連立内閣だから
14・0(10・8)
・経済政策に期待できる
20・9(14・4)
・外交に期待できる
6・4(4・4)
・他に適当な人がいない
28・6(35・1)
-----------< 引用終了 >----------

「経済政策に期待できる」とした人が「+6・5」となっています。これまでの経緯から見ても目立った動きです。

3月中、連日のように報道が取り上げた「賃上げ」がムードを作り出し、この結果になっていると見ておきます。

世論とは、実体ではなくムードなのです。

では政党支持率です。

-----------< 引用開始 >----------
(問4)あなたはどの政党を支持しますか?
自民党 42・1(39・0)
民主党  6・5 (7・4)
維新の党 4・0 (4・9)
公明党  4・2 (2・8)
共産党  4・8 (5・0)
社民党  0・4 (0・5)
生活の党 1・1 (0・7)
次世代の党0・8 (0・7)
(※いくつか割愛)
支持政党なし 35・2(38・2)
-----------< 引用終了 >----------

自民も公明も支持を伸ばしています。公明の支持UPは私の想定とは異なっています。公明党は胸をなでおろしていることでしょう。今公明党支持が伸びている理由は、今後の安保法制に対しての歯止めとなる期待があるかもしれません。

上記の「政党支持率」を元に、自公支持と野党支持を算出すると

自公 46・3(41・8)
野党 18・5(20・0)

となります。野党のパイは「より小さく」なっており、野党間の支持獲得争いが熾烈となる状況です。

こ の中で注目が1つ。野党への強い逆風の中で他の野党が支持率を減らしている中、「生活の党」が1%の大台にのせてきたことです。存在感がほとんどない状況 からここまでくるのは驚異的です。これは3月の各紙の世論調査においても同様の傾向となっています。日曜討論への山本太郎共同代表の出演が影響している可 能性があります。社民党の存在感がより小さくなっていることとは対照的です。

さらに、世論調査は、集団的自衛権などの安保法制について集中的に行われています。

-----------< 引用開始 >----------
(問5)あなたは集団的自衛権を行使できるようにする法整備に賛成ですか、反対ですか。
賛成 40・6
反対 45・0
分からない・無回答 14・4
-----------< 引用終了 >----------

集団的自衛権の法整備への賛否が「5ポイント以内」に拮抗してきています。ひっくり返る日は違いでしょう。

-----------< 引用開始 >----------
(問6)安倍晋三首相は、集団的自衛権の行使に関連する法案を今の通常国会に提出し、成立を図る方針です。あなたは、この方針についてどう思いますか。
賛成 38・4
反対 49・8
分からない・無回答 11・8
-----------< 引用終了 >----------

(問5)と比較して「反対」のポイントが増えています。これは「今の国会では早過ぎる」と考える人が少し増えた、と見ておくと良いかもしれません。他の要因ももちろんある可能性があります。

-----------< 引用開始 >----------
(問7)日本の平和と安全に重要な影響を与える自体が発生した際に戦闘を行う米軍に対し、自衛隊が後方支援できる範囲はこれまで事実上「日本周辺」とされてきましたが、政府はこの前提を外す考えです。あなたは賛成ですか、反対ですか。
賛成 29・7
反対 61・9
分からない・無回答 8・4
-----------< 引用終了 >----------

これは反対が過半数を大きく上回っている結果となりました。これまでと違うことに対して違和感を持つ人が多いことがわかります。

-----------< 引用開始 >----------
(問8)政府が検討している法整備では国際紛争に対処する他国軍を後方支援する自衛隊の活動範囲が従来の「非戦闘地域」から広がる可能性があります。あなたは賛成ですか、反対ですか。
賛成 21・8
反対 69・6
分からない・無回答 8・6
-----------< 引用終了 >----------

これも、(問7)同様、反対が過半数を上回っています。

-----------< 引用開始 >----------
(問9)あなたは、他国軍の後方支援で自衛隊を海外派遣する際には、必ず事前の国会の承認が必要だと思いますか。
必要だ    77・9
必要ではない 16・6
分からない・無回答 5・5
-----------< 引用終了 >----------

国民のおよそ8割が、国会での事前承認が「必ず必要」だと思っているとのこと。

ここまでで集団的自衛権や安保縫製に関する調査は終わりです。

これまでの内容からの変更を望んでいない人が、変更を望む人よりも多い結果になっています。

ただしこれがどこまで、統一地方選挙の情勢に影響するのかは「限定的」だと私は見ます。

衆 院選、参院選とは異なり、地方自治に関する選挙とされているからです。与党の掲げる「地方創生」はそういう意味では、選挙戦術的に「中央集権的」でありか つ「地方自治的」であって、優れた「集票戦術」であると見ることができるでしょう。統一地方選挙まえなら安保法制の議論は可能だと踏んだ官邸側の、戦術の 意味がわかります。

では、最後に

・70年談話
・辺野古問題

の世論調査の設問を紹介して終わりにします。

-----------< 引用開始 >----------
(問10)安倍首相は戦後70年に際して首相談話を発表する考えです。あなたは、この談話に歴代首相の談話にあった「植民地支配と侵略」への「反省とおわび」を盛り込むべきだと思いますか。
盛り込むべきだ    54・6
盛り込むべきではない 30・5
分からない・無回答  14・9
-----------< 引用終了 >----------

盛り込むべきが過半数を超えています。

-----------< 引用開始 >----------
(問11)沖縄県の翁長雄志知事は米軍普天間飛行場の移設先での海底作業停止を政府に指示しました。あなたは政府はどう対応すべきだと思いますか。
作業を進める  38・9
作業を停止する 47・8
分からない・無回答 13・3
-----------< 引用終了 >----------

作業を停止すしたほうが良いと思っている国民が、半数近くであることがわかります。

共同通信の世論調査に関する緊急分析は以上になります。

 

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コメント
 
01. 2015年3月30日 14:07:03 : N6O7GcoG4Q
逆に産経でもこの程度しか上げれなかった
さんさん賃上げ報道や官製株価でもこのていどでしかなかったということ

02. 2015年3月30日 15:24:21 : YxpFguEt7k
状況は悪化の一途をたどっています。厚生労働省が昨年7月にまとめた国民生活基礎調査によれば、相対的貧困率(年収が全国民の年収の中央値の半分に満たない国民の割合)は、2012年に16.1%に達しています。人数にして2000万人超!
日本人の6人に1人が貧困層ということになります。1985年からほぼ一貫して増加傾向にあります。

 もはや、貧困は他人事ではなくなっているのです。この状況を放置すれば、国力の衰退を招くことはもちろん、わたしたちの生活もいずれ脅かされます。
いや、もう脅かされつつあると言ったほうがいいでしょう。(小野口 哲 日経ビジネスオンラインメールマガジンより)


生活を守るのです。それが国力低下を防ぐ方法なのです。
安全保障などに回している金などないのです。


03. 2015年3月30日 16:52:47 : dnch6LMoTA
国会ではウソのヤジを飛ばした。
日本住民は集団的自衛権拡大解釈に反対。

地方選挙は住民に身近な課題が争点となるがァヘのヤジの中身
自衛隊員を外国で人殺しをさせる解釈はとなると

身近な問題です。隊員と家族が身近に住んでいるからです。
住民の誰が、旧知の隊員を戦場に送り出したいと思いますか?

共同通信の数値のみを読んでは得票を読み違えますよ。
地方選挙は自公の息のかかった候補は落選するでしょう。

選挙民は国会答弁を見ています。
沖縄県民を愚弄する内閣を見ています。

マスコミに裏から圧力をかけていくら言論統制を行っても
影響はじわじわと出てきます。



04. 2015年3月30日 18:10:50 : 2m01TRIq4M
3月30日(月) 世論調査が示している安倍首相の「逆走」ぶり
五十嵐仁の転成仁語

 「この道」しかないと言い張って、安倍首相は暴走を続けています。しかし、今日の新聞に掲載された共同通信の世論調査結果は、この暴走が民意に反する「逆走」だということをはっきりと示しています。

 3月28、29両日に実施された全国電話世論調査では、問1から問13までの13の質問がなされています。その中で、内閣支持率やその理由、政党支持率以外の政策についての質問への回答は、以下のようになっています

1、安倍内閣を支持する55.4 支持しない32.7
2、支持する最も大きな理由は、ほかに適当な人がいない28.6 経済政策に期待できる20.9
3、支持しない最も大きな理由は、経済政策に期待が持てない20.8 首相が信頼できない17.6
4、どの政党を支持しますか 自民党42.1 民主党6.5 共産党4.8 公明党4.2 維新の党4.0 生活の党1.1

 以上の結果で注目されるのは、安倍内閣の支持率は依然として高く過半数を維持している、その最大の理由はほかに適当な人がいないことにある、支持しない理由では経済政策に期待が持てないが最も多い、政党支持率では共産党が5%前後で前回同様、第3党になっているなどの点です。
 とりわけ、支持しない理由の2番目に首相が信頼できないとの回答があり、首相の人柄が好きになれない(10.7)を加えれば28.3と最多になっていることが注目されます。いかに安倍首相本人への不支持が大きいかが、この点に示されていると言えるでしょう。

 このように国民に嫌われている安倍首相ですが、その掲げている政策や方針についても、国民は全く支持していません。この調査に対する具体的な回答は、以下の通りです。

5、集団的自衛権の法整備について賛成40.6 反対45.0
6、通常国会で成立を図る方針について賛成38.4 反対49.8
7、「日本周辺」を外すことについて賛成29.7 反対61.9
8、自衛隊の活動範囲が「非戦闘地域」から広がることに賛成21.8 反対69.6
9、海外派遣で必ず事前の国会承認が必要だ77.9 必要ではない16.6
10、戦後70年談話で「植民地支配と侵略」への「反省とおわび」を盛り込むべきだ54.6 盛り込むべきではない30.5
11、米軍普天間飛行場の移設先での海底作業を進める38.9 作業を停止する47.8
12、18歳への選挙権年齢引き下げに賛成54.2 反対41.0
13、「1票の格差」について昨年の衆院選は合憲だと思う34.6 合憲だと思わない44.3

 以上の結果に示されているように、安倍政権が実施しようとしている政策で、賛成が多いのは18歳への選挙権年齢の引き下げだけです。これについてはほとんどの野党も賛成していますから、こうなるのは当然です。
 集団的自衛権行使のための安全保障関連法案について、今国会で成立を図る安倍晋三首相の方針に約半数が反対だと答え、安保法制の法整備自体についても反対の方が賛成より多くなっています。他国軍を後方支援するための自衛隊の海外派遣には8割近い人が必ず事前の国会承認が必要だとし、「日本周辺」の前提を外すことに6割以上が反対、自衛隊の活動範囲が「非戦闘地域」から広がることにも7割近くが反対しています。
 夏に発表する戦後70年の首相談話をめぐっては、半数以上が「植民地支配と侵略」への「反省とおわび」を盛り込むべきだとしています。米軍普天間飛行場の移設先での海底作業についても半数近くが停止することを求めています。

 見事に、安倍首相が進もうとしている「この道」とは反対の世論が示されていると言うべきでしょう。安倍政権がいかに民意に反しているか、国民の願いに反する形で「逆走」しようとしているかが、この調査結果によって明瞭に示されています。
 このような世論とは正反対の道に進むことが許されるのでしょうか。このような民意に沿った政治運営を行ってはじめて、民主主義社会における政治だと言えるのではないでしょうか。
 
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2015-03-30


05. 2015年3月31日 17:41:24 : L1jBjuOwfs
>野党への大逆風の中、驚異的に「生活の党」が支持率を1%台に載せている。

他の野党もせっせと記者会見やって意見表明に励めば、国会質疑より有効かも知れない。


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