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「政府の皮をかぶった強盗に近い」辺野古移設問題について、山本代表
http://www.seikatsu1.jp/activity/press/20150324-2.html
2015年3月28日 生活の党と山本太郎となかまたち
小沢一郎代表・山本太郎代表共同記者会見(2015年3月24日)
3月24日午後、小沢一郎代表と山本太郎代表が定例記者会見を行いました。会見概要は以下の通りです。
【 質疑要旨 】
•普天間飛行場の辺野古移設問題について
•NHK番組出演とストロンチウム計測発言について
•街頭記者会見について
•統一地方選について
普天間飛行場の辺野古移設問題について
Q.玉城幹事長、小沢代表、山本代表に伺う。 翁長知事が辺野古の埋め立てをやるなと言っても政府は強行の構えを見せていることについての受け止めと今後の展望について。
玉城デニー 幹事長
A.私から先にお話しをさせていただきます。もうこの間の情報、流れは、皆様ご承知のとおりで、昨日、翁長県知事が岩礁破砕の恐れがあるということで工事を中止せよと、1週間以内に返事をするようにと期限を設けて中止要請しました。詳しいことはまだ聞いていないのですが、今日もうすでに沖縄防衛局は工事を続行すると返答して、これからは法的な手続きを視野に入れるというようなことです。
昨日の翁長知事の会見では、仮の話しで明言なさらなかったのですが、そういうことになった場合には、腹を決めているということでの覚悟の発言がありました。これからは様々な法的な観点を含めて県は、それこそ県知事の許認可権限をめぐって、きちんと自分たちの主張をしっかり前面に出していく。闘いも含めた国との協議をするということになりそうです。
一方、現場は現場で昨日は、県知事のこの発表は大きな一歩だということで、辺野古のゲート前、海上で活動を担当するボランティアの方々は喜んでいらっしゃったようですが、また引き続き気を緩めることなく、しっかりと活動していきたいというニュースが入ってきております。
Q.そうなると、太田知事のときの「象の檻」事件みたいになりませんか。
玉城デニー 幹事長
A.そうですね。いわゆる強制代執行みたいな形の手続きを取るということですが、以前にどこかの委員会で強制代執行を取らないと、恐らく防衛大臣だと思いますけれども、答弁をしたという経緯があるということを少し説明しておきます。これから国のやり方はどうなるのかを静観するということのようです。
小沢一郎 代表
A.何か一部に「法治国家、民主主義国家だから一度決めたことは、やらなければダメだ」という議論が出ているようですけれども、それはまったくおかしな反対です。民主主義国家だからこそ、(県の)政権が変わったら、県民のその意思を汲み取りながら、自分自身の政策を進めるというのは当たり前のことです。
以前の政権(政策)をずっと引き継がなければならないというのでは、政権交代にならないし、民意はいつまで経ったって反映できない。当たり前のこと。ですから知事の許認可に係わることは、沖縄県の新政権がそれは考え方が違うと。県民もその主張を認めて選挙に勝ったわけだから。それは筋道として何もおかしいことではないと思います。
国が強制執行するというのは、法律的には多分、やればやれるところがかなりあると思います。けれども私は、そんなことまで政府がするとは思いません。ですから後は知事がきちんと自分が県民に話したように、その主張を腹を据えて通せば、その意味では事実上、(政府が)強行することはできないと思います。
山本太郎 代表
A.日本は法治国家だというお話しですけれども、翁長知事は法令に基づいた岩礁破砕の取消しを求めているわけです。(政府は)「意味が分かっているのか」という話しです。先ほど言われたとおり日本は民主主義であるわけだから、直近の選挙でも、その前の選挙でも沖縄の民意は、もうはっきりしている。
辺野古に基地はいらないということは、もう決まったのだと。それをドヤ顔で民主主義国家だと言う人たちの気が知れない。まさに今やろうとしていることは、政府の皮をかぶった「強盗」に近い形、無法者のような集団だなというような印象を受けます。こんなことが続くならば、止めるなら今だろうと思います。
Q.安倍首相が翁長県知事と会わないことについて。
小沢一郎 代表
A.政府は今のところ強行しようという構えですから、話しをする意向はないのではないですか。
ただ私自身は、今さっき言ったように県民の意思によって選ばれた新知事が、前の仲井眞さんの行ったこととは違う方針を打ち出したからといって、それが「非民主的」 だとか 「法治国家に反する」 とかいう類いの議論をすることは、見当違いな、間違いな話しだと思っています。
どうしても政府が(辺野古に)造りたいということであれば、それはもう静かに話し合う。まず話し合いをすると。それが最終的に知事と総理ということになるかもしれませんけれども。いずれにしても進めたいなら、当面、担当大臣等々と話し合いをしながらうまく進めていくようにするのが、政府のやり方だと思います。
とにかく今もう国会でも、多数の下で「何をやっても」というやりたい放題ですから、この沖縄の問題も数と権力で強行突破できると、そう思っているのではないですか。今言われたような総理と知事が話し合うというのは、現時点ではちょっと考えられないと思います。
Q.流出ビデオに関するツィッターのコメントは、玉城議員の公式発言を認識してよいか。
玉城デニー 幹事長
A.ビデオ流出の問題の件ですね。私から少し経緯を紹介いたします。実は2月22日にいわゆる基地施設の境界ラインから入ったということで県民2人が強制逮捕された事件に関して、それを基地の内側から撮ったビデオが、一般の男性がそれを加工してYou Tube に流したという件について、私はツイッターで「政治的な意図があったのではないか」ということもツィートさせていただきました。
そのビデオを流した方、在沖縄県のアメリカ海兵隊のナンバー2・政策広報の方が、その直後、結局解任処分を受けたということで、名前と写真入りで新聞にも報じられたとおりです。その前後で流すということはつまり、県民同士の分断の意図があったのではないか。あるいは政治的に含みを持たせた流出だったのではないかということで、ツイッターでコメントさせていただきました。そのことについては、もう新聞でも報道されているとおり、その担当者という方は処分を受けたと発表されています。
NHK番組出演とストロンチウム計測発言について
Q.NHK『日曜討論』への出演感想とその際のストロンチウム計測発言の真意について。
山本太郎 代表
A.データ隠しと言われるものの1つとしてストロンチウムが毎日、海に垂れ流されている状況があります。海に垂れ流されたストロンチウムというものは、一体どのような動きがあるのか誰にも分からないのです。ということは流れ出た所の周辺を魚が回遊していて魚がそれを食べて体内に取り込んだらどうなるか。生体濃縮という形でどんどん毒が強まっていきます。
ハンフォードの核施設で近くに流れるコロンビア川の水の中を調べた方々が、プランクトンが毒物1を喰らった場合、体内に取り入れたらそれは2千倍になると。それがまた食物連鎖という形でプランクトンから小魚、小魚から魚と繋がっていくことによって、どんどんどんどん体内で濃くなっていくのだということも考えると非常に危険であります。
ストロンチウムは、セシウムよりも大量に出ている可能性があります。というのは、ベータ核種が捕捉されていなかったり、それだけではなく、そのまま垂れ流されたりという部分がある。先日もA排水路でしたか、そしてK排水路からストレートに外に出ているという状況を見ると、例えば魚であるとか、それ以外もそうかもしれないけれども、汚染水の問題と繋げて、食品中のストロンチウムを測っていかないと非常に危険な状態になるのではないかと。
ストロンチウムは体内に入って、もちろん排泄されるものもあるでしょう。だけどこれは身体の中でカルシウムとくっついたりし、例えば骨の中に取り込みやすくなる。 排泄されたものに関しては、口から入って排泄されるまでの経路の間にも被曝を続けるかもしれないが、途中で骨の中に蓄積されてしまったものは、ずっとそこで放射線を発する。被曝し続けるってことなのです。これってすごく危険ではないですか。どうしてそこの検査をしないのかってことなのですけれども、そんなことになったらパニックになる可能性があるかもしれないと。
安全・危険は、究極的には分からないということなのであれば、予防原則に立って物事を判断する。少なくとも国民の財産・命を預かっている政府・政治がやるべきことは、そのことなのですから。とにかくどのような形でどれだけ出ているかということを調べたほうが良い。その入り口として、ストロンチウムというキーワードが出てきたと考えていただければいいと思います。
(出演の)番組の感想は、討論も何もないような状況です。討論という番組名がついているけれども討論ではない。各党の言い分を回していくといった番組内容だと思います。それでも、それは非常に有り難い話しだと思っています。この先呼ばれるかどうかは分かりませんが、伝えたいことはすごく多いので、1分間にもう少し落ち着いて幅広い年齢の人々に語りかけることができたら良いかなと思っています。 久々の地上波(出演)だったので死ぬほど緊張しました。
街頭記者会見について
Q.3月11日の街頭記者会見は弊社のウェブだけでも動画の再生回数が5000回を超え、普段の記者会見の10倍くらい再生回数が多い。山本太郎共同代表だけでも毎週1人でも街頭記者会見をしてはどうか。
山本太郎 代表
A.私も週1回やりたいところですけれども、このような党という形に入らせていただきまして、お役目がけっこう増えたわけです。委員会が増えまして、今もう質疑考えるだけでパニックになりそうなのですけれども。そんな中で週1回は、なかなか現実的ではないと。それで2週間に1回を定例ということにさせていただきたい。
3月26日(木)、今のところ(街頭会見を)行う予定です。場所はここで言っていいのかな。今、僕の頭の中にあるのは新宿です。恐らくアルタの向かい側になるのかなと。新宿東口。そのときにスケジュールが合ったらぜひ(玉城)デニー先生にも来ていただきたい。小沢さんは色々お忙しいので、タイミングをパシッと決めていただいて来ていただければいいなと思っています。
今回は、我が党の若手2人。5人しかいない中での2人なのですけれども。新宿の街を熱くできたらなと1人で企んでいます。いきなり言ったので、(玉城)デニー先生もどういう返事をしていいのか分からないと思うのですけれども。
Q.3月26日(木)街頭記者会見の時間について。
山本太郎 代表
A.夕方6時頃からになると思います。詳細が決まりましたら皆様のほうにお知らせいたします。
統一地方選について
Q.3月26日は道・県の各知事選告示日。小沢代表の街頭演説予定について。
小沢一郎 代表
A.それはまだ分かりません。うちの地元(岩手県)は8月、9月だから違うのです。 今のところ、まだ分かりません。野党がきちんと統一候補として自公と対決するということであれば、私は全力でやりたいと思いますけれども。どうもそういう姿があんまり見えてこないのです。今のところの予定はありません。
玉城デニー 幹事長
A.各党間で調整がつき、発表できるものがありましたら党ホームページでも発表していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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