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2015-03-25 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
フイリピンに出来たことが、何故、日本には出来ないのか?
フイリピンのスービック米軍基地撤去は、フイリピン人の独立願望と反米軍基地感情などを主な要因として、達成された。
フイリピンの米軍基地の撤去が可能になったのは、フイリピンに米軍基地を置く米国側にとっての軍事的戦略的価値が、元々、なかったからだろうなどと言う人がいるが、たとえそうだったとしても、米軍基地撤去を実現したフイリピンの「独立願望の激しさ」は無視できないだろう。
残念ながら、今の日本にも日本人にも、そういう「独立願望の激しさ」はない。
経済優先の植民地主義根性と、卑屈な奴隷根性と属国感情が蔓延していると言わなければならない。
私は、フイリピンの「イエロー革命」によって、大統領だったマルコス夫妻が、マカラニアン宮殿から、民衆によって追放され、逃亡する瞬間を報道するテレビ映像に釘付けになった記憶がある。私は、必ずしもマルコス大統領に批判的ではない。
むしろ、アジアにおける反米民族派の政治指導者として高く評価している面もある。
しかし、それにもかかわらず、マルコスを民衆の手で、追い詰め、追放に成功したフイリピン国民の政治意識には感動した。
結果的にはその後のフイリピンにはアキノ大統領という親米傀儡政権が誕生することになるわけだが、それでも、フイリピン民衆の反植民地感情と独立心を高く評価したいと思う。
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